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雪組『ケイレブ・ハント』情報 & 花組『仮面のロマネスク』開幕直前

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今日から9月ですね。

学生さんの多くは新学期の始まり。
長いお休みを経て再開した学校は憂鬱でしょうか。

私は「うへぇ」と思ってました。
休みが長くなると出ていく事が億劫になってしまって。

今でも、お盆明けやお正月明けは「冬眠したい…」と思ってます。
(お盆は冬じゃないだろ)

さて、雪組『ケイレブ・ハント』新人公演の配役が一部発表されました。

主演は永久輝せあ。
ヒロインは星南のぞみ。

ひとこちゃん新公主演独占状態ですね。
バウワークショップでも、ひときわ輝いてました。

…とはいえ、私は脇目も振らず、縣さんを見つめてましたが。
ちさと君も煌めいてました。

主演コンビ以外の発表はまだなので、縣千の配役は不明。
ちさと君はどんな役を戴くのでしょうか。
どんなちさとも観に行くぜ。

本公演の人物相関図も発表になりました。
本役のトレバーは、ケイレブ・ハントの探偵事務所の雑用係なんですね。

…という事は、たとえ台詞が少なくとも、舞台上にチョロチョロしてそう。
舞台上にいられる時間が増え、ちさと君も嬉しいでしょうなぁ。
私も、舞台に立つちさと君を見守れて、嬉しいです。


さてさて、明日9月2日(金)から花組全国ツアー公演が始まります。

スカステで放送された稽古場風景で悶絶した方も多かったはず。
私はスカステ難民ですが、明日海Love友さん達や朝夏愛人会から、ちょろちょろ情報が…。
いつもありがとうございます。

9月2日は、明日海りおフォトエッセイ『晴れても。雨でも!!』発売日でもあります。

一気に攻めてきますね。
一気にダダダダッ!より、間をおいて、ポンポンポンの方が有難いんですけどね。
こう…乾いたのどに優しい的な…?

全国ツアー会場で売りまくる目論見なのでしょうな。
色んな人の手に取ってもらいたいな。

9月1日付 静岡新聞にも、明日海さんのインタビューが掲載されているそうです。
先ほど、教えて頂きました。

Eさん、ともちゃん、モコちゃん、たま嫁ちゃん、餌の投与ありがとうございました。
Merciさん、いろんな情報ありがとうございます。
ウォッカさん、静岡新聞情報ありがとうございます。
Anneさん、ももちんさんも、お気持ちありがたく頂きます。

明日は待ちに待った『仮面のロマネスク』初日。
いよいよ明日海ヴァルモン様にお目にかかれます…!


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花組「よん年ぶりの全国ツアー」仮面のロマネスク初日挨拶

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9月2日(金)梅田芸術劇場にて、花組全国ツアー公演『仮面のロマネスク』『Melodia〜熱く美しき旋律〜』が開幕しました。

順番が大きく前後しますが、初日舞台挨拶から。
明日海りお、天然大爆発でした。
さすが明日海さん、期待を裏切りません。

まずは、ご当地出身者紹介。
大阪府に限定せず、近畿圏出身者を紹介する粋な計らい。
他の組では見た記憶がありません。

京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山などは、全国ツアーで回る可能性は極めて低いです。
嬉しいですよね。

予想通り、近畿出身者はとても多かったです。
羽根を背負った4名(明日海、花乃、芹香、鳳月)は腰をかがめたり、膝を折ったり。
後ろの下級生が見えるよう配慮していました。

明日海さんは膝を折り……その折り方が少々がに股で、男らしいんだか、面白いんだか。

近畿圏出身者、トリを飾るのは芹香斗亜(兵庫県)
隣に立つ斗亜ちゃんを向き、膝をがに股に折るトップさん。
いや、あの、そこは普通に立ってて大丈夫かと…。
花乃まりあ、鳳月杏は普通に立って拍手してました。

フィナーレでは、ちなっちゃんが3番手羽根(雉羽付き)を背負ってました♡
めでたい♡

では、我らがトップスター明日海りお様のご挨拶を紹介します。
私の極めて曖昧な記憶なので、たまに嘘ついてたらごめんなさい。
(あかんやろ?!)

台詞はニュアンスです。
話の順番は前後するかもしれません。
どうぞよろしくご容赦ねがいます。


★よんねんぶり

「花組は、よん年ぶりの全国ツアーです」

……よんねん…?
あ、うん、4年ぶりですね、はい。

「私自身はなんと、9年ぶりの全国ツアーだそうです♡」

ちょ、まっ……?
自分の事なのに、何故に伝聞形式なんですか?!


★みりお時間

今回も、しばし言葉が続かず、ストップする事がしばしば。
表情もストップモーション状態。
みりりんが固まっただけで、客席からは笑いが起きました。

何も言わなくても、存在自体が面白い明日海りお。
何も言わずとも…あるいは言いかけただけで笑いが起こり、「???」な明日海さん。
客席に、その謎を問いかけたりも。

存在自体が笑いを起こす、明日海りお。
……そんなトップを、二番手(芹香斗亜)は内心羨ましがってる、に 3,000点。


★全国ツアーって気がしない

「今日から、ここ梅田芸術劇場から全国ツアーが始まりましたが、全国ツアーという気がしません」

梅田芸術劇場は明日海さんにとって、馴染みの劇場。
いつもの外箱公演との違いが、現時点では特になく、ピンと来ないようです。

「これから、全国津々浦々まで回ってまいります」

「ついて来て下さる方は、ついていらして下さい」

「私は行けないわ、という方は関西に戻ってくるまで待っていて下さい」

…と言ってから、少し慌てて補足。

「まだ明日も明後日もここ(梅芸)にいますから」

この「明日、明後日もまだここにいます」は何度か仰ってました。
夫の単身赴任を寂しがる、そんな妻をなだめる旦那様のよう。

「てるてる坊主を作って、最後の北海道まで応援して下さい」

明日海さんは、言わずと知れた晴れ男役。
大丈夫だろうと思いますが、台風シーズンですものね。
明日海さん率いる花組の旅路が、晴れやかでありますように。


★仮面のロマネスク

「とても宝塚らしい作品」

…と仰る明日海さん。
えっ、そうなの?
確かに「フランス、軍服、ドレス、悲恋」…いかにもタカラヅカな要素満載ですが。

「初めてご覧になられた方は(手で顔を覆い)きゃあ♡と思われたかも」

そう、確かにエロいです…!
仮面のロマネスクの感想は、あらためて…!


★9日ぶりのショー?

「…きゅう……ここのか……9日ぶりの……」

ここで、明日海さん自身、ん?…と考え込みつつ。

「……9ヶ月ぶりのショーで、花組のメンバー一同も待ちに待ったショーでした」

花組といえば、華やかなレビュー。
組子の皆さんも、ショーがお好きなんですね。
明日海さんも、花男ぶりが板について来られました。


★出ました、無茶ぶり帝王

3度目のカーテンコール。

「…それでは、折角なので…『これから全国を回るぞ!』…と、ご当地の言葉(方言)で、芹香斗亜ちゃんが言ってくれます♡」

突然振られて、驚く斗亜ちゃん。
しかし、そこは機転が利くキキちゃん。

「それじゃ、『これから全国を回るぞ』と言います」

と(少し文言を変える事を含めて)前置きしてから、

「これから全国回るでー!」

拍手喝采〜!
各地で、その土地バージョンで聞けるのかな?

前回の梅芸公演(Ernest in Love)でも、初日は芹香斗亜、千秋楽では花乃まりあに突然無茶ぶりしてましたね、明日海さん。
二番手も、トップ娘役も、驚きつつ、しっかりした挨拶をしてましたなぁ。
キキちゃんは節分に、花乃ちゃんはバレンタインに絡めて。

それでは、とりいそぎご挨拶の報告でした。
眠くて死にそうなので、続きはまた。

今夜のところは『仮面のロマネスク』の感想を、一言に集約するね。

私は……ゆきちゃんになりたい……!

* ゆきちゃん : 仙名彩世。 トゥールベル法院長夫人役



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花組全国ツアー版ショー『Melodia〜熱く美しき旋律〜』は、Loveテロリスト

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逆から感想を書いたので、このまま逆回転でまいります。

ショー…花組の9日ぶり(by 明日海りお)……もとい、9ヶ月ぶりのショー。

再演ですが、楽曲が一部変更したり、メンバーが減少・交替したりで、印象が大幅に変わりました。

まずね……明日海りお!
悪い顔してる。
ヴァルモン様を引きずってるのもあるけど、それより……それより!
花男になってます。

明日海、芹香斗亜、鳳月杏のトリデンテの並びが多いから、鳳月杏と比べてみて。

涼やかでクールな鳳月さん。
熱くて攻めっ気満々の明日海さん。

鳳月さんの笑顔は「にこ」
明日海さんは「ニッ」

なんて悪い笑顔なんだ……!

舞台奥から前方へ進んでくる時、肩が違います。

鳳月さんは、肩を左右に綺麗に入れ替えて歩いてきます。
スッスッ。

明日海さんは、肩で風切ってます。
あるいは、肩をグイグイ入れ込んで来ます。
ズンズン!

そして、踊り方。
鳳月さんはもともと、ハイレベルなショーダンサー。

明日海さんはバレエの基本に沿った、美しく丁寧な動き。
それが結構高くジャンプしたり、なんというか…アグレッシブ。

このショーの為に通いたい!…と思いました。
ヴァルモン様とは違う意味で、悩殺されます。
(根っこは一緒かな?)

芹香斗亜メインの『Downtown Jazz』
芹香さんのダンスも切れが良くなってるような。
キキちゃんはシルエットが、立ってるだけで男前。
動くとダンサブル。

明日海りおを筆頭に、芹香斗亜、鳳月杏。
綺麗な三角形が構成されてる、花組全国ツアーチーム。

これが…このバランスがすっっっごく良くてね…!

明日海さんは、尋常ならざるゴールドの輝きを放ってますし。
芹香さんは、若やいだシルバー。
鳳月さんは、洗練されたプラチナの輝き。

明日海さんは脇を固める二人より、身長こそ少し低いけど、存在感はピカイチ。
芹香さん、鳳月さんは体格がほぼ同じ。
明日海さんを挟んで正対称に並ぶと、明日海さんを守護する武人のよう。

明日海さんが水戸黄門だとしたら、芹香さんが助さん、鳳月さんが角さん?
「この紋所が目に入らぬかぁ〜!?」
と印籠をかざすのは、角さんだったかしら。

客席降りは3回。
1回目は、明日海さんが単独で。

2回目は、花組生が総出で。
明日海、芹香、鳳月は舞台上で踊ってます。

3回目は明日海、芹香、鳳月の3人が客席へ。

この3回目で、どうも鳳月さんが客席で、通路脇の席の横?手すりに座ったらしくて。

その様子は残念ながら、3階席からは見えず。
1階席にいらした Anneさんの日記を拝読して知りまして。
あの、もんのすごい「キャ〜〜〜♡♡♡」の謎が解けました。

本気で殺しにかかって来たぜ、明日海りお率いる花組全ツ組が……(震撼)

スペインの男は、柚香光の代わりに鳳月杏がソロ。
耳に心地良く、安定した歌唱にうっとり♡
無理なく男役声が出てるのね。

スペインの女は、鳳月杏に代わって聖乃あすか。
美少女ジプシーの風情を漂わせていました。
ファンデーションを浅黒くして、メイクも工夫してたような。
大舞台での抜擢、笑顔でしっかり踊りこなしてました。

柚香×鳳月は、年上の美女に翻弄されてる感がありましたね。
その路線でいくなら、もう少し上級生が女装する選択肢もアリかも。

ちなつちゃんより上だと、夕霧らいさん?

……それなら…いっそ、明日海さんではどうでしょう?

花組本でスペイン美女に扮してたの、お似合いでしたよね。
話題作りとしても、なかなかナイスだと思うんですが。

トップスターの女装は、希少価値。
それだけに、インパクト大。

例えば、凰稀かなめさんのパイナップルの女王は衝撃的でした。
退団公演でも、怪盗フェニックスの七変化の一つに女装を採り入れてらして。
双方とも、見事な脚線美を披露されてました。

明日海さんは、男くさくなられて来たので、遊び心を発揮した女装もアリかなと思います。
男役の完成度が高い人ほど、女装の完成度も高い気がします。
しかも、男とも女とも言い難い、幻惑に満ちた存在感。
(かなめ様に続き、月組全ツ「アパショナード」での凪七瑠海を連想しております)

…と、花組に話を戻しましょう。

花乃まりあ率いる花娘軍団の『All of me』
花乃ちゃんの髪型が変わってます。
前回の「新源氏物語」と同時上演の「メロディア」では、アップスタイル…というのかな?
今回はミーマイのサリーのような髪型。
キュートで似合ってました。

そして、前回に引き続き、花野じゅりあ姐さんに目がいきます。
かっこいいダンスなのね、じゅりあさん。
金髪ボブのウィッグも似合いますしね。

仙名彩世はソロをとる場がありました。
そして、エトワールも。
ゆきちゃん、大活躍。
エトワールの歌唱は、優しく柔らかく包み込むようで素敵でした。

こんなに出来る子を、劇団さんはなぜ…?
白華れみちゃんといい、勿体ない…。
(退団後、見事すぎる歌を聴き、改めて勿体ない!と思いました)
素晴らしい人財をみすみす……もったいないお化けが出ますよ…?

そして、ショーの華・黒燕尾。
歌詞が原詞(英語)になりました。
これで、音源がカットされず、DVDに残ります。
明日海さんが歌い上げる曲、そのままに。
嬉しいです♡

ダンスも……五月雨みたいにパラ、パラ、パラとした動きですが、実は統率がとれている、という。
ものすごーく高度でスタイリッシュ。

移動の時、髪に手を当てたり、伏し目がちになったり、軽く溜息ついてみたり……全部、計算だもんね!

計算マコちゃんならぬ、計算りおちゃん、計算キキちゃん、計算ちなっちゃん……and so on!

男役のメロウな色香にやられるぜ…。

燕尾服は正統派で、わざと崩した変形フォーメーションダンス。
でも、崩し具合さえ全て計算されてて、実は統制がとれている。

高度な技を駆使して下さいます。
振付の KAZUMI BOY 先生。
それを踊りこなす花組生。
……お見事です…!

そういえば全体的に、明日海さんのダンスが激しくなってる気がします。

つられて、こちらの動悸も激しくなります。
ふ、不整脈が……(死)

そんな罪深い明日海さんのダンス。
締めは、奥方・花乃ちゃんとのデュエットダンス。

こちらも、お芝居同様、男女の駆け引きが描かれています。
わざと素っ気なくしたり、強引に腕を取って引き留めたり、素直になれない大人の恋という感じ。

明日海さんが歌う『My funny Valentine』とても好きです…♡

メロメロになります……。
腰が砕けます……。

あっという間の 50分間でした。
体感では、10分にも満たない感覚。

前回のバージョンも好きですが、全国ツアーバージョンは更に迫ってくるものがある……ような。

明日海りおはじめ、花組生は観客を妊娠させる気で臨んでると思います。

子宮を空けて、劇場へ参りませ。
贔屓の子が、そっと宿るかもしれませんよ…?



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龍真咲さんの退団を想う

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本日9月4日は、龍真咲さんの宝塚退団日です。

…と書きだしたものの、どう続ければいいのか……言葉が見つかりません。

龍さんは明日海さんにとって、最も近しい先輩でいらしたと思います。
明日海さんにとって特別な方は、明日海ファンにとっても大切な方です。

本日は花組全国ツアー梅芸千秋楽と重なるため、映画館中継は拝見できませんが、心の中でお見送りさせて頂きたいと思っております。

龍さん、(明日海さんが)たいへんお世話になりました…。
龍さんご自身も仰ってた通り、お二人は性格が異なります。
龍さんは明日海さんに、多くの刺激や学びを下さった事でしょう。

ありがとうございました。
…と、私が申し上げるのは立場違いかもしれませんが、御礼を申し上げる事をお許し下さい。

龍さんの前途が洋々と広がりますよう……と書いて、NOBUNAGA のラストシーンと重なりました。

日本の内海から、外海へと漕ぎ出した龍信長公。

宝塚という花の海から、龍さんはどんな海へと漕ぎ出していかれるのでしょうか。

ご武運をお祈り致しております。



私信です…。
真咲さんを愛しておられる puripuriさんとALICEちゃん、とても気になっています。
お二人のブログが更新されるたび、必ず拝読しています。

しかし……メールは敢えて控えています。
龍さんに集中する、そのお邪魔にならぬよう…。
同じ龍さんファン同士で分かちあわれる邪魔にならぬよう…。
少なくとも、しばらくは…。

他人事とは思っていません。
いずれ来る、いつの日かの私の姿だと思っています。



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明日海りお、関西弁でご挨拶(花組『仮面のロマネスク』梅芸千秋楽)

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気がつけば、梅芸千秋楽です。
早いですね。

それでは、梅芸千秋楽のご挨拶を紹介します。
私の曖昧な記憶によるため、勘違いがあるかもしれません。
台詞はニュアンスです。
よろしくご了承願います。

(そうそう、ショーのレポは、コメントとAnneさんから教えて頂き、一部修正予定です)


★ご当地出身ジェンヌ紹介

近畿出身ジェンヌの紹介。
羽根を背負った方々は、身体を斜めにスライド。
屈むより、その方が見やすいと気づいた様子。
ですが、明日海さんは相変わらず膝も折ってました。
後ろのジェンヌさんを遮らぬよう、スライドとの併せ技で、より見やすく。
優しいトップさんです。


★兵庫県出身・芹香斗亜

…と高翔組長のコールと同時に、キキちゃんが花組ポーズ!
隣のキキちゃんを向いて、スライド膝折りした明日海さんも、思わず感嘆。
客席も「おお〜〜!!」大きな拍手。
キキちゃん、満面笑みのドヤ顔♡


★花組生の観劇

トップスターの挨拶で開口一番、

「今日は、轟悠さんのディナーショー参加メンバーが来てくれています」

とても嬉しそうな明日海さんでした。
柚香光くんはじめ、DSメンバーも嬉しかった事でしょう。


★ご当地の言葉であいさつ

「全国ツアーという事で、ご当地の言葉・関西弁で挨拶します」

会場、大喜びの拍手。
明日海さん、目を虚空に向け、眉根を寄せ、ふぅっと深い呼吸。
真剣さが伝わって来ます。

「今日は花組全国ツアー仮面のロマネスクとMelodia〜熱く美しき旋律〜のご観劇、ほんまにありがとう」

「梅田では5回しか(上演)できなかったけど、皆のおかげでめっちゃ盛り上がったで!」

明日海さんは、芹香さんを振り返ります。
おそらく発音が正確か、気になったのでしょう。
芹香さんは親指を立て、「大丈夫」とネイティブ関西人のお墨付き。
ほっと胸をなでおろす明日海さん。
大丈夫も大丈夫、会場は大歓声。
ヒューヒューという声も。

「盛り上がり過ぎて、(なんて言ってるか)聞こえへん時もあったけど」

会場も、明日海さんはじめ花組生達も笑いの渦。

「いや、でも、めっちゃ嬉しかったで」

本当に嬉しそうな明日海さん、そして花組生たち。

「次はしろしま……ひろしま、広島へ行きます」

ちょっとロレツが回りにくかった?

「これから花組生が全国を回り、ブイブイ言わせる訳ですが…」

明日海さんのブイブイ言わせる姿、見てみたい。
三輪車に乗ってたりして(グラフ9月号参照)

「どんどんファンを増やしてまうから……」

なぜか溜める明日海さん。

「……金色の砂漠と雪花抄のチケット、押さえておいた方がええで」

笑顔でドヤ!
次作の宣伝も忘れない、意外としっかり者の明日海さんでした。

「これから全国ついて来てくれる人は、折りたたみ傘を持って来るんやで」

この時、外は雨だった模様。
ところが、終演直後に雨が上がりました。
昨日も同じく。
さすが晴れ男役・明日海りお。
傘を忘れても大丈夫かも?!


★行ってきまぁ〜す!

3度目のアンコールは、スタンディング・オベーション。
明日海さんは降るような拍手を浴びながら3階席を見上げ、とても嬉しそう。

「これから全国へ行って来るで〜!」

決意表明すると、

「これで終わりです♡」

出た、明日海さんの伝家の宝刀・強制終了〜!

「本日はご観劇下さって、ほんまにありがとう」

明日海さんはじめ、花組全国ツアーチームの皆さん、ほんまにおおきに!!


余談ですが、柚香光くんも熱心に拍手してました。
ファンモード全開なのか、れーちゃん?
親近感が湧きまする。

「それ、ちゃうで?」
「こんなんもあったやん」
といったツッコミ大歓迎です。

それでは、チェリオ!(←マイブーム継続中)



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月組トップスター交替に寄せて

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本日は9月5日(火)です。

昨夜から本日未明にかけて、ネットの海を泳いでいました。
主に龍真咲さん関連の情報を求めて。

洟をかみながら、読みました。
様々なツールを通して、すでに大半の方がご存知でしょう。

観てもいないのに、複数の方々のTwitter等のレポを繋ぎ合わせてみました。
(ゆるふわまさぴょんさんのブログも、お昼休みに拝読しました)

本当にすみません……。
ただ、ここを踏まえておかねば、本題の意図が伝わらないだろうと思いまして…。

以下は、人様のレポートをざっくりツギハギ、科白はニュアンスです。
どうぞご寛恕いただけますよう、お願い致します。


何度目かのカーテンコール。
一人で登場した真咲さんが、袖に向かって「ちゃぴ」

呼ばれて舞台へ出てきたちゃぴ(愛希れいか)に

「感情に蓋をしてるでしょう」
「もっと感情を素直に出したらいいよ」

…と、ひとしきり得意の説教(?)を垂れてから、

「今までありがとう」

真咲さんに呼ばれて動揺し、感情の蓋が外れかけていたちゃぴ。
ふるふる頭を横に振り、手で顔を覆い……涙腺崩壊。

逆の袖に向かい「たまき」

呼ばれて出てきた珠城りょう。
涙を堪え、下を向いてたとか。

こちらには「泣くな。しっかりしろ」と喝を入れる真咲さん。

「私は卒業しますが、これから月組を引っ張っていく若い二人をよろしくお願いします」

……まさきさん……(涙)

「私も最初の頃は心配されたし、色々言われた。言ってもらえる内が花」

ご自身の経験もふまえた助言。


月組トップスターのバトンタッチ。
以前、はなさんが教えて下さった「涼風真世から天海祐希への交替風景」が重なりました。

涼風さんも、嫁(麻乃佳世)を若い後継者(天海祐希)に託しての退団でした。

己の両脇に立つ、20代半ばの天海さんと麻乃さん。(すみれコード…ごめんなさい)
涼風さんは己の胸の前で、天海さんと麻乃さんの手を重ねて。
後継者ふたりを激励し、観客に紹介したそうです。

時を経て、酷似した光景を目の当たりにした方々。
……それは……もう……泣くしかないでしょう……。


最後に「良きライバルに出会い、競いあえたこと」に触れたそうですね、真咲さん。
誰とは仰らなくても、今までの経緯から、誰を指しているかは明白ですね…。

そのひとは、大阪で舞台に立っていました。
同じく千秋楽の挨拶を述べた最良のライバルは、龍さんの事は口にしませんでした。

ですが、こう言ってましたよ。

「(梅芸での手応えを感じて)これで胸を張って全国を回れます」

全国ツアーのお客さんは「初めて宝塚を観る方」を想定しています。

その千秋楽で、他組のトップスターの退団について触れなかった事。

感傷に溺れず、宝塚の看板を背負い、初見のお客様を意識した姿勢を貫いた事。

それは、明日海りおがプロフェッショナルである証と言えるかと思います。

かつて、『二人の貴公子』千秋楽の挨拶で、
「いつも龍さんの背中を追いかけて来ました」
と仰った明日海さん。

龍さんが宝塚を去られても、「より良い舞台」を目指す姿勢を保ち続ける事でしょう。

それこそが、龍さんへのはなむけであり、感謝の体現でもあると思います。


一見、破天荒に映る事もあった龍さんは、
「宝塚の伝統を受け継ぐこと」
を重視されていました。

後続にバトンを渡せて、安堵をおぼえると…。
己の役割を果たせた、と。

明日海りお、珠城りょう。
龍さんと同じく、宝塚が大好きな後輩です。
龍さんが大切にして来られたものを、有形無形に引き継ぎ、守り通していくはずです。

卒業される、最後の最後まで笑顔を保たれた龍さん。
そのお姿を拝見して濡らす涙は、哀しみ以上に温かさをもたらした事でしょう。

本当にありがとうございました。



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ヴァルモン子爵はもみじ饅頭の夢を見るか?(仮面のロマネスク)

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本日発売の読売新聞関西版の別刷り情報紙「読売ファミリー」に明日海りお様の写真とインタビューが掲載されています。

たかこさん、明日海Love友さん、細雪三女さん、お知らせありがとうございました。

三女さんとは、お互いのメールが同時の受送信で笑いました。
これもひとつの相思相愛でしょうか。

読売新聞さんの「金色の砂漠」宝塚大劇場の貸切公演は11月27日(日)15時の部です。

貸切公演のお知らせありがとうございます、朝夏愛人会1号さん。

ちなみに、2号は私です。
朝夏愛人会の言い出しっぺなので、2号を名乗らせて頂いてます。
愛人といえば、2号かな? うふ♡……と思いまして(汗)


さて、今日は花組全国ツアー『仮面のロマネスク』広島公演。

『仮面のロマネスク』はシリアスな悲恋物だと思うんです……が!

まさかのお笑い系アドリブをぶち込んだそうですね、明日海さん。

ダンスニー芹香伯爵に、こう問い掛けたとか。

「もみじ饅頭は食べたのか?」

ちょ、まっ、フランスだよね?
フランスに、もみじ饅頭はあるの?!

Merciさんの日記を拝読して、はわはわしました。
そして、ここで引用する私。
Merciさん、いつもホットな情報ありがとうございます。

そして、ツイッターを探す私。
見つけました……見つけましたぞ。

ダンスニー芹香がセシルくり寿と何をするか、ヴァルモン明日海に訊かれ、答える場面ですね。

「広島焼きは食べなかったの?」
「鹿さんと遊ばなかったの?」
「もみじ饅頭は?」

…と質問を畳み掛けるヴァルモン様。

何故そんなにご存知なんですか、広島のことを?!

大阪でも言ってほしかったなぁ。

「歌うって、それだけ?」
「お好み食べへんかったん?」
「ビリケンさんの足裏なでてへんの?」
「たこ焼きは?」

……ヴァルモン様ぁぁぁ〜〜〜!!
Once more, please……!!

うぬぬぬぬ……!
静岡と浜松バージョン、楽しみにお待ちしております。


なお、本日の日記のタイトルは、フィリップ・K・ディック著『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』のもじりでした。


※ hanagumimirio様
明日海さんの広島弁、パーフェクトでしたか。
耳が良いのでしょうね、明日海さん。
……ところで、明日海さんは本当に「広島焼き」と仰ったのでしょうか?
広島では「広島焼き」「広島風お好み焼き」は笑止、広島のお好み焼きこそ「お好み巻き」だとお聞きしています。
その辺の言葉選びや、会場の反応は党だったのか、秘かに気を揉んでおります。



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月組・花陽みら退団発表

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今日の公式サイトも、ニュースが盛りだくさんでした。
追いかけきれませんがな…。

そんな中で、最も私の目を引いたお知らせが
「花陽みら退団」

「10月21日バウ公演千秋楽をもって退団」
星条海斗主演『FALSTAFF』で…。

イゾラベッラでのサロンコンサートが発表された時、
「トップ娘役の退団前のミュージックサロンみたいだな」
と思ってはいましたが…。
大劇場での階段降りなしでの退団は、淋しいですね。

みくちゃん(花陽みら)といえば、明日海りお初ディナーショー『Z-LIVE』サポートメンバーの一員でした。

明日海りお(89期)を筆頭に、紫門ゆりや(91期)、鳳月杏(92期)、花陽みら(93期)、晴音アキ(95期)という錚々たるメンバー。

男役さんは、貴公子系で固めてますね。
娘役さんは、歌姫揃い。

当時のメンバーのうち2名(明日海・鳳月)が、組替で花組に。
そして、みくちゃんが退団。
時の変遷を感じます…。

『Z-LIVE』での明日海さんは兄貴風を吹かせ、リラックスしてて新鮮でした。

メンバー一同でお話してる様子が紹介されてましたが本当に楽しそうでしたね。

まず東京のホテルで開催し、次いで宝塚ホテルで。
宝塚ホテルの公演が終れば、おしまい。
それを想像すると、淋しい…と感傷的になってたとか。

明日海さんは帰宅前に宝塚ホテルへ向かい、事前確認をしてらして。
宝塚ホテルから出て来た明日海さんとたまたま遭遇し、嬉しかったと。

そんな話もしてた記憶があります。
文言は正確ではありませんが、許して下さいませ。

そんなにも明日海さんを慕って下さって……ありがとう…ございます…(感涙)

花組へ組替後のディナーショー『Asumic Advance』の方が下級生モードに戻ったような…?
控えめで、遠慮がちだったような。
組替してまもない頃でしたものね。

花組の下級生達は、明日海さんと一緒にいられて、とっても嬉しそうに見えました。

ありがとうね……花組の下級生さん達…(ほろり)

うちのさゆみに優しくしてくれて……(どんな立ち位置?)


月組の歌姫・みくちゃんの話に戻します。

『Z-LIVE』の羽田から伊丹への移動中、飛行機が乱気流に突入。
揺れを怖がって、はーちゃん(晴音アキ)にぎゅっとしがみついた様子を「可愛かった」と明日海さん。

明日海さんに「可愛い」と言われるなんて……羨ましい……(ハンカチ噛み)

実際かわいいですしね、みくちゃん。
丸顔で、お目々くりん。
(私は丸顔+くるんとした瞳になりたかった…)

退団後も歌い続けていかれるのかな…。
少なくとも関西では、音楽教室で歌を教える元ジェンヌさんをよくお見かけします。
そして、なぜか娘役さんが多いような。

花陽みらさん最後の舞台を拝見する事は叶いませんが。
最後の宝塚の舞台を無事務め上げられますよう、お祈りしています。


※ hinako様
「リブログしてもいいですか?」とのお申し出、ありがとうございます。
みくちゃんのような、柔らかな声質と安定した歌唱力を持った娘役さんは貴重だと思います。
確かな技量をもつジェンヌさんを、もっと大切に活かしてほしいな…と願わずにいられません。



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最後のダンゴは俺のもの

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本日から、宙組『エリザベート』東京で開幕。
東京初日おめでとうございます。

そして、公演デザート……『最後のダンゴは俺のもの♪』

えっ、ダンゴ?!
オーストリアはハプスブルグ家のお話で、まさかの団子……?!

最後のダンゴは俺のもの

チョコレートプリンにあんずジャムとホイップクリームをのせ、チョコスプレーでコーティングした白玉団子をトッピング。
爽やかな香りのハーブ・セルフィーユを添えて…。
白と黒のデザートをお楽しみください。

……だそうですよ。
なるほど、白(白玉、クリーム)と黒(チョコ)ですか。

白と黒の対比は、愛と死、シシィとトート……などが浮かびます、

無垢な魂を持つヴィンディッシュ嬢は、白のイメージ。
野心や欲望、権謀術数が渦巻く宮廷は、黒のイメージ。

宝塚大劇場の公演スイーツは、宝塚ホテルによるもの。
素材や調理法も作品ごとに考えられてて、クオリティがなかなか高いんです。

東京のネーミングお笑いセンスと、宝塚ホテルの品質が掛け合わされたら、どんな事になるかしら?



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「ようこそ、人生へ」新生月組『グランドホテル』ポスターUP

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!新生月組『グランドホテル』
先行画像に続き、ポスターもアップされましたね。

先行画像でも、珠城男爵と愛希グルージンスカヤは雰囲気ぴったり。

そして、さらにメンバーが増えたポスター登場。

世界観が伝わってくるような…。
正直、オリジナル版(ハリウッド映画)の雰囲気を再現してるというか……超えてきたというか。

ヨーロッパ(ドイツ・ベルリン)の重厚な佇まいが浮かんできます。

グランドホテル・ポスター

5組の中で、最も若いトップスター・珠城りょう君(94期・研9)

……のはずですが、就任前に撮影したとは思えぬほど、どっしりした真ん中感。
北翔海莉さん(84期・研19)並みに、落ち着き払ってるかも。

しかも画像を見る限り、男前度が格段に上がってる気がします。
二番手期間こそ短かったけれど、真ん中に立つ事で一気に魅力を開花していきそう。
朝夏まなとさん(88期・研15)も、そんなパターンでしたね。

真ん中が似合う人。
真ん中で魅力や能力を発揮する人。

そういう人を見抜く目を持ってるのかな、劇団は。
あるいは、そうなるべく育てているのか。

天性の何かをキャッチする感性と、育成方法。
どちらも大切ですね。

印象としては、千尋の谷に突き落とされて、這い上がってきた感がありますが…。
珠城さんに限らず、他にもね……色々とね……よぎるものがあります。

ただ、宝塚のような上下関係が厳しい世界で「早期からの抜擢」は、必ずしも単純に喜べない側面があります。

研1、研2といった最下級生時代から、飛び抜けて目立つと、逆に芽を摘む恐れも…。

逆に言えば、「そこで潰れるなら、それまで」という見方もあるのかもしれませんが……うぬぬ。

何にせよ、厳しい世界だと思います。

そこでトップまで昇りつめるのは、何だかんだ言っても「選ばれし人」

タカラジェンヌになった時点で、充分「選ばれし人」なのに、さらにトップとなると……その境地は想像が及びません。

一般人(と括るのも、いささか乱暴ですが…)と同じ面もあるでしょうけれど、大きく異なる面もあるでしょう。

裏返せば、少なくとも一般人と同じ視点・価値観では乗り越えていけないのかもしれません。

ふんわりホンワカに見えても、強靭だろうし。
真面目なだけでなく、柔軟だろうし。

同じ事に直面しても、捉え方も異なるかもしれませんね。
私なら頭を抱えるような事も、チャンスと見るのかもしれない。

「タカラジェンヌ全員が、すでに選ばれし人」

そう語ったのは、珠城の嫁。

「タカラジェンヌのメンタルを、私達の基準で測るなかれ」

…と示唆してくれたのは、宝塚ファン&ブロガーの先輩・美鶴さん。

視点を引用させて頂きました、ありがとうございます。

彼女達もまた、私からすれば、視野が広くて肝の据わった人です。
私は、ノミの心臓というか……キャパシティが狭いので。

それでは、新生・月組さんの話に戻しますね。

『グランドホテル』という群像劇は、月組に合ってる気がします。

一人一人のポテンシャルが高く、それでいて悪目立ちする生徒は見当たらない。
足したり引いたり、加減が程よいんですね。

複数の主要人物は登場するも、確たる主役はいない群像劇。

初演(涼風真世主演)では、真面目で余命いくばくもない元経理マンにスポットを当てた宝塚版。

再演(珠城りょう主演)では、胡散臭いながらもフレンドリーな男爵をメインに据えることに。

再演版の方が、よりオリジナル(ハリウッド映画版)に近づきそうですね。
どんな味付けがなされるのか楽しみです。

ヒロインが、タイピストからバレリーナへ変わる事も華やかさを増しそう。

グルージンスカヤは、人気に翳りが出たバレリーナという設定ですが、演じ手に華がありますからね。

ハリウッド映画では、グレタ・ガルボ。
宝塚では、ちゃぴ(愛希れいか)

男爵&バレリーナ版、とっても楽しみです。

そして、元経理マンを演じる美弥ちゃん(美弥るりか)……このビジュアル……いいんじゃないですか?

美弥ちゃんは、涼風真世ファン。
憧れの涼風さんが演じた役を……嬉しいでしょうね… 。

私は、涼風オスカルをそっと見つめるロザリーになりたかったんですけどね…。

当時、ロザリーを演じた娘役さんは、まだ宝塚にいらっしゃいます。

いまや、雪組の組長(梨花ますみ)さんです。

組長かぁ……しかも、雪組の。
……それはそれで美味しいですね。

ちさと君(縣千)を育てる楽しみがあって。

(そう思うのは私だけ?)
(いやいや、同志はいるはず)

……おっと、脱線しすぎました。

メガネをかけた初老の紳士・美弥ちゃん……予想以上に素敵です。

あーさ(朝美絢)、ありちゃん(暁千星)、わかばちゃん(早乙女わかば)、くらげちゃん(海乃美月)もポスターに登場。

ありちゃん、女装とかそういう以前に、ホンマ誰なんか分からへんよ?
フツーに美人の娘役ですね。
男役のときは幼さが漂うのに、女装してると大人びてるのは何故?!

ひとつ確かなことは、男役でも、娘役でも、ありちゃんは注目を集めるって事ですね。

……と、ありちゃんから離れましょうか。

華やかでいてシックな印象の、素敵なポスターだと思います。

先行画像の、たまき男爵とちゃぴスカヤのツーショットもGOOD!

グランドホテル先行画像

不思議なしっくり感がありますね。
若いコンビなのに、落ち着いた風情と大人の色香が漂っていて。

いつの間にやら、制作発表会見も開いてたんですね。
めまぐるしい〜〜。

最後になりましたが、珠城りょうさん。
月組トップスター就任おめでとうございます。

「ようこそ、人生へ」

ポスターに添えられたコピーですが、「人生」には「グランドホテル」とふりがなが振られています。

多くの人が行き交い、ひととき擦れ違う、仮の宿。

今、生きている事そのものが、仮住まいなのかもしれません。

宝塚という、瀟洒で美しいグランドホテルに立ち寄ること。

なんて贅沢な一睡の夢でしょうか。



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9月9日は菊の節句 & 歌劇に縣千登場

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本当はこちらを、9月9日の日記に上げる予定でした。
「最後のダンゴは俺のもの」がツボに入って、優先しちゃったけど。

9月9日は、重陽の節句。

陰暦の9月9日…本当の重陽は、まだひと月ほど先ですが。

重陽の節句は、菊の花を愛でる日。

桃の節句、端午の節句はそれぞれ、子供の成長を祝う日として定着していますが、菊の節句?
ひらパーの大菊人形展くらいしか思いつかな……(しかも、重陽の節句と関係ないし)

ひらパーは、大阪府枚方市の遊園地・ひらかたパークのこと。
岡田准一(V6)が園長を務めています。
(もちろん、宣伝のための名誉園長みたいな位置付けですけどね)

上田秋成の『雨月物語』に収められた『菊花の約(ちぎり)』は、まさに重陽の節句が重要なキイワード。

義兄弟の契りを交わし、「菊の節句には必ず帰る」と約束して出立したものの、陥れられ、囚われの身に。
約束を果たす為、みずから命を絶ち、千里の道を疾り帰ってきた……哀しくも美しい物語です。

……これ、宝塚で上演すればいいのに。
少々脚色して。

バウで上演するのに向いてそう。
若手主演で。

今なら、雪組のれいこさん(月城かなと)& ひとこちゃん(永久輝せあ)とか…似合いそう。

もちろん、ちさと君(縣千)でも嬉しいです。
お二人いずれかの弟役で、ぜひ…!

ちさと君といえば、発売中の歌劇に掲載されてますね。
『TSUBASA』という若手紹介コーナーで。
(9月2日、細雪ご一家の団欒ランチに混ぜて頂いた際、教えて頂きました)

目ヂカラありますね、ちさと君。
切れ長で涼しげな目元は、若武者の風情。
若衆舞とか、似合いそう。

あぁ……来年2月の雪組公演では、中日劇場組とバウ組、どちらに振り分けられるのか……早く知りたい……!

花組・明日海チーム以外は、遠征しない事にしています。

……が、ちさと君が中日劇場組なら、行かずばなるまいよ…。

そんなにも好きか?!…と問われれば、好きなんでしょうね。

入団前から目をつけ(文化祭パンフレットで)、初舞台から見守ってるので、可能な限り、見届けたいなと…。

ちさと君は、明日海さんとの共通点もなにげにありましてね。
「はうっ…! みりお様みたい…!」
…と、私が勝手に衝撃を受けてるだけなんですが。

縣さんには、芝居の丁寧さ・緻密さを感じます。
粗削りな箇所もありますが、核心を掴んだ演技をする人だな…と。

『ドン・ジュアン』のマルセロは、状況による変化を的確に表現していました。
とりわけ、その死に様に役者魂を感じました。

おそらく、強いこだわりを持って、役に向き合い、舞台に臨んでいると思われます。

ショーでは、本当に楽しそうに、軽やかに踊りますしね。
そこらへんは、マイティ(水美舞斗)を彷彿とします。

そういえば、ちさと君も月組作品から宝塚にハマったクチだったかと。
そこも、明日海さんとの共通点かな?

月組で宝塚を知り、好印象を持ったり、夢中になった人は多い気がします。

ちさと君はおそらく、星逢一夜(中日劇場)組だと予想していますが、さて…?

そういえば、「千ちゃん」から「ちさと君」に呼び方を変えた事について、質問(?)を戴きました。

ちさと君のみならず、珠城さんも「たまきち」から「りょう君」に変えています。

珠城さんの場合、明らかに「りょう」と呼ばれたいんだろうな…と感じまして。
愛称を記載することがあれば、必ず「りょう、たまき」
最も浸透している「たまきち」は決して書かれません。

ご本人の意向を尊重したいと思い、「りょう君」に切り替えました。
「たまきち」という呼称も、呼びやすさとユーモラスさから、個人的に好きですが。

ちさと君も「愛称は、ちさとです」と仰ってるので。
ですが、入団して短いから、芸名に絡んだ愛称がまだないだけ…が真相のような気がします。

何もかもこれからなんですね、縣さんは。

それでも、いつか終わりは来ます。

「今」をしっかり見守りたい……そう思っています。



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本日から静岡凱旋公演(明日海りお)& まぁみりおエリザベート対談

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全国津々浦々の明日海りおファンの皆様…。

いよいよ本日から、明日海さんの静岡凱旋公演が始まります…!

感無量です……!!(←なぜお前が?)

親族はもちろん「さゆみちゃん」 時代のご学友やご近所さんも来場されるのでしょうね。

そうです…… 静岡市民文化会館には明日海さんとゆかりのある方々がいらっしゃ います。
それを胸に留めて、観劇に臨みたいですね。

例えるなら我々ファンは、遠い留学先で引っ掛けられた『明日海のオンナ』
(男性ファンの方々は、女性気分を味わって下さい…)

「さゆみは、いい嫁をみつけてきたじゃないか」
「え…? ヨメ…ですか…?」
「なんだ、なんだ? まだ籍を入れてないのか?」
「…は…はい…まだ…(って言うか、そんな対象じゃ…)」
「ボヤボヤしてると、他の男(役)にかっさらわれるぞ?」
「!!……それは困る……!」

……な~んてね、うふ♡(←腐っとる…)

明日海さんの晴れ舞台を盛り立てるべく、配慮と情熱をもって臨みたいと思います。

明日から三日間…静岡市公演&浜松市公演…は「しぞーか出身のさゆみちゃん」祭だよ♡
(紅ゆずるさんもさゆみさんなのに、混乱したら申し訳ありません…)

明日海さんは晴れ男役。
ですが、梅芸で仰った明日海さんの助言に従いましょう。

「全国ついて来てくれる方は、折り畳み傘を持参して」

レインコートも持参しましたよ、私は。
近畿圏は深夜、けっこうな土砂降りでした……が。
朝から、雨が上がってます。

さすがたい、みりお様……!(どこの言葉?!)
スーパー晴れ男!!
静岡も傘いらずの予感がします。


話変わりまして、TCAから『スペシャル・エディション エリザベート20th. Anniversary』という本(DVD付)が刊行されるとか。

その中で……その中で……なんと……なんと……!

朝夏まなと様 & 明日海りお様の対談!!!……がある…とか……!

まぁみり……まぁみりです。

妄想じゃない、現実の…ほんまもんの…まぁみりですよーーーー!!!

WAI WAIステージから1年ちょいぶりの、まぁみりツーショット……!!

(うちの「まぁみり」は、まぁ様とみりお様を指します)
(うちでは、まぁ様と実咲凛音ちゃんは「まぁみりおん」なのです)
(超ローカル・ルールですが、見逃して…下さい…)

TCA様……(私の)ニーズに応えて下さって、ありがとう…ございます…!

スカステ様にしろ、何だか……気持ちが通じ合ってるような気がします…♡(←錯覚だから)

この情報は、明日海Love友・モコモコさんが教えてくれました。
ありがとうございます♡

それでは、チェリオ!(作品違いだけど、花組だし…いいよね…?)

もうすぐ静岡でござるよ♡



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花組『仮面のロマネスク/Melodia』静岡凱旋公演初日(9月13日)

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明日海りお凱旋公演のため、13日から静岡へ来ております。

お昼少し前に静岡入りし、現地で Anneさんと急遽、落ち合いました。
JR静岡駅地下の観光親善大使コーナーでみりお様のVTRを観たり、ノートに応援コメント書いたり。

ここで、明日海Love友さん達とそのお嬢さんと遭遇しました。
それぞれ別々にご縁を結んだ方でしたが、なんと繋がってらして。
「えぇ〜〜、なんでなんで?!」
とプチ盛り上がりました。

明日海さんを愛するが故のご縁ですね…。
それにしても、世間は狭い…。

さて、とりあえず初日の静岡グルメは……コンビニおにぎりに終始しました。

セノバでお昼を…と思ったら、ダイニングフロアは、どのお店も行列が。
栄えてますな、静岡。

少し外れたら、静かでのどか。
みりお様が生まれ育った土地だと思うと、それだけでドキドキします。

静岡市民会館は、駿府城のお堀端にあります。
広い敷地に大ホール、中ホール、体育館などがありました。

大ホールは、2,000人規模。
会場前には、ヴァルモン子爵&メルトゥイユ侯爵夫人の大きな立て看板。
こんなの梅芸では見なかったよ…!

幕間に人が引いた折、サクッと撮影してきました。
横向きになってしまいました、見え辛くてごめんなさい。

立て看板

でね、チケットも同様のデザイン。
宝塚も、こういうチケット作ろうよ!
記念になるし、チケット半券が一生モノの宝物になるかも。

静岡凱旋公演チケット

将来、子どもに「これが、あなたのお父さんよ」と見せるのが楽しみです。

問題は、女性同士でどう子作りするか…ですね。
(前人未到の不可能に挑戦…)

明日海さんの舞台姿を観てたら、空気感染で妊娠できる気がします。


さて、肝心の舞台ですが。

私は、全国ツアースタート地点の梅芸以来の観劇。
…といっても、10日前。

全ツ自体、ようやく折り返しかな?…というところ。

ですが…ヴァルモン子爵も、ショーも、一段とブラッシュアップされました。

短期間で、よくもまぁ……とクラクラしましたよ。
どの会場の映像がDVDになるか分かりませんが、楽しみです。

故郷で、知ってる人も多くいらっしゃる静岡。
そこで、官能的な演目を披露。
かなり照れるんじゃ?…と思ったりするのは、私が素人だからでしょうか。

当の明日海さん本人は、芝居もショーも色気の出し惜しみなく。
客席降りでも、多くの人々を釣りまくり、殺しまくりでした。

きっと、今回の舞台を観て、宝塚に興味を持ったり、目指したりする人もいるんじゃないかな。
…だとしたら、嬉しいでしょうね、明日海さんも。

『Melodia』は、昨年10〜12月バージョンに比べ、半分の人数とは思えない迫力。

明日海さんご自身、表情が悩ましかったり、ダンスの切れが良くなってたり。

昨日はショーを観てたら、視界がブレてきまして。

視力 1.5(数少ない自慢)なのに、
「あれっ?! 目が見えにくい……な、なんで?!」
…と焦ったら、泣いてたという。

中三の夏、宝塚にどハマりした明日海さん。

ご両親の反対に怯まず、説得(泣いて閉じこもり、発熱まで…という身体を張った説得)した少女が、夢を叶えて帰ってきた。

かつて、バレエの発表会で立った同じ舞台で。
今度は、宝塚トップスターとして。

……そんな事を思ってたら、胸が熱くなり、無意識に涙が溢れていたようです。

明日海さんを、昔から知ってる訳でもないのにね。
気持ちは、近所で小さい頃から見守ってきたおばちゃんやがな。

……って、己が胸熱になった思いを吐き出すばかりで、具体的な舞台レポがまだでした。

静岡バージョンのアドリブを走り書きですが、紹介します。

科白はニュアンスです。
聴き取り間違いもあるかもしれません。
ご指摘・ご教示、どうぞよろしくお願い致します。


★ヴァルモン子爵(明日海りお)が、ダンスニー男爵(芹香斗亜)にセシル(音くり寿)と何をしてるか尋ねる場

ダンスニー 「歌を歌います」
ヴァルモン 「それで?」
ダンスニー 「うっとりします♡」
ヴァルモン 「それだけ?!」

…ここんとこです、はい。
広島では「鹿さんと遊ばなかったのか?」と訊いた、あの場。


1)13日 14時

ヴァルモン様の科白は、あまりハッキリ聞き取れませんでした。
ウォッカさんとAnneさんとツイッターのお力を借りました、ありがとうございます。

ヴァルモン 「静岡おでんは食べたの?」
ダンスニー 「行ってません」
ヴァルモン 「日本平公園は?」
ダンスニー 「いえ…」
ヴァルモン 「大浜プールは?」
ダンスニー 「随分お詳しいですねぇ」

ヴァルモン様、照れニヤ笑い。


2)13日 18時

今度はクリアに聴き取れました。

ヴァルモン 「富士山には登ったのか?」
ダンスニー 「登ってません」
ヴァルモン 「駿府城公園は?」
ダンスニー 「いいえ…」
ヴァルモン 「行ってないのか? こんなに近いのに? すぐそこだぞ?!」

この静岡ネタアドリブ、マチソワとも拍手喝采、笑い声の渦でした。


★3人組アドリブ

帆純まひろ、聖乃あすか、華雅りりかの3人組が収穫(くすねた物)を担いでオサラバする際のアドリブ。

13日マチネでは、3人とも静岡銘菓こっこを手にして参上。

13日ソワレでは、

聖乃 「富士山ってすっげーな」
帆純 「俺、富士山よりすっげー人、知ってる」

とっても楽しげなドヤ顔で、

帆純 「明日海りおさんや〜〜!!」

聖乃くん、りりかちゃんも一緒にやんや、やんや。
会場も大きな拍手。

さりげなく関西弁の帆純くん(大阪府出身)でした。


★ご当地出身者の紹介

「静岡県出身で、静岡市観光親善大使の明日海りおです!」

高翔みず希組長に紹介されると、拍手の嵐が鳴り響き、止まない、止まない。
とっても照れ隠しにおすまし顔ながら、滲み出る喜びが隠せない明日海さん。

鳴り止みそうになく、ついに「ぶった切り王子・みりお様」発動。

腕を大きく横に伸ばし、指揮を振るように頭上に上げ、音をまとめるようにぐっと拳を握ります…と。
魔法のようにピタッと鳴り止む拍手。
(これはこれで、気持ちいいと思う)

マチソワとも、ご挨拶は
「静岡のため、力になりたい」
「宝塚大劇場や東京宝塚劇場へもいらして下さい」
といった内容。

たしかマチネでは、明日海さんの言葉が途切れたタイミングで、何やら呟いた方がいらして。
何でしょうか?という感じで、そちらの方向を優しく見やる明日海さんでした。

ソワレでは、挨拶が始まる前に笑い声が起きましてね。
ん?なになに、どしたの?…って感じで、客席をご覧になりました。

ごめんなさい、明日海さんのご挨拶って、もう期待しかなくて……!
天然ナチュララルな笑いのエッセンスを皆、求めてるんです……!!

そういえば、各地の方言でご挨拶して下さってる明日海さん。
見事な発音と言葉選びで、関西弁と広島弁を披露して下さいました。

ところが、静岡では、まさかの標準語。
しぞーか弁は??
(14日に期待しましょう)

ホテルで仮眠をとった後、興奮しすぎたのか深夜に目覚め、こうしてレポ書きました。

今日もマチソワなのに。
もう朝ですね、とほほ。
少しだけ寝ます。

寝れるかな?

明日海さんが寝かせてくれない……!(おいおい)

会場に近いっていいね…。
遠征の魅力だわ…。

次は、14日静岡アドリブ&挨拶レポの予定です。



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Happy Birthday 朝夏まなと様

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朝夏まなと様、お誕生日おめでとうございます♡

公演中のお誕生日、組子さんやファンの方々からの祝福のシャワーを浴びる一日になるのでしょうね。

水も滴るいい男ならぬ、お祝いにまみれた男役……愛されてますものね、まぁ様。

組子をのびのび活性化させ、求心力と包容力があるトップスターでいらっしゃいます。

9月15日、私は花組さんと共に浜松におります。

東京のまぁ様へ、みりお様の故郷・静岡より、グランデ・アモーレを贈ります♡



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花組全国ツアー『仮面のロマネスク』アドリブ(9月14日静岡、15日浜松)

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花組全国ツアー「仮面のロマネスク」9月14日(水)静岡と15日(木)浜松のアドリブのみ、忘れないうちに。

科白はニュアンスです。
記憶違いがありましたら、ご指摘下さると嬉しいです。

あ、13日アドリブ、一部修正しました。
※「静岡駅周辺」→「静岡おでん」

15日(木)浜松公演……素晴らしかったです。
「仮面のロマネスク」が特に。
感情の震えが伝わる演技でした。

後回しにしてましたが、そろそろ芝居の感想も書こうと思います。
でも、まずはアドリブ。


★ヴァルモンとダンスニー

1)14日 11時 静岡公演

ヴァルモン 「まかいの牧場は行ったのか?」

ダンスニー 「???」

ヴァルモン 「まかいの牧場、なぜ行かなかったの? 富士サファリパークは?」

ダンスニー 「いいえ…」

ヴァルモン 「君は今、いくつなんだ?」

ダンスニー 「22です」


2)14日 15時 静岡公演

ヴァルモン 「静岡おでんは食べたのか?」

ダンスニー 「いいえ、食べてません」

ヴァルモン 「食べてないの?! 安倍川もちは?」

ダンスニー 「食べてません」

ヴァルモン 「こっこは?」 (以下は、「君はいくつなんだ?」)


3)15日 14時 浜松公演

ヴァルモン 「うなぎは食べたのか?」

ダンスニー 「いいえ、食べてません」

ヴァルモン 「うなぎ、食べなかったの? じゃあせめて、うなぎパイは?」


★帆純まひろ、聖乃あすか、華雅りりか

1)14日 11時 静岡公演

3人で「チャ、チャチャ♫」とチャチャを歌い、「静岡お茶!」


2)14日 15時 静岡公演

安倍川もちだったような気がしますが、記憶曖昧。
どなたか、教えて下さいませ。

…と書いたら、コメントで教えて頂きました。

ちびまる子ちゃんの『踊るポンポコリン』を歌う3人組でした!

bigmama様、早速教えて下さって、ありがとうございます♡
同じ会場にいらしたんですね。


3)15日 14時 浜松公演

帆純 「じゃーん! あげ潮やー!」

華雅 「うなぎパイだよー!」

収穫は、浜松銘菓でした♡


とりいそぎ、以上です。
今は、帰りのひかり車中です。
記憶違いや勘違いがあれば、ご教示下さると嬉しいです♡



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明日海ファンの聖地・静岡市

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静岡駅の地下に、静岡市観光親善大使のブースがあります。

静岡市観光親善大使は、明日海りお、春風亭昇太、森理世の3名。

この3名の談話が収められたVTRが流れ、写真やサイン色紙などが展示されています。

親善大使へ向けたメッセージノートがあり、私も書きました。

そのノートに、なんと明日海りお様のメッセージ・サイン・千社札が。

13日にはなかったのに?
それもそのはず、サインの日付は9月14日。

隣のページには、静岡公演の新聞記事が貼られていました。

静岡観光大使

そのブースには、静岡市滞在中、毎日通いました。

13日は、到着後すぐ。(日記に記述済)

14日はウォッカさんと夕食後、ブースの向かいの壁に嵌め込まれた親善大使達の写真を撮影。

観光親善大使

15日は、明日海Love友の匿名希望さん、Merciさんとご一緒に。
Nさんとも遭遇。

そういえば、浜松へ移動前、匿名さん・Merciさんと駆け足で静岡市をピンポイント観光。

静岡雙葉学園、浅間神社、谷島屋書店(呉服町通り本店)

お堀端に建つ静岡雙葉は、白い校舎。
ロータリーにマリア像が建っていました。
明日海さんが堀の水面に舞い散る桜を眺めた図書室は「あの辺かな?」と推測。
もちろん、歩道からそっと拝見しただけです。

浅間神社は、静岡雙葉から近くてビックリ。
授業で写生に行き、豆大福を買い食いしていたさゆみちゃん。
残念ながら、神社前の和菓子屋さんはお休みでした。

明日海さんが宝塚関連書籍を買い求めていた谷島屋書店(呉服町通り本店)

宝塚コーナーには「晴れでも。雨でも!!」がポップ付きで平積み。

谷島屋書店

横向きになってます、ごめんなさい。

谷島屋書店(の一階部分)は、京都四条烏丸のブックス談と似てるような。
間口の広さや奥行き、床の感じとか。
ブックス談より、いろんな意味ですっきりしてましたが。
(談は、さりげなくこだわりの書店だものね)

この比喩が通じる人は少ない気がします…。
すみませぬ。

宝塚の本がなにか入荷してないか、発売日以外でも谷島屋書店を覗いていた中学時代のさゆみちゃん。

けなげな姿を想像しただけで、ほろっと泣きそうになります。

静岡は、明日海ファンの聖地ですね。



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明日海りお、美を極める(メイク/仮面のロマネスク)

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今日は花組さん移動日ですね。

今週末はいよいよ宮城と福島へ北上。
花組全国ツアーも大詰めを迎えつつあります。

故郷(静岡)と千秋楽(北海道)は、どちらも休みづらい日程。
ほぼ迷わず、故郷凱旋公演を選びました。

…が、昨日の浜松公演を観てて…宮城以降も追いかけるべきだったか…」と思わなくもありません。

私はスタート地点の大阪と、静岡・浜松のみ参戦。
それぞれの土地で、明日海さんの演技に変化があり、興味深かったです。

明日海さんは、意識して変えてるのか?
無意識なのか?

おそらく両方とも正解……なんでしょうね。

それでは、大阪・静岡・浜松での違いを比較検討しつつ、『仮面のロマネスク』感想をまとめて参ります。

感想レポートは、あくまでも私の主観です。
「そういう見方・感じ方もあるんだな」と受け止めて頂ければ幸いです。

変化を如実に感じるのは、主に明日海りおさんの演技。
台詞回しや表情はもちろん、メイクにも変化を感じます。

ショーは華やかさを基調に据えた、いわゆるヅカメイク。
シャドーは、青と紫のグラデーション使い。

お芝居(ヴァルモン)の目元は、茶と金で陰影をつけてるのかな?
舞台化粧でなありますが、色遣いは素化粧にも応用できそうな感じ。

「いかにも」なヅカメイクだと、それだけで腰が引ける人もいるかもしれません。

「宝塚」は独特のイメージを持たれている事が、往々にしてあります 。
それがゆえに、とっつきにくさを感じる方もいらっしゃるでしょう。

例えば歌舞伎メイクなんかも、独特のお約束に基づいた化粧法ですよね。

「宝塚らしからぬ」事がプラスに働くケースは、確かにあります。

私の印象では、宝塚ファンになられた方は「月組公演が宝塚との出会い」という比率が結構高い気がします。

私自身、そうでした。
良い意味で、タカラヅカらしからぬ雰囲気に驚いた記憶があります。

関西ではローカルテレビ局で定期的に舞台中継が流れていたし、駅や電車にポスターが貼られてるし、知ったような気になってたんですね。

それが、生で観たらイメージが大きく覆されて。

スタイリッシュで現代的な作風。

髪型やメイクも怖くない。
(ブルーシャドーやバサバサ睫毛……怖かったんですよ…幼な心に)

お芝居も自然だし、楽曲も耳馴染みが良くて。

『仮面のロマネスク』 は楽曲や台詞回しなど、基本的に昭和の懐メロ。
ただ、レトロな魅力として、逆に新鮮に感じる面もあります。

それに、明日海さんを筆頭に、キャスト陣の舞台メイクが綺麗。
今のヅカメイクは、飛躍的に進化しました。

ビジュアルは重要です。

あくまでも私の印象ですが、メイクも、芝居も、梅田は見慣れた感じ。
いつものタカラヅカ。

静岡では、あっさり風味。

浜松では、シャープで洗練されていながら、繊細。

浜松ね……かなり後方席でしたが、お顔は本当にくっきり見えました。

それでいて、メイクが濃く見えないというか……すごく綺麗でした。

ブラウンやゴールドで陰影をくっきりつけつつ、色味は抑えていたように見えました。

娘役に比べたら、やや浅黒い肌につくってますが、絶妙なんですよね…。
ラテン・ヨーロッパ系の肌合いだと思いました……まさしく。

娘役さんと並ぶと、やや日焼けしてるように見えますが、単独だと白人男性なんですよね。

黒髪だから、白すぎると病人みたいに見えるかも…ですし。

しかして、日焼けしてます☆イェイ!…だと、同じラテン民族でも、イタリアやスペインなど南欧系に寄ってしまう。

そこは、フランス貴族に見えるラインを保っています。

ファンデーションの配合……ものすごく練り込んでますね……。

ラテン系といっても「陽気でハッピー」とかいう意味合いじゃなくて、「ラテン語を話す民族」という括りです。

ただ、骨格がっしりイメージのゲルマン民族(ドイツ人等)に比べ、ラテン系は華奢な印象があるような。

ジェンヌさんに例えれば、珠城りょう君がゲルマン系で、紅ゆずるさんがラテン系という感じでしょうか。
骨格的に。(キャラクター的にもそうかも…)

おっと、話をヴァルモン子爵に戻しましょう。

浜松はまず、ビジュアル最強でした。
本当に美しかった。

梅芸より、静岡より、更に極めていました。

梅芸と比べ、浜松での印象はすっきりシャープ。
ですが、後方からもくっきり見える、ばっちりメイク。
化粧品メーカーの宣材写真に使えそうな印象のメイクでした。

全国ツアーという事で「宝塚歌劇を初めて観る」観客層を意識してるのかな?

私が観た3箇所では最も素化粧寄りながら、間違いなく最も手が込んでるのは浜松メイク。

よりナチュラルに見えるよう、自然な肌色と陰影を創り上げる為、どれほどの技術が駆使されていることか……。
私の想像の域を超えています。

気がつけば、メイクの話で終始してますが、さらに凄かったのが演技でした。

長くなりましたので、ひとまず区切ります。
先は長いですな…。



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ケイレブ・ハント新人公演配役発表 & 明日海さんが繋いでくれたご縁

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『仮面のロマネスク』感想途中ですが、取り急ぎ…。

『ケイレブハント』新人公演配役決定。

ちさと君(縣千)は、カズノ・ハマー役(本役・彩風咲奈)

3番手の役です。
もう3番手の役がつくのね…。

ちさと君、おめでとうございます。

『るろうに剣心』や『ドン・ジュアン』で、ちさと君の芝居へのこだわりを感じたものです。

縣くんは、見た目こそ全然タイプが異なりますが、舞台への姿勢は明日海さんに通じるものを感じます。

新人公演では、本役の上級生そっくりに創り込むちさと君。
そこに、上級生や演出家への尊敬を感じます。

そもそものカタチを提供する演出家。

その型を身につけ、下級生に教える上級生。

それを写し取り、自分なりの魂を込める縣くん。

宝塚の新人公演ならではの美しい流れを感じます。

本役についても、もちろん真摯。
たとえ短い台詞でも、その時の心理を深く掘り下げるちさと君。
(るろうに剣心・稽古場レポートより)

縣くんと誰かを引き比べる事は、無意味だと思っています。

それでも、彼の演技を観ると、明日海さんを連想する事があるんですね…。
こだわりと緻密さに、共通点を感じます。
明日海さんも、縣くんも、芝居が大好きなんだろうなぁ…。

舞台での笑顔は鉄板というか、最初から出来上がってるのも、ひそかな共通点ではなかろうか。

縣くんは初舞台から、メイクをどう創ろうと、独特の縣スマイル。
作り笑顔に見えず、心底楽しそうです。

ロケット衣装で大階段のてっぺん付近に立ちながらでも、めっちゃ楽しそう。
なかなかスゴイと毎回思ってます。

疑いようもなく、将来を嘱望されている縣くん。
下級生時代から抜擢される事は、大きなプレッシャーでしょう。
でも、クリアできる力のある人だと思います。

縣くんの舞台姿を観るたび、将来性の大きさを感じています。
今後も周りに惑わされず、自分が信じる道を歩んでほしいです。

「縣千くん抜擢おめでとう」メールを下さった明日海Love友のA子さん、ありがとうございます(^人^)
静岡では、貴重などら焼きをご馳走様でした。
一人5個までの限定販売だそう。
幕間にバッタリお会いしたら、お裾分けして下さいました。

どら焼き

お昼ごはん用食糧を用意して下さった明日海Love友さんも、ご馳走様でした(^人^)

明日海さんの記事掲載メディアを下さった明日海LoveのTさん、ありがとうございます(^人^)

宝塚メディアといえば、懐かしい物を貸して頂いたりも。
大切な物をありがとうございます、マリア叔母様(仮称)

地元ならではのオススメを教えて下さったり、新幹線口まで見送って下さった宝塚LoveのWさん。
これまた、縣千くんおめでとうメールも、ありがとうございます(^人^)

…と書き始めたら、キリがなくなるほど、いろんな方にお世話になっております。
本当にありがとうございます。

他にも、「ここは宝塚大劇場?」と疑うほど、知ってる顔とお会いしました。

皆さん、本当に穏やかで柔らかい方々でね……。

いつだったか、朝夏愛人会メンバーが「応援してるジェンヌとファンは似る」と申しておりました。

私が知る限り、明日海ファンは寛容で穏やかな方ばかり。
そして、秘めやかに情熱的。

明日海さんが繋いでくれたご縁に、あらためて感謝いたします。



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歯の事と、珠城りょう君へのエール

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この3連休は、久々の完全オフモード。
ほとんど寝てました。

あ、歯医者へは行きましたが。

社会人になってから、お金貯めて歯科矯正しましてね。
以来、定期的なメンテナンスを継続してます。

大人になってからだと動きにくいし、歯並びガッタガタ。
歯によっては、噛み合わせに不参加だったりも。

歯を動かすため、何本も抜歯したり、歯と歯の隙間を広げたり(これが非常に痛い)…から始め、ようやくブラケットをつけて。
4年近くかかりました。

ジェンヌさんは歯がお綺麗ですね。
もともと歯並びが綺麗な人もいれば、直した人もいるでしょう。

一言で「直す」と言っても、音楽学校入学前に矯正した人もいれば、入団後、セラミックに入れ替えた人もいるかと。

悪くもない歯をセラミックに変える事は、勇気とお金が要ることでしょう。

単なる審美を超えて、価値観に関わりますね。
歯を動かすだけならまだしも、悪くもない歯を抜いたり、削ったり、セラミックに替えたり…となると。

彩風咲奈さんは、歯はナチュラルなままでいく旨、明言されましたね。

私は矯正に伴い、何本か抜歯しました。
その選択に悔いはありません。

ですが、彩風さんのお気持ちもわかる気がします。


歯といえば、マツコ・デラックスが「歯には民度があらわれる」と話していた事があります。

「人によって価値観が異なるし、踏み込み過ぎかもしれないけど…」と、かなり迷いつつ控えめに…でも、キッパリと。

マツコさんは歯が綺麗ですね。
日頃の手入れに、力を入れてそうです。

それは、お仕事柄もあるでしょう。
また、「生活の質」に関わる問題として重視されてるのでしょうね。

歯でモノをしっかり噛めると、ボケ防止にもなるそうな。
マツコさんや私みたいに、独身で老後を迎えそうな者にとって、ボケ防止は死活問題ですな。
いえ、本当に真面目な話。


連休中、ALICEちゃんに会いました。
祖父母様宅へ向かわれる前に、お時間をとってくれまして。

毎回ほんのすれ違い程度の時間しかなく、最長が電車に30分弱同乗した時でした。
今回初めて落ち着いて、お話しできました。
モーニングセットを食べながら。

龍さんファンのALICEちゃんが、ご自身の日記で珠城りょう君を応援してくれてて。
http://ameblo.jp/alice-no-kuni/entry-12200420600.html
(リンク、全然あかん……ごめんなさい)

もう、有難くてね……御礼を伝えるつもりが、思わず涙ボロボロ……。

私がもし、同じ立場なら。

明日海さん退団直後、新たな花組トップに快くエールを送れるだろうか?
そんな心の余裕を持てるだろうか?

……自信はありません。

ALICEちゃんの懐の深さに、あらためて感謝いたします…。

(ここ、珠城りょうファンの立ち位置でした)
(そして、明日海ファン視点で想像して涙…)
(混ぜこぜやな)

珠城さん、これから始まりますね。
プレお披露目、とても楽しみにしています。


さて、花組全国ツアーも、郡山と札幌を残すのみ。
これから参戦予定の方々、楽しんで下さいね。



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真の大人の駆け引きとは…?(仮面のロマネスク)

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明日海さん率いる花組は本日、福島県は郡山で公演。

土日の仙台公演は、ご当地ジェンヌが二人もいる事もあって、とても盛り上がったそうですね。

仙名彩世さんと美花梨乃さん、故郷に錦を飾りましたね。
ゆきちゃん(仙名)はWヒロインの片割れ。
堂々たる凱旋公演、おめでとうございます。

素敵なご挨拶もされて、さすが明日海さん……と惚れ直しました。

仙台では、ペンライトを振っての応援が見られたそうです。
また、ゆきちゃん達の名前をかいた応援うちわも。

大劇場や、本拠地に近い大阪公演では、まず起こらない現象かと。
(外箱コンサート形式では、ありますが)

その是非はともかくとして、「応援したい」「盛り上げたい」という気持ちの表れですよね。
(追記:ペンライトは事前に劇場の許可を得ての事だそうです。 N様、Love友様、情報ありがとうございます)

そんな観客の気持ちを酌んだ、感謝を込めた明日海さんのご挨拶だったそうです。
日本語的に面白くなって、笑いをとったのもご愛敬ですね。

具体的に紹介すると、ニュアンスですが、こんな感じ。
全国ツアー用定番ご挨拶に加え、

「熱く、美しい声援をありがとうございます」
(追記:「熱く、美しく盛り上げて下さって、ありがとうございました」だったそうです。 ご教示ありがとうございます)

熱い声援はよく耳にしますが、美しい声援は新しいよね、日本語として。
(美しく盛り上げて…も、なかなか新しいかも? 素敵ですね)

そうです、『Melodia〜熱く美しき旋律〜』と、闇に浮かぶペンライトの光を掛けたご挨拶でした。

報告して下さった明日海Love友さん、ありがとうございます。


さて、『仮面のロマネスク』感想、続きです。

客席に背中を向けたヴァルモン(明日海りお)が登場。
振り返った瞬間のあでやかさ。

自然発光キラキラといえば、龍真咲さん……でしたが。

いまや現役キラキラ第一人者は、明日海さんでしょうか。

ジェンヌさんは皆さん、輝いていらっしゃいますが。

しっかし、明日海さんが振り返った瞬間の美は、半端ない。

ショーでも、襟巻トカゲ衣装で振り向いた瞬間の、パアァァァ……!!感。

同じ『Melodia』でも、半年前より顔つきがシャープになってて、更にハッッ……!!となります。

明日海さんは存在感がすでに高貴…。
宝塚のロイヤル族の頭になれそう。

宝塚ロイヤル族といえば、紫門ゆりや氏、澄輝さやと氏、鳳月杏氏…などが浮かびます。
ここでも、月組DNAが優勢ですね。

明日海さん、採寸の時より痩せられましたね、きっと。
梅芸の時から思ってましたが。
白軍服の布地に余裕が…。

私がお衣装部さんなら、縫い詰めて差し上げたい。

ちなみに、裁縫は苦手です。
シミ抜きは得意なんですが。
(あまり関係ないですね…)

定年退職後、年金もらいつつ宝塚で楽屋係か寮母さんになりたいな〜〜なんて野望も秘かに持ってます。
シミ抜きの腕は、そのとき発揮できるかもしれません。
(どんなもんだか…)

おっと、私の野望より、ヴァルモン様の欲望です。

ヴァルモン子爵も、メルトゥイユ侯爵夫人(花乃まりあ)も、冷静に見ると……誤解を恐れずに言えば……意外と中学生の初恋みたいな感じなんですね。
お互いに対しては。

ゲーム感覚で駆け引きを楽しめるのは、恋してないから。
本気で好きだと、ためらいや遠慮が出る。

……と、花乃メルトゥイユも指摘してました。
ヴァルモン明日海に対する指摘ですが、ご自身についても言えることですよね。

お互いに意地っ張りで、素直になれなくて。
当てつけで、他の人を巻き込んで。

昔から鉄板の少女漫画にありがちな

「素直になれなくて」
「わざと焼きもちを焼かせる」

……ってヤツですよね。

これ、リアルに考えると、非常にウザイ。

気を惹くために、わざと気をもたせるとか、焼きもち焼かせるとか……そんなんされたら、むしろ冷めそう。

惚れた弱みで、そういう駆け引きにも付き合うんでしょうが。
お互い気があるとバレバレなら、回りくどくて面倒ですよね。
ヴァルモンが苛々するはずです。

メルトゥイユは、ヴァルモンにトゥールベル法院長夫人を捨てさせます。

「私をハーレムの一人にするおつもり?」と。
自分を恋人にしたいなら、他の人は手放しなさい…と。

この心理、言い分は、普通に我々の感覚では理解できると思います。

でも、他にどれほど関係を持っていようと、メルトゥイユにゾッコンで、他には関心がなくなり、みずから縁を切る事になる…。

それでこそ、男を虜にする魔性の女ではなかろうか。


恋愛の駆け引きについては…お互いに素直になる事が、実は最も大人の関係ではないかと思います。

「若く、幼いから、素直でいられる」
「年を重ねるほど、イロイロ難しくなる」

…というのが、一般的な感覚かもしれません。

ですが、実際には千差万別だと思います。
個人差がものすごく開くし、コントロールが難しいでしょう。

明日海ヴァルモンと花乃メルトゥイユも、
「まさか、こんな形で別れが来るなんて」
と申しておりました。

そう、人間はいつどうなるか、わかりません。

また、人は純粋で素直な気持ちに心打たれがちです。

人間は慣れるものですから、常にストレートだと、飽きが来るかもしれません。
刺激を与えるカンフル剤として、多少の緩急をつける事は有効かもしれませんね。

ですが、様々な変化球を知れば知るほど、最強の技は直球だと思い知るのでしょう。

最後は、素直になれた二人。
非常事態が、互いの仮面を否応なく外してくれました。

常時であっても、そうなれたら良かったですよね。
それでこそ、駆け引き上手といえたのかも。

それが出来なかったのは、互いにモテモテだったから…かな?
「別に貴方じゃなくても、私は構わないのよ?」
…と強がる事、うそぶく事が出来たから…かもしれません。

人間、余裕があるに越した事はありません。

しかし、己を誤魔化せるのも、また余裕ゆえかもしれません。

若いから、まだまだ先が長いから…。
だからこそ、生まれる不安もあります。

ヴァルモンとメルトゥイユは、お互いに惹かれ合っていました。

…が、駆け引きを続けずにいられなかった。
他者まで巻き込み、傷つけてまで。

おそらく、その要因は「不安」でしょう。

自信満々に見えますが、己に自信が持てなかったんでしょうね。

メルトゥイユはかつて、ヴァルモンに別れを切り出しました。

「お互いに、もっと楽しみましょう」と言って。

これは嘘ですよね。

おそらく、メルトゥイユはヴァルモンの関心を保ち続ける自信がなかったのでしょう。

いずれ飽きられて捨てられるより、「もっと会いたい、知りたい」と興味を持たれている内に、敢えて距離を置いたのでしょう。

見方によっては、恋愛心理を解析した、冷静で賢い選択ともいえます。


ですが、「人生」というスパンで考えた時。

己が好きな人が、己を好きになってくれる事は、人生に於ける奇跡です。

奇跡的な幸福だと思います。

それをみすみす手放すなんて、本当にもったいない事。

もしかしたら、ごくごく短い期間しか持続しないかもしれません。
恋愛感情の持続期間は、一般的にそう長くはないでしょう。
互いに気持ちがある内に離れる事も、一つの美学です。

ですが、互いを必要とする気持ちを持続させる事こそが、真の駆け引き上手かもしれません。

相性が良過ぎて、磁石のようにピタッとくっつくカップルもいますが、それこそ奇跡です。

ヴァルモンとメルトゥイユは互いに、本当は誰より惹かれ合っていると解っていながら、素直になれない。

素直になれないのは、自信がないから。

心をオープンにできるのは、愛されている、受け容れられている安心感あってこそ。
これは、恋愛に限りません。

様々な経験や生育歴が、人を臆病にするのかもしれません。

そこを敢えて一歩踏み出す勇気。
素直になる勇気。

恥をかくかもしれない。
傷つくかもしれない。

それでも、欲しいものは欲しいと手を伸ばす勇気。
恥をかいても、苦笑いして己の胸にしまえる器量。

真の目的を、真の望みを見失わず、進む……あるいは引く……勇気。

プライドの高さとは、恥をかいて容易に傷つく程度のものではないでしょう。

本物の自尊心があれば、卑屈にならず、簡単に傷つく事もないでしょう。

相手が不安のあまり拒絶しようと、手を差し伸べ続けられる事でしょう。

他者(相手を含め、周囲全般)に惑わされず、己の気持ちに誠実であり続けられる。

自尊心が培われていれば、良い意味での余裕も生まれます。

押すばかりでは相手の心も開けず、周囲の理解も得られないと解るから、引いたり、雌伏したりする。

本気だからこそ、卑屈な感情に溺れない。

(感情を無理にコントロールしなくて良いと思っています)
(感情は、湧いてくるままを感じる、それで充分かと…)
(そうすると、意外と落ち着くと……私はそう感じています)

心底大切だからこそ、表面的な防御反応に一喜一憂しない。

(駆け引きとして提示される多くは、己が傷つかない為の防御反応です)
(結果的に誰かを傷つけ、己も傷つくのですが…)

誰よりも、己自身に素直になる。
心の声に、ちゃんと耳を傾ける。

それが出来るのは、(実年齢とは関係なく、精神的に)大人だからこそ…かもしれませんね。


ヴァルモンとメルトゥイユは、残り時間がごく僅かとなり、ようやく…というケース。
ギリギリとはいえ、互いに気持ちを伝え合い、受け容れ合えて良かったですよね。


ちなみに私は「不安に怯え、傷つきたくなくて、防御する」思考回路で生きて来ました。

だからこそ、ようやく己の愚かしさに気づき、反省中です。

最初から正解…というか、「こうすれば良かった」という選択が出来ていれば、今こうして長々と解析していないでしょう。

人生、後悔だらけですが、死ぬ前に色々気づけた事もあって、幸運でした。

「後悔だらけ」と書きながら、不思議と「これで良かったのかも…」という満たされた感覚もありますが…。

これはこれで、私の課題だったんだな……と思います。

……あ、ヴァルモン子爵やメルトゥイユ公爵夫人みたいな事はしてませんよ?
あんな事できるだけの、美貌も色気も、カネもヒマもありませんがな。

でも、人間の心理としては、どこかで通じるものはあるだろうな……と思いながら、書きました。

長文におつきあい、本当にありがとうございました。

次は、純粋に「演技」と「演出」にスポットを当てたいと思います。



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