猛暑が続きますね。
おつかれ珠です……と月組ちっくな出だしですが(珠城の珠が)←それだけ?
今日の話題は、宙組だよ♡
朝夏まなと様お茶会だよ♡♡♡
暑さも吹き飛びます。
朝からヨレヨレしてましたが、朝夏さんを一目拝見した途端、脳内麻薬がドバドバ。
麻薬捜査官もびっくりだぜ…。
ちなみに「おつかれ珠」は、copyright by 珠城のおよめ珠。
ほかに「おはりょうございます」とかもあります。
「すみま千ちゃん」とか「千キュー壮あゆっち」もあるよ。
こちらは雪組版ね♡
(千キューは copyright by 縣の母)←わたし♡
……うん、暑さで脳が沸騰してるね。
さて、以下のレポートは、私の曖昧な記憶から成ります。
科白はニュアンスですので「…え? 違うやろ?」と思われましたら、コメント下さると嬉しいです。
いろいろ不十分ですが、お許し下さい。
8月7日(日)宝塚ホテルにて、朝夏まなと様の『エリザベート』お茶会が開かれました。
舞台では、無表情で陰の気を放つ朝夏さん♡
お茶会では、陽の気全開のいつものまぁ様降臨♡♡♡
登場した途端、パァァァァ…ッと発光していました。
久々に拝見した、素化粧のまぁ様。
黒髪に染めてるかと思いきや、明るい金茶色の髪でした。
お肌が真っ白で、セルロイド人形のよう。
陶磁器のようなお肌がまぶしいです…!
ナノケアスチーマー要らず…!(※)
本当に人間?…と思わせるあたり、さすが黄泉の帝王…という意味ではなく。
美しすぎて驚く的な意味です。
連れのSさんは朝夏茶初参加。
「まぁ様のオーラがすごい…!」
と感激してました。
そうじゃろ、そうじゃろ?(なぜ私が自慢する?)
ナノケアスチーマーは、参加者からまぁ様へのプレゼント。
愛用してたナノケア器具が壊れたので、希望されたとのこと。
「これでお手入れして、ますます美しくなって下さい」
と司会者が仰いましたが、どうやってこれ以上美しく…?
もう充分です、まぁ様…!
乾杯の後、上演中の『エリザベート』のお話と、Special DVD Box のお話をして下さいました。
それから、全員と握手。
たいへんな人数でしたのに、一人一人と目を合わせて握手して下さるまぁ様。
握手の順番が早めに回ってきた私は、心の準備不足で 。
ヘロヘロ焦って、挙動不審に。
なのに、まぁ様は優しく目をみつめて下さり、ヨロヨロと脇によけていく私の目を最後まで見つめて下さいました。
ちょっと面白がってらっしゃる色合いも見え隠れしてたかも…?
まぁ様の美しさに呑まれて、怪しい人になってたからな、私…。
車椅子の方がいらしたんですが、まぁ様は腰をかがめて 、目線を合わせて握手。
ひときわ優しい笑顔を浮かべていらっしゃいました。
握手の前半戦を終え、会場中央の台へ移動。
大きな拍手に、長い手を伸ばして応えるまぁ様。
なぜか、拍手の結び方が『笑っていいとも』みたいな「パン、パパパン!」
まぁ様は顎のあたりに、指を銃みたいな形にしてキメポーズ。
…を決めておきながらの、
「…何だったんだろう…?」
訳ワカメながら、さすがの対応力でした。
その中央壇上にて、事前に会場のお客さんからとったアンケートに基づいたクイズ。
朝夏さんは正解を当てられるか?…という企画がありました。
解答はすべて三択形式で3問。
一問目は、まぁ様に着せたい衣裳。
①鏡の間のシシィの白いドレス
②マデレーネ
③マダム・ヴォルフ
まぁ様が「1番…?」と呟くと拍手が起こりました。
「2番」と言うとさらに大きな拍手が。
まぁ様は「2番!」と確信を持って答えるも、正解は1番。
朝夏 「えぇ~なんで?! 2番の方が拍手が多かったのに」
司会 「皆さん、まぁ君を誘導しないように」
まぁ様の手元のレジュメには、回答理由が。
それを読み上げるよう促される、まぁ様。
「1番を選んだ理由…『ドレスが入るのか確認してみたいから』…入るよ!」
笑いながら、プンスカ口調のまぁ様。
もちろん入りますよね、ドレス。
ステージスタジオでも、娘役のドレスはフリーサイズと聞いてます。(オイ)
2問目と3問目は続けて正解。
迷い迷ったまぁ様が、拍手の力を借りて正解を叩きだしました。
2問目は「まぁ様に歌ってほしい曲」だったかな?
①愛と死の輪舞曲
②最後のダンス
③闇が広がる
正解は、②最後のダンスでした。
「エリザベートそっちのけで、ノリノリで歌い踊るトート閣下がツボ」
みたいな選択理由に、苦笑するまぁ様。
3問目は「好きな登場の仕方」だったかな?
①椅子に座って現れる
②いつのまにか銀橋に
③棺の上で仁王立ち
正解は②銀橋にいつのまにか…でした。
「オーケストラボックスから銀橋に登ってから、お尻をついてピョコピョコ横移動する姿が可愛い」
…それ、私も思った。
暗いからオケピからこっそり登ってきてから、場所を微調整するんですよね。
可愛いのだ、確かに。
まぁ様ファンの皆様…目の付け所がナイスでいらっしゃる。(拍手)
そんな美味しい回答をピックアップする朝夏会スタッフも、さすがです。
そういう一見失礼な事を気軽に言い合える空気があるんですよね、朝夏さんとファンとスタッフの間に。
いつもながら、素敵な関係だな…と思います。
恒例の『Dr.MANATO』のコーナー♡
…ですが、長くなりすぎたので、一旦ここまで。
続きは明日海……じゃなくて、明日にでも。
最後になりましたが、いつもお取次して下さる朝夏愛人会のKさん、ありがとうございます♡
同じく朝夏愛人会のEさん、K&Eさんがスカウトしたお嬢さん、久々にお会いできましたね♡
朝夏愛人会のMさん、さらに脳沸騰Blu-ray、ありがとうございました♡
珠城茶に続き、朝夏茶もご一緒したSさん、喜んでくれて嬉しいぜ♡
明日海Love友さん親子にもお会いできて、嬉しゅうございました。
お子さんが朝夏Loveでいらして、親子でまぁみり……いいですね♡
昨日は朝夏茶の前に、明日海Love友さんとも会いましてね。
その話は改めて。
それでは、今宵もグランデ・アモーレ♡♡
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朝夏まなと『エリザベート』お茶会(宝塚)
まぁ様はシシィのドレスが入る?入らない?(朝夏茶の補足)
まぁ様お茶会レポへのツッコミありがとうございます!
メールやメッセージやコメントで色々いただきました。
『まぁ様にどの衣裳を着てほしいか?』のアンケートで『エリザベートの鏡の間のドレス』が一位になった件。
投票理由「ドレスが入るのか確認したい」に「入るよ!」と間髪入れず答えたまぁ様。
この笑いを堪えながらプンスカ☆(わざと)…というまぁ様が可愛くて、可愛くて。
つい、そこだけ書いたけど。
続きがあります。
「エリザベートはウェスト50cmだった」と史実でも言われてます。
そして、実咲凛音さん。
まぁ様曰く「みりおんはガリ細」
リアルシシィも、実咲シシィも、とんでもなく華奢なんですね。
そんな華奢な人が着てるドレス、
「私が入るわけがない」
と断言されてました。
まぁ様も細いけれど、骨格はしっかりされてますものね。
厚みはないけど肩幅や背中は広い、みたいな?
……す、素敵すぎます、まぁ様……!
想像しただけで、熱が出そうです…!
しかも、あんなにお美しいんだぜ?
そして、とってもサービス精神旺盛なの…。
…と、脱線すみません。
この部分を抜かしてました、ごめんなさい。
そして、ご指摘ありがとうございました。
とりいそぎ、昼休みに追加補足として投稿させて頂きます。
それから、お茶会にいらしてて、会いたかった~とメッセージ下さった方。
どうもありがとうございます。
そう思って下さるなんて、嬉しいです。
お会いしてガッカリされないか心配ですが、どうぞ会ってやって下さいませ。
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真咲さんの背中を追いかけてきました
VASAホームページの宝塚花組・明日海りおさんの『今月のメッセージ』が更新されました。
今月のメインの話題は主に三つ。
まず一つ目は『ME and MY GIRL』に多くのOG、現役生が観に来てくれて嬉しかったこと。
同期のかいちゃん(七海ひろき)はミーマイ大好きで号泣したとか。
か、かいちゃん……あんなにイケメンなのに……可愛すぎる…!(きゅん)
せーこちゃん(純矢ちとせ)、だいもん(望海風斗)の名も上げてました。
ふたつ目は飛ばして、三つ目はりお…もとい、リオオリンピックの話題。
女子バレーボール大好きな明日海さん。
お茶会でもかなり熱く語ってらしたけど、ここでもまた。
「選手たちがオスカルに見える」と。
みりおちゃんアンドレは選手たちより小さいけど、包容力は負けないぜ。
しっかり包み込んであげて下さい。
かつて全日本を牽引した竹下佳江選手、吉原知子選手の名前を挙げ
てました。
私も女子バレー大好きだったので、同じ時期に同じ選手に注目してたんだ…と嬉しくなりました。
涼風真世ファン仲間として、美弥るりか様に勝手に親近感を覚えてますが、みりお様にもぐっと親近感を覚えましたぞ…!
少なくともVISAメッセージで、宝塚関係以外の話題をこんなに熱く語られる事は珍しいので、なんとなく嬉しいような。
本当に好きなんだなぁ…という熱が伝わってきて。
そして、このVISAメッセージで、こんなに一個人について深く語った事はないでしょう。
ふたつ目の話題は、龍真咲さんでした。
「まさきさんの背中をいつも追いかけてきました」
…というサブタイトルが、でかでかと。
龍さんとの月組時代の思い出、役替わりをする本人同士でなければわからない事など、たくさんの思いを語っていらっしゃいます。
私は昼休みに入って、すぐ検索して読み始めましてね…。
不覚にもジワジワ込み上げてしまい、途中でトイレへ入って洟をかんできたよ。
これは要らない情報でした、失敬。
今日は昼も夜も同期と約束してたけど、どちらも相手の仕事都合でキャンセルとなり、普段通りお弁当作ってきての一人メシとなったんだけど、ほんと…ありがとな、同期…。
私にじっくりVISAメッセージを読ませてくれて…。
帰宅したら、さらに読み込むであろう…。
みりお様じゃないけど、同期ってありがたい…。
うまくタイミング読んでくれるね☆(←いや、たまたまだろ?)
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明日海りおの次期お嫁さんについて夢想する
2人目のお嫁さんも見送る事になった、明日海りおさん。
かつて、花組トップ 及び TOP of TOP を務め上げた2代目VISAキャラクター・春野寿美礼さん。
春野さんも、3人のお嫁さんを娶りました。
(大鳥れい、ふづき美世、桜乃彩音)
明日海さんの前例みたいな方ですね。
明日海さんの後妻は、すでに決定済だと推察しています。
外野がどう騒ごうと、劇団決定は揺るがないでしょう。
発表を待つのみ…と思っています。
…ですが、宙ぶらりん時期に、あれこれ思いを巡らせるのもオツなもの。
私見をつらつら語ってみたいと思います。
文章的な都合で、敬称を略した箇所がありますが、ご容赦ねがえれば幸いです。
★花組の娘役
娘役の宝庫・花組。
男役を立てつつ、懐の深さを感じる THE 大和撫子が揃う、花娘たち。
★桜咲彩花(花組 93期)
『戦国BASARA』で、上杉謙信(明日海りお)から「私の美しい剣」と呼ばれる くノ一を演じた桜咲さん。
明日海さんが花組へ組替した第1作で、濃く絡む役を熱演。
『新源氏物語』では、正妻・紫の上役を好演。
『ME and MY GIRL』でのマリア叔母役では、琴線にふれる演技で魅せてくれました。
明日海さんとのお芝居の呼吸はピッタリ。
93期という事で、明日海さんの4期下。
娘役としてはベテランの域に入りつつありますが、母性と初々しさを併せ持つ。
ほんわか優しい雰囲気もあいまって、好感度が高い娘役さんですね。
明日海さんの嫁は、同性人気の高さが必須かも。
★仙名彩世(花組 94期)
歌・ダンス・芝居と、完成度が高すぎる超実力派。
『ME and MY GIRL』Bパターンのマリア叔母役では、明日海ビルとがっつり組んだ迫真の演技で泣かせてくれました。
ミーマイのラストで、あんなに感動できるなんて。
94期首席は伊達じゃない。
技術はもちろん、深みのある表現力を併せ持つ舞台人。
明日海さんと互角に渡り合える実力の持ち主。
★城妃美伶(花組 97期)
声が綺麗で、滑舌よし。
歌も充分、及第点。
美しい歌声です。
娘役としての身のこなしや風情など、可憐で上品。
★春妃うらら (花組 97期)
『新源氏物語』の若紫が可愛くて、忘れられません。
可憐でしたなぁ。
若紫になりた〜〜い!と本気で思いました。
花組の組子さん達も、そう思ってる方が多数いたそうで。
スカステ貸切公演のアフタートークで、「若紫になりたい」と鳳月杏さん達が挙手してましたね。
★花娘の中での最有力候補…?
城妃美伶でしょうね。
星組から呼び寄せた娘役さんですし。
組替してすぐ重用されましたし。
(Ernest in Love の準ヒロイン・セシリィ役)
ですが、城妃美伶がトップ娘役になったら、花乃まりあと似たような事を言われそうな気がします。
花乃ちゃんも、美伶ちゃんも、単体では綺麗な娘役さんだと思います。
ただ、明日海さんとの並びを想定すると、面長や角張った輪郭より、卵形や丸顔の方がいいのかな。
明日海りお、罪深い…。
花組にこだわらず、広く眺めてみましょうか。
★真彩希帆 (星組 98期)
オペラが歌えるほど、高い歌唱力を持つ歌姫。
『こうもり』のヒロイン役で、本役(妃海風)同様、見事な歌唱を披露した事は記憶に新しいですね。
それ以前にも、明日海りおディナーショー『Asumic Advance』のMCコーナーでオペラ風歌唱を披露してました。
明日海さんも絶賛。
「まだ研2でしょ?」と驚いてましたよね。
私の脳内で流れる『エメ』は、明日海さんと真彩ちゃんのデュエットです。
愛らしい二人の美しい歌声が紡ぐ、幻想の世界……夢の涯……♡
北翔海莉さんと風ちゃん退団後は、礼真琴くんと真彩ちゃんが星組の歌の柱になる事でしょう。
蘭寿さんが宙組から花組に出戻りトップになられたように、真彩ちゃんも花組に戻って来てくれないかな。
真彩ちゃんは高い実力と聡明さを持ち、同性人気が高い娘役。
明日海嫁には打ってつけだと思います。
『宝塚おとめ』によると、真彩ちゃんと花乃ちゃんは同じ背丈です。
164㎝。
美伶ちゃんより2㎝高いんですね。
でも、花乃 & 城妃より、真彩ちゃんの方が小柄なイメージがある……のは、私だけ…?
輪郭や骨格による印象値によるものでしょう。
印象値はバカになりませんね。
★星風まどか (宙組 100期)
歌も芝居もハイレベル、そして小柄。
真風涼帆さんと組んだ『ヴァンパイア・サクセション』では、幼女誘拐…は冗談ですが、体格差が大人と子供でしたね。
『相続人の肖像』での桜木みなと君との並びはお似合いでした。
まどかちゃんが隣に並ぶ事で、ずんちゃんをよりスラリと男らしく見せていたと思います。
宝塚おとめには162㎝とあります。
城妃美伶ちゃんと同じ背丈なんですね。
まどかちゃんは155〜6㎝位かと思っていました。
お顔はじめ、すべからく小作りだからでしょうか。
また、星風まどかは落ち着いた声を出せるんですよね。
聴き取りやすく、見た目イメージより大人びた声は、良い意味での意外性があります。
それに、肝が据わって見えます。
あくまでも、そんな気がするだけですが。
もし本当にそうだとして、それが吉と出るか、凶と出るかはわかりませんが…。
『エリザベート』新人公演でも、素晴らしいシシィを演じ切ったとか。
観劇した明日海Loveのお姉様が絶賛してました。
明日海さんを、より男性的に、より大きく見せてくれる娘役。
明日海さんと互角に渡り合えそうな歌唱力。
芝居も踊りもこなせ、ほぼオールマイティ。
もし明日海さんとの相性が良ければ、願ってもない相手と言えましょう。
★わたしの願望
真彩希帆ちゃんの出戻り花組トップ娘役就任♡……は見果てぬ夢です。
明日海さんとの相性が良く、明日海さんが組みやすく、組んでて楽しいと感じる方。
そんな方が、お相手となって下されば……それが一番の望みです。
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エリザベートが求めた真実の愛とは…?
昨日8月11日(木)は山の日でした。
せっかくの山の日、自然と親しむため、私も行って来ましたよ。
緑豊かな宝塚へ。
『エリザベート』4回目の観劇、蒼羽りくルドルフ2回目です。
今日は自力ゲットのチケット。
宝塚友の会の先行抽選(一次、二次)で申し込んでも、落選だらけ。
「全部落選か~」とPCパタン…。
先日、雪組新人公演が当たり、友の会マイページをしみじみ眺めてたらですね……なんか…あるじゃん?
もう一つ当選マークが……見えるじゃん?
……まぼろし……?
私が生み出した幻想……?
……じゃないよ!
……という訳で、遅まきながら気づいたのでした、唯一の友会当選エリザを。
もう少しで見過ごすところでした。
いくら申し込んでも落選ばかりだから、まさか当選してると思わなくて。
慣れって怖いよね…。
振られるの前提で申し込んでるから、いつも。
OKしてもらっても、気づいてなかったというね…。
……でね…。
昨日の舞台を観てね……友会にあらためて感謝しました。
8月11日のエリザを当ててくれてありがとう、と。
もうね……二幕は泣きっぱなしでした。
病院訪問でのヴィンディッシュ嬢とシシィ。
皇太子ルドルフの苦悩と死。
息子を亡くした皇帝夫婦の深い哀しみ。
すれ違い続けた皇帝夫婦……殊にフランツ・ヨーゼフの孤独な胸の裡。
エリザベートとトートの、真の邂逅。
本編が終了し、真風さんが若返ってバーンと現れたところで、涙が引っ込んだけどね。
毎回、呑まれます、真風涼帆の圧倒的な華やぎに。
宙娘をはべらせた朝夏さんが大階段に登場した時も、トートのウィッグかぶってるけど、チャラ男全開でした。
お茶会でも、娘役に囲まれて「嬉しい!」と即答でしたよね。
男役冥利に尽きるんだろうなぁ……朝夏ハーレム。
トートが大階段に現れた時、ウィッグの髪を後ろで一つに束ねてますよね。
あの髪型がなぜか好きで……歴代トート閣下に踏襲されている髪型ですが、ドキッとします。
バサッと下ろした髪型も好きですが、ふだん下ろしてる人が束ねると、背筋を伸ばすような緊張感が生まれますね。
『最後のダンス』やフィナーレの燕尾やデュエダンといった激しく踊る場で束ねてるので、ダンスの邪魔にならぬように…との配慮で束ねてるんで
しょうけれど。
終演後、大劇場の改札を出たところで、朝夏愛人会のKさん、Eちゃんと偶然遭遇。
いきなり熱く語られて、困惑されたことでしょう…。
しかも、昇天の場のみりおんシシィの変化を、初日7月22日版、8月6日版、8月11日版と再現して見せられるという…。
その再現がまた全然似てないじゃん?…という。(自覚はあるのよ…)
それ、どんな罰ゲーム?…ですよね。
本当にすみません…でした…。
ラストのシシィの心理表現は、とても難しいと思います。
かたくなに拒絶してきた死(トート)を、なぜ突然、受け容れたのか?
不自然で、ご都合主義に感じてきました、私は。
実咲凛音の解釈と表現のおかげで、初めてシシィを理解できた気がしました。
…そして、まだまだ実咲シシィは変化しています。
実咲シシィを観るなら、上手側の方がいいですね…。
昇天の場で、表情がよく見えるから。
…で、現時点までの実咲シシィの変化を語らせて下さい。
★7月22日(宝塚大劇場・初日)
昇天の場で、張り詰めた表情で佇むシシィ(実咲凛音)
その斜め後ろには、トート(朝夏まなと)が。
ゆっくりと前へ進むトート。
隣を振り返るシシィ。
トートの姿をみとめると、ほっと安らいだ笑みを浮かべます。
★8月6日
シシィは茫然とした表情。
トートに気づくも、その表情は変わらず。
★8月11日
シシィは思いつめた表情。
トートに気づくと、涙をこらえるような…。
トートの両腕に包まれた瞬間、泣きそうな……ほっとしたような…。
初日のシシィは「ずっと側にいたトートに気づいた」その喜びが滲み出ていました。
8月6日のシシィは「これで全てが終わった…」と様々なしがらみから解き放たれた深い溜息のような空気を感じました。
そして8月11日のシシィは……まさにエリザベートの人生を物語っていたと思います。
ずっと「私は独りで戦わねばならない」と己を鼓舞してきたシシィ。
誰かにすがりたい、委ねたい、守ってほしい……と思いながら、期待を裏切られ続け、「独りで立つこと」を選択せざるを得なかったシシィ。
トートが差し伸べる手を、ことごとく払いのけてきたシシィ。
死に安らぎを求めるより、生きて戦うことを選んできたシシィ。
孤独な戦いに疲れきったシシィが、ついにトートの呼びかけに応えます。
そして、トートとの邂逅。
ようやく会えた。
ずっと、あなたに会いたかった。
そんなエリザベートの嗚咽が聴こえてくるような気がしました。
人間は「かくあるべし」と己を縛ることが、ままあります。
シシィもそうだし、フランツ・ヨーゼフも、ゾフィ皇太后もそう。
誰しもが目標や理想、あるいはルールや枠、役目など……。
他にも、例えば……
陰と陽なら陽
善と悪なら善
正誤なら正
清濁なら清
……でなければならない、という刷り込み。
前向きであらねばならない。
明るくなければならない。
愛されなければならない。
生は喜ぶべきもの。
死は忌むべきもの。
今春上演の真風涼帆主演『ヴァンパイア・サクセション』でも「生と死」が大きなテーマでした。
主人公のヴァンパイア(アルカード)は、最終的に「死という形で終わりを迎える人間」になる事を選びます。
重要な脇役として登場する老婦人が言うんですよね。
「永遠に生き続けるより、愛されて死ぬ方が幸せ」と。
私は個人的に……「愛されて」の箇所は省いても良いと思いました。
愛し、愛されなければならない……それもまた、呪縛となりえるから。
誰かを愛さなければ、誰かに愛されなければ、生きる意味も価値もないのか?
そんな事はないでしょう。
私は生きる事そのものに、すでに充分な意味と価値があると思っています。
あるいは気づかないだけで、生まれた瞬間から、大きな愛に包まれている…という見方もあります。
これは言葉で説明されて解るものではありません。
かなり感覚的な要素が大きいと思います。
宗教では、それを神の愛・加護と表現する事が多いですね。
『ヴァンパイア・サクセション』は、日本の宝塚歌劇団で掛ける芝居として書かれました。
生と死をテーマにした時、(男女の)愛という概念を加える事で、「終わりある生」に意味を持たせました。
宝塚の主要客層にとって、それは「わかりやすい解釈・感覚」であろう…との判断からでしょう。
対して、『エリザベート』は、キリスト教圏で作られた物語。
生と死、そして愛をテーマにした場合、愛は主に二つの概念に分かれます。
エロス(性愛)と、アガペ(神の愛)
日本であれば、アガペは「自然の恵み」や「天の佑け(たすけ)」と読み替えても良いと思います。
フランツがエロスの対象であるとすれば、トートはアガペとエロスが融合した存在。
男女の愛を、フランツから満足に受けられず(あるいは受け容れられず)、大いなる神の愛も感じとれない。
シシィは「国民からの敬愛」は受けていましたが、それとて「フランツから愛を得る手段」に過ぎなかった。
(…と、私は『エリザベート』から読み取りました)
シシィが求めた愛は、もっと身近で、わかりやすく、原始的なものだったと思います。
だからこそ、トートの妖しい誘惑を恐れました。
エロスという側面でトートを見た時、既婚者であるシシィにとって、彼は危険な誘惑者なのですから。
シシィは長らく、エロスの側面でしか「愛」を認識せず、求める愛もまたそうだった…と推察します。
それが、死を受け容れた瞬間、アガペに包まれる事を理解した…体感したのだと。
誘惑することで「女性」としてのシシィを満たし、見守ることで「一個の魂」としてのシシィを包み込むトート。
仮にトートがシシィの生み出した幻想だとしても、少なくともシシィにとってトートは本物。
シシィにとって、真実の愛の体現者。
それがトートだと思います。
ずっと、ずっと、あなたと会いたかった。
そんな気持ちが溢れ出してくる、実咲凛音のエリザベート。
次は8月13日(土)観劇予定です。
実咲シシィはどんな表情を見せてくれるのでしょうか。
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明日海りお次期嫁候補の追記 & タカラジェンヌと宝塚ファン
そういえば、明日海さんの嫁についての考察で、伶美うらら嬢が抜けてました。
うらら嬢はスポンサー(泉州池田銀行)がついています。
トップ娘役の強力な候補といえるでしょう。
でも、明日海さんの嫁としては、少々大柄かつ大人っぽすぎるかな?
宙組男役陣(別名・メンズモデル集団)との並びが似合いすぎるので、うららちゃんには宙組にいてほしいです。
花組に嫁いだ場合、金融機関のイメージ・キャラクター同士になりますね。
例えばTV番組等では、複数のスポンサーがついても、一業種につき一社が原則。
そういう面からも、伶美さんが後妻の可能性は低いかな…と。
また、トップコンビはどちらか片方に企業スポンサーがついている場合、
もう片方は少なくとも表立ったスポンサーはついてないような。
花組:明日海りお(VISA)、花乃まりあ
月組:龍 真咲(かんぽ生命)、愛希れいか
次期月組:珠城りょう(ダイキン)、愛希れいか
星組:北翔海莉(加美乃素)、妃海風
次期星組:紅ゆずる、綺咲愛里(ヒガシマル醤油)
明日海さんの次期嫁については、花乃まりあさん退団発表の時点で、決定済だろうと推察しています。
なので、あれこれ思いを巡らせようと、無意味だろうな…と思っています。
それでも色々と考えてしまうのは、何故でしょうね。
推測することで、ざわざわした気持ちを鎮めたいのかな。
明日海りおさんが気持ちよく組める、そんな方が相手役になって下さる事を祈るばかりです。
最終的には、相性だと思います。
でも、相性は目で見て判断できるわけもなく、皮膚感覚に近いでしょう。
お見合い結婚ですから、お試し期間があればいいのにね。
そうそう…。
これは書くかどうか、迷ったんですが。
巷の噂として、耳にするあれこれ。
明日海りおさんが、ファンに対してクールミントだとか。
明日海ファンは、相手娘役に対してめっちゃ手厳しいとか。
良い機会だから、語らせてもらいますね。
あくまでも、わたしの私見・感覚ですが。
★明日海りお氏のクールなファン対応について
明日海りおさんは確かに、入出待ちなどで愛想をふりまくタイプではないと思います。
それはファンを煽らないため、近隣の迷惑にならぬよう…との配慮ゆえ。
実際、台湾ではキャーキャー熱狂的な声援を受け、「人気者になったみたい…」と照れてらっしゃいましたよね。
ちょ、まっ…!
すでに人気者ですから…!
日本のファンは、明日海さんの意向に添って、騒ぐのを堪えてるだけですから…!
また、明日海さんはよほどの事がない限り、入出は中止されないそうです。
(よほどの事とは、主にお仕事や、深夜に及ぶ稽古)
お手紙の受け渡しや、お手振りなど、一瞬の事ではありますが、ファンとのふれあいを大切にされていると思います。
そして、ファン一人一人の目をしっかり見つめて下さいます。
これらは、明日海Love友からの受け売りなんですけどね。
でも、明日海ファンの間では秘かに有名な事実かと。
お茶会でも、ご自分の言葉で率直に、たくさんお話しして下さいます。
明日海会はネット禁アナウンスがないから、どう流れるかわかりません。
ですが、いつも懸命に、真摯にお話しして下さるんです。
明日海さんは「塩対応」というより、「氷砂糖対応」なのでは?
口に入れてしばらくは硬いけれど、ジワジワ甘みが浸み出してくる……みたいな。
すぐ溶けないし、噛み砕けない。
だから、味もわかりにくい。
その代わり、緩やかな甘みが長く味わえるんですよね。
ほのかな優しい甘みは、心身に優しいんです。
★「明日海ファンは、相手娘役に対して厳しい」との噂について
うーんとね、少なくとも私が繋がってる方々から、花乃ちゃんを叩く言動は聞いた事がありません。
むしろ、「明日海さんのお嫁さん」として尊重してる方々ばかり。
少なくとも、私の周囲では、
「必ずしも似合いとは思わないが、花乃ちゃんの努力はすごいと思うし、いいコンビになってきたと思う」
と書いた私が、最も上から目線の毒吐きだと思います。
私は、明日海ファン全員を知ってるわけじゃありません。
ブログを通して、この一年ほどで、多くの明日海ファンの方々とご縁を結ばせて頂きました。
その範囲で…ですが、花乃ちゃんを毛嫌いしたり、やみくもに叩く人は見当たりません。
「私達…ファンの行動や姿勢が、りおさんのイメージにも影響する」
「りおさんを応援するなら、まず自らを律することが大切」
…と、何人の明日海ファンから聞いた事か。
己の言動が、応援するジェンヌさんの印象まで左右する。
明日海ファンに限らず、宝塚ファンはそのように自覚している方が多いと思います。
むろん、適切な批評や感想は、あって然るべきだと思います。
例えば、花乃さんの2014花エリザのエトワールや、2014タカスペの出来は、先行き不安になっても致し方ない出来でした。
ですが、努力を重ねて改善されたり、変化に気づいたら認める事も必要だと思います。
はい、これは私自身への戒めです。
私は、花乃さん交替希望派でした。
ですが、花乃さんの歩み……とりわけ今年に入り、アーネスト、ミーマイと観て、
「決してお似合いではなかったのに、努力と歩み寄りでここまで到達したコンビって、ある意味すごい…」
「これはこれで、いいコンビだよね…」
「このまま添い遂げかな……うん、こんなに信頼関係を築き上げたんだものね」
そう思っていた矢先に、退団発表。
本当に驚きました。
花乃ちゃんが相手役に選ばれた事も、体格も、96期である事も、本人にはどうしようもない事。
でき得る努力を重ねた花乃ちゃんには、拍手を送りたいです…。
それにしても、「花乃ちゃんを激しく叩く明日海ファン」って、どこに生息してるんですか?
これは推測ですが……ネットの匿名性を利用した、アンチ明日海さんの頭脳プレーだったりして。
「明日海ファンを名乗り、攻撃的な言動を発信する」方が破壊力ありますものね。
…だとしたら、人間心理を巧みについてますなぁ。
★タカラジェンヌと宝塚ファンの関係性
「ジェンヌさん本人と、応援してるファンは似る」
…と言われますが、たしかに明日海ファンは、穏やかで優しい方ばかり。
どれだけお世話になっていることか。
これ、私が明日海りおオンリーファンだったら、自画自賛になるから、書けなかったと思います。
私は明日海ファンですが、他に応援しているジェンヌさんがいる事もあり、少し外側から眺める視点もありまして。
普段は、明日海ファンの中のコウモリみたいな立場で、微妙に申し訳なく感じています。
でも、今日はちょっと「コウモリも、たまには役立つ…?」と思ってみたり。
明日海さんが大本命だし、他とは比べられないほど愛してるのは事実です。
それに、見る人が見たら、「おまえもズブズブの明日海ファンだよ」と思われてるかもしれませんね。
「オブザーバーのふりしてるんじゃないよ」って。
ズブズブの明日海ファン……そう見えてたら、それはそれで嬉しいです。
交流がある宝塚ファンの方は、それぞれ贔屓が違っても、親切でピースフル。
しかもね……
「ジェンヌさんは皆さん、宝塚に合格・入団した時点で、選ばれた特別な存在」
「私達のモノサシで測れない事も多い」
……といった視座を、複数の方から伺いました。
ついでに、東京の同僚たちの会話より抜粋…
「日比谷のシャンテ付近の光景は、独特」
「あんなに多人数なのに静かだし、好きなジェンヌさんを前にして騒がないし」
「整然としてて、礼儀正しい」
「あの統制のとれ方はすごい」
「宝塚ファンって、何か訓練を受けてるの?」
聞いた当初は「訓練」がこの会話のオチ?…と思いましたが(Yes、話にオチを求める関西人)
東京宝塚劇場へ行った際、「率直な感想だったのね」と見て納得。
ジェンヌさん、FCスタッフ、会員、それぞれの心掛けの成果ですね。
「僕はママの鏡だから」(by ルドルフ)じゃないけど、ジェンヌさんとファンは合わせ鏡に近い関係かもしれませんね。
…だとしたら、とても誇らしいことです。
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4人の皇太子ルドルフ(宙組エリザベート)
8月13日(土)エリザベート5回目、観てきました。
さて、役替わりルドルフ…3人目は澄輝さやとさん(91期)の登場です。
★吹き抜けるロイヤルの風・澄輝さやと
登場した瞬間から、ロイヤルな風が吹きましたよ…!
見目麗しく、端正な皇太子ルドルフ。
まさに「王室の一員」という空気が漂います。
体格も、桜木みなと君と蒼羽りく君の中間なんですね。
ルドルフは、トート(朝夏まなと)に後ろから抱かれますよね。
その時のサイズ感で、目測しております。
澄輝ルドルフは歌に安定感があり、朝夏トートとのハモりも綺麗。
ルドルフの繊細さ、苦悩する姿を過不足なく演じていました。
教科書通りというのかな、標準仕様のルドルフと申しましょうか?
三人の中で、最も過不足なくルドルフを演じていた気がします。
技術的に破綻がなく、容姿も端正で、申し分ないルドルフ。
…と、ここで星風まどか、桜木みなと、蒼羽りくのルドルフも振り返りたいと思います。
★震える幼い魂・星風まどか
星風まどか演じる少年ルドルフは、愛らしさ、やんちゃさ、儚さを兼ね備えたルドルフ。
歌唱は、綺麗なボーイソプラノ。
歌の表現力も秀逸でした。
かつて、雪組初演で安蘭けいさんが少年ルドルフを演じましたが、あまりの上手さに驚きました。
星風ルドルフも上手いのですが、少年の脆さを表現するにあたり、敢えて幼い歌唱法を選んだのかな…と想像しています。
そうだとすれば、星風まどか恐るべし。
上手く歌い上げるより、役の趣きや感情表現を優先するなんて、芝居心ありすぎるだろ…。
悪いけど、絶賛させてもらうわ…。
★あらがう硝子の貴公子・桜木みなと
桜木みなと演じるルドルフは、少年ルドルフが成長したら、こうなるだろうな、と感じるルドルフ。
「少年時代との連続性を感じる」という点でも、配役の妙を感じました。
また、舞台に登場した途端、花が咲くような華やぎもありました。
朝夏さんや真風さんが大輪のバラだとすれば、可憐なアマリリスのような。
帝王や皇帝じゃなくて、皇太子ですものね。
歌は心地良くなる上手さ。
壊れそうな…でも、芯の強さも感じる、必死で抗うルドルフ。
ギリギリまで戦うルドルフの印象があります。
★壊れそうな悲劇の皇太子・蒼羽りく
蒼羽りく演じるルドルフは、短期間で歌唱力が上達していました。
8月6日より11日は確実に向上していました。
感情の揺らぎは、りくルドルフ…絶品でした。
悩み、苦しみ、一瞬の希望と喜び……と、感情のジェットコースターに翻弄されるルドルフ。
運命に翻弄される、まさに悲劇の皇太子。
りくルドルフが一番泣けました…。
パレードの優しい笑顔も好きです。
エルマーやシュテファンの時も、客席に笑顔をふわっと届ける感じで。
★豪華な布陣・ルドルフ三昧!
ルドルフは全員、魅力的でした。
少年時代との連続性や、朝夏トートとの絡み&体格差を考慮すると、桜木ルドルフ。
歌も上手いし、以前に比べてシュッとした気がします。
心を震わせる演技を重視するなら、蒼羽ルドルフ。
りくのルドルフにこんなに泣かされるとは、予想外でした…。
歌が弱いと思いましたが、数日で向上してて、成長速度に驚かされました。
高貴さが滲み出る皇太子を求めるなら、澄輝ルドルフでしょうか。
安定感があり、期待通りの貴公子像を見せてくれました。
観るたびに変わってるんですよね、エリザベート。
舞台はナマモノだと、つくづく感じます。
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ちょっと気になる黒天使(宙組エリザベート)
もしできるなら、『エリザベート』で、どの役をやってみたいか?
…なんてことを、身の程知らずにも考えてみました。
私はですね……黒天使。
トート閣下の分身・黒天使です。
薄暗がりで、無言で踊りまくる。
でも、ただの群舞ではなく、トート閣下のしもべであり、手足なんですよね。
宙組の黒天使の長は、風馬翔くん。
お稽古場で朝夏さんが声をかけたら、ピュッとやって来て、跪いて話を聞き終えるや、他の黒天使たちにすかさず伝えにいくそうな。
朝夏さん、なかば恐縮しつつ、感心していらしたようにお見受けしました。
(お茶会で話して下さったんです)
まさに忍び……御庭番衆…!(ちゃうちゃう)
張り切ってますね、翔くん。
黒天使はトート閣下と同じく、アンドロギュヌスな風情。
その中で、ひときわ骨太で男らしい翔くん。
ひときわダンスのキレが鋭い、和希そら君。
そして、ひときわ妖しく綺麗な実羚淳くん。
実羚くんは『最後のダンス』で、トート閣下のマントを受け取る係。
閣下から預かったマントを小脇に抱え、舞台の下手に向かい、他の黒天使に渡してました。
実羚くんから受け取った黒天使くん2名は、そのマントを階段に広げて置きます。
閣下が歌い踊り終わったら、広げておいたマントを着せ掛けるのでした。
あと、「ミルクはどこへ行った? ある所にはあるさ」
あの迫力のコーラス、参加してみたいです。
ハンガリーの戴冠式もいいなぁ…。
……あ!
プロローグの亡霊たち、あそこも妖しくも大迫力の場。
亡霊になりたい、なりたい♡
エリザベートの楽曲は、耳に残りやすいのに、いざ歌うとなると難しいという。
明日海LoveのAnneさんと『闇が広がる』ごっこをした事がありますが、確かに難しかったです…。
明日海Love友さんといえば、阪急交通社貸切公演(8月13日)観劇前に、はなさんとyufufuさんとお会いしました。
朝夏茶(8月7日)の前には、ゆるふわまさぴょんさんともお会いしました。
みりお様について、見解や感覚が合う方々です。
ただね…今、私に会うと漏れなく縣千ちゃんの話を聞かされます。
しかも、みりお様とリンクさせて。
どうやって繋げるんだよ?…って話ですが、繋がるんです……ていうか、繋げます。
私は千ちゃんを応援する事を通して、みりお様をより多角的に感じ取れるようになりました。
具体的に書けよ、って話ですが、何でもかんでもネットに上げていいのか、分からないので。
すっきりまとめられたら、書くかもしれません。
SMAPの事も、
宝塚とジャニーズは繋がりが深いですし、本当に…気持ちは溢れても、言葉がつかえる状態です。
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2015年度賞の表彰式おめでとう(明日海りお&花組)
8月15日(月)は、2015年の年度賞表彰式だったんですね。
…と、かなり出遅れましたが、触れないわけには参りません。
明日海りお率いる花組が、2年連続で団体賞を受賞したのですから。
2014年度は『宝塚幻想曲』(の、さくらさくら大階段)で。
2015年度は台湾公演(ベルばらと、宝塚幻想曲)で。
今年は、明日海さんご自身も特別賞を受賞されました。
でも、「花組の皆でもらった団体賞」の方を、より喜ばれてる気がします。
鳳月杏主演『スターダム』組も含めて、「花組の皆でもらった賞だよ」と微笑むみりお様が想像できます。
スターダム組もね……すごかったよね…。
早朝から扮装して芸を披露し、激励を笑いに包んで見送ったり…。
出発便の時間から逆算して、まさか前夜から泊まり込み?…と疑いたくなる時間帯でしたよね。
たそ(天真みちる)に至っては、バウ閉幕後、台湾へ飛び、花組生達を手助けしてたという…。
愛ですね…(しみじみ)
表彰式の明日海さんは、白スーツに黒インナー。
スーツの襟元には、日の丸と台湾の国旗をあしらったバッジ。
台湾への敬意と友愛をこめた、素敵ないでたちでした。
ちょうど昨年の今頃でしたね、花組台湾公演。
台風に見舞われ、初日が延期になったり…と、波乱の幕開けでした。
宝塚大劇場では『星逢一夜』、東京宝塚劇場では『王家に捧ぐ歌』が上演されてました。
私は入院中で、梅芸も台湾もパス。
ですが、ブログを通して、あたたかいコメントやメッセージを戴きました。
明日海Love友や朝夏愛人会の方々から、観劇レポや差し入れを戴いたりも。
お見舞いに来て下さった方もいらして、有難いやら、申し訳ないやら。
(お仕事や、入出待ちの帰りに)←ポイント
本当にありがとうございました。
『Mission impossible 3』日本プレミア試写会が大々的に行われたのも、昨年の今頃でしたね。
レッドカーペットに登場した朝夏さん、トム・クルーズからレディとして遇されて照れてましたっけ。
可愛いなぁ、まぁ様……ふふふ。
ふだんは懸命に理想の男性を演じてる男役さんが、女の子扱いされて照れる姿って、可愛いな…。
私の中のアンドレが覚醒しちゃうぜ。
明日海さんが、「全日本女子バレー選手がオスカルに見える」ようなもので。
国の期待を背負って、けなげに雄々しくがんばる姿にオスカルが重なるんですね。
明日海さん、どこまでもアンドレなのね。
あんなにオスカル様がお似合いなのに。
私は幼少期より、ロザリー・ポジション希望。
オスカル様のおそば近くに侍りつつ、柱の陰からそっと見つめてキュン♡
これです、これ♡
アンドレもフェルゼンも興味なし。
むしろ、オスカル様を女の子に引き戻す邪魔者……いえ、罪な奴らだぜ、と思っていたような。
ジェローデルは、紳士的に身を引く姿が素敵でした。
ベルナール・シャトレは…アンドレの目を傷つけたり、困った奴ではありますが…男子キャラとしては好感もてる方かな。
アントワネット様は、オスカル様とお似合いすぎて眩ゆかったです。
(あくまでもロザリー目線)
……でもま、私はベルばらは原作派で、宝塚版はそれほど…なのです。
ただ、涼風真世と明日海りおのオスカル様は、私の中では別格。
お二方とも、原作のオスカル様にひけをとらないビジュアルでした。
しかも、声が低いんですよ、涼風オスカル……ふぅぅぅ〜~!
あらためて原作を読み直すと、オスカル様は恋するロザリーに「私は女だ」と予防線を張りまくってました。
そんなの判ってるけど、それでもキュンキュンしちゃうのは仕方ないよ。
オスカル様、罪深い…。
罪深いといえば、明日海りお様。
(男役としては)中性的で愛くるしく、決して男性と混同するタイプではないのにね。
「可愛カッコイイ」という表現は、的確といえば的確。
ですが、さらに趣き深いものを感じます。
いうなれば……「魔性」でしょうか……。
爽やかで、ほんわか柔らか、天使のような明日海さんですが、あの吸引力は魔物だと思います。
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明日海りおフォトエッセイ『晴れでも。雨でも!!』表紙写真に殺られる
宝塚クリエイティブアーツさんとこで、表紙の写真が見られます。
これが、驚きのナチュラル美少年。
明日海さん……(茫然)

男役をどんどん極めつつありますね……すごいなぁ…。
これ、この明日海さん、性別判定が難しいですね。
若き日の河合我聞を、ちと思い出しました。
ホームドラマ『天まで届け』の頃とか。(20年くらい前…?)
河合我聞より美少年だがな…。
我聞ちゃん、すまぬ。
個人の好みの問題だからさ…。
あと、若かりし頃の内田有紀もふと連想しました。
学ラン着てCM出てたりしたよね。(20年くらい前…?)
内田有紀も美少年でした。
いえ、女性ですが。
てゆーか、なぜ20年前ばかりなんだろう、引用が。
我ながら、謎……。
題字は、みりお様の手書きですよね?
綺麗な字ですね。
こういうフォント、ありそう。
ほんと……舐めるように見つめちゃうよね……。
明日海さん、攻めてきてますね。
私が小・中学生や、高校生とかだったら、間違いなく恋に落ちたはず。
…で、バレエ習って、音楽学校を目指すよね。
彼に会うために。
夢が広がるよ…。
大人になってからでも、恋には落ちます。
音校は目指せないけど、劇場に通い倒したり、刊行物をくまなく購入したり……貢ぎ倒す……。
わりと冗談ではなく、マジで。
今までも結構、貢いできたのに……まだ搾り取る気なの〜〜〜??
ひどい、みりお様……カラダ目当てならまだしも、お金目当てだなんて……!
どちらも自信ないのに……のに……(涙)
………よし。
根こそぎ搾り取るがいい………ていうか。
搾り取って、カスカスにして、みりお様〜〜〜♡♡♡

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雪組2017年4〜7月大劇場公演『幕末太陽傳』『Dramatic S!』
雪組の2017年4~7月大劇場作品が発表されました。
これも数日前のことですが、触れようか触れまいか迷っていました。
雪組はいまや、私にはスルーできない組の一つですが……って、どの組もそうでした。
優先順位があるので、花組が私にとって不動の首位としても、雪組…のしてきたなぁ。
新人公演は、雪組が揺るぎない最優先組であることに間違いありません…。
101期生が新公を卒業するまでは、おそらく首位独走かと。
(そんなに縣千が好きか?)
(好きは好きだけど、何かこう…保護者的な…見守り隊的な…)
(明日海さんには出来なかった事を…千ちゃんにはしたいな…と)
(心理学的には、『代償』か『昇華』に当たると思います)
お芝居は『幕末太陽傳』
昭和30年代の日本映画を舞台化なんですね。
小柳奈穂子先生なら、軽妙洒脱かつホロリとさせる良質なコメディに仕上げて下さることでしょう。
我ながら、小柳先生への絶大な信頼…。
明日海さん主演作もまた、よろしくお願い致します。
ショーのタイトルは『Dramatic S!』ですか…。
思わず深読みしちゃうよね…。
今の雪組トリデンテ(早霧せいな、咲妃みゆ、望海風斗)が大好きなので、「時よ止まれ…」と思ってしまいます。
早霧さんは、明日海さんより数ヶ月遅れてのトップ就任でした。
学年や実年齢に差があるとはいえ、もう退団が取り沙汰されるのか……と。
雪組は空前のヒット作ラッシュが続いてますし、ちぎみゆコンビの微笑ましさたるや、どんな少女漫画よりトキメキます。
それからね……明日海ファンとしては少々悔しいのですが……。
宝塚ビギナーにフライヤーを見せて「試しに観てみない?」と勧めるとね…。
最も反応が良いのが、早霧さんのビジュアルなんです。
少なくとも、私の周囲では。
『ケイレブ・ハント』を観てみたいと言う小鳩ちゃんを二羽、アテンド予定です。
昨夏の入院でご縁を結んだお嬢さん方です。
三人で開く入院同窓会に、宝塚のチラシを持ち込むワタシ。
入院中から、ヅカファンだと知られてたけどね。
ヅカファンの看護師さんが、歌って踊ってくれたしね。
そうそう、私は入院中、ミーマイの曲を脳内ヘビロテしてました。
漠然と活力が湧くから。
まさか再演するとは思わなかったよ、あの頃は。
しかも、予想をはるかに超える、素晴らしい公演でした。
ミーマイ……小鳩ちゃん達にも見せたかったけど、タイミングが合わず。
ケイレブで宝塚を「楽しいな、また観たいな」と思ってくれたら、次は奴隷ですね…。
ふっふっふ…。
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宙組エリザベート祝千秋楽♡の前に、閣下の夏の思い出
本日は宙組『エリザベート』宝塚千秋楽ですね。
朝夏まなとさんはじめ、組子の皆さん、オーケストラや照明・ 音響・衣裳・大道具小道具など…スタッフの皆さま、
素晴らしい舞台をありがとうございます。
主演コンビや主要キャストのみならず、どのキャストも、 スタッフも、素晴らしい舞台を創り上げて下さいました。
…とか言ったら、「お客様が観にいらして下さって初めて、 私達の舞台は完成します」と挨拶するタカラジェンヌ。
トップスター挨拶はもちろん、 トップさん以外の方が主演挨拶でも、ちょくちょく耳にします。
そして、おそらく本気でそう思っているんだろうな…と。
そういう熱が伝わってきます、ご挨拶から。
ご挨拶といえば、阪急交通社の貸切公演 8月13日(土)でのミニインタビュー。
司会の達つかささん(寿つかさ氏の実妹。はんなり美女)から
「今年の夏、何をしましたか?」
との質問に対する朝夏さんの回答。
「近い期で集まって、花火をしました」
線香花火やロケット花火を楽しんだそうです。
朝夏さんのおすすめ№1は、線香花火。
線香花火を手に持ち、しゃがんだ姿を可能なかぎり再現してくれました。
ナイアガラ付き大羽根を背負ったトート閣下が、線香花火…。
さすがに完全にしゃがめないけど、膝を折って、手は線香花火をつまんだ形でね…。
とってもシュールでした。
素敵すぎる…!
期が近い仲間……せーこちゃん(純矢ちとせ)はガチとして、他に誰と…?
宙組に限らなければ、現在お稽古中の花組の89期とか、ご一緒しようと思えば、できますよね?
ね? ね?
ほら、まぁ様の前に閣下を演じた、こりすちゃんですよ?
淋しいと死んじゃうから、こりすって。(←それは、うさぎ…)
誘って差し上げて下さいね、まぁ様!!
そういえば、宝塚グラフ9月号……すごいね。
花屋の兄ちゃんといい、猫ちゃん抱えた閣下といい。
明日海Love友のともさんが、花屋のお兄さんで妄想を書き送ってくれましたが、思わず立ち上がって部屋をぐるぐる歩き回ってしまいました。
ともさんの妄想は、仕事帰りの職業婦人がお兄さんに癒されるお話。
(ブログで公開してると思ってたけど、勘違いだった? ごめんね)
私は閣下と花屋のお兄さんで妄想しました。(またかよ…)←それ以外に何が?
脳内では完成してるので、文章にまとめる余力があれば…。
おっと、エリザでしたね。
暑い時期、エリザベートのひんやりした空気感はぴったりでした。
また大劇場の空調が、冷え過ぎず、 暑すぎずのとってもいい感じでね…。
毎回流れる館内放送「当劇場は優れた耐震設計となっております」 に安心感を覚えるのですが、空調も大したものです。
ほかにもね…褒めどころは沢山あります、大劇場。
竣工後20年を超えますが、ホント優秀な建物です。
半分本気で住みたいと思うほど好きです。
梅田芸術劇場はもう少し古いけど、数年しか違わないはず。
ですが、あちらは機材トラブルも多いし、 席によっては舞台が見切れたり、問題が多いよね…。
東宝さん、建て直して下さい…。
もうすぐ仮面のロマネスクが始まるよ…。(梅芸へGO!)
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雪組『私立探偵ケイレブ・ハント』主要な配役に縣千が…!
世の中に出遅れている私です…。
昨日8月22日(月)雪組『私立探偵ケイレブ・ハント』の主要な配役発表がありました。
「主要な配役一覧」の一番下に、
『トレバー : 縣千』
101期生(研究科2年)で、主要な配役に名前が…。
今夜はお赤飯炊こうかしら…と思いつつ、白ごはんを食べた私でした。
気持ちだけお赤飯。
トレバーって、どんな役なのかな?
マクシミリアン(月城かなた)の手下?
町の情報屋で、ケイレブ(早霧せいな)相手に小遣い稼ぎ?
望海さんの部下とか、咲妃さんの弟とか…?
…って、そもそも望海さんのお役がどんな人物か不明ですが。
咲妃さんに弟がいる設定か、不明ですが。
勝手に妄想をどんどん広げてますよ…!
新人公演では、月城さん演じるダークな敵方を演じるのでは…と予想。
さすがに主演や二番手の役はないと思いますので。
彩風咲奈さん演じる、主人公の相棒役も…似合いそうだけど、まだそこまでは。
月城さんのお役「マクシミリアン」って、演じ甲斐がありそうなお役ですよね。
『ローマの休日』での配役といい、月城さんにより幅広い役を経験させようという狙いを感じます。
『私立探偵ケイレブ・ハント』を通して、さらに一皮も二皮も剥けていきそうな予感がします。
洗練された月城さんに比べて、千ちゃんはまだまだ素朴で荒削り。
ですが、背格好や端正な佇まいは、近似してるように感じます。
なんだか勝手に、新人公演で月城さんの役を演じるかのように決めつけてますが、「だったらいいな」という願望です。
ケイレブの配役発表が出て、私を思い出してメール下さった珠城の嫁とモコモコちゃん、ありがとうございました。
千ちゃんの成長が楽しみです。
千ちゃんはダンスが得意ですし、歌も好きなので、ショーでも活躍することでしょう。
もしかしたら、少人数口の場に選ばれるかもしれませんね……と想像して、緊張してきました。
なぜ私が緊張するんでしょうか?
心の息子だからかな…。
ところで、縣さんご本人は「愛称;ちさと」と、自己紹介欄では必ず書いてるから、ちさとちゃんとお呼びした方がいいのかな。
千ちゃんで定着してますが、ともぞーさんと私は。
珠城の嫁もそうですよね?(誰に問いかけてるの)
マイティ(水美舞斗)みたいに、実際には誰にも呼ばれてないのに、「マイティ」を愛称として紹介し、広まったケースもありますよね。
千ちゃんは、どんな名前で呼ばれたいのかしら?
そんな基本的なところから気になるのでした。
初舞台から見守ってるわりに、歩みがトロトロです。
千ちゃんのこと、教えて下さい…!
(母親やないんかい?!)←イタタタ…

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実咲凛音が退団発表…(涙)
みりおんが……たい…だん……(真っ白)
昨日午後、友人からメールが届いて知りました。
(ニコちゃん、ありがとうございました)
昨夜は何も書く気にならず、チーン…。
昼休みに、なんとかこうして書いております…。
私は「みりおんはまぁ様と添い遂げ退団を望んでいるはず」と信じて疑いませんでしたし、今もそうだろうと思ってます、勝手に。
……様々な事情があったとしても、それらを受け容れての退団なのでしょうね。
妃海風、実咲凛音…と近来稀にみる歌姫トップ娘役が相次いで退団してしまうんですね。
愛希れいか、咲妃みゆ、花乃まりあも歌は平均点以上、充分聴かせてくれます。
ただ、風ちゃんとみりおんは宝塚全体を見渡しても、トップクラスの歌姫ですから。
必ずしも実力派がトップ娘役になれるとは限らない中、技術と容姿を兼ね備え、トップ娘役に抜擢された稀有な娘役だと思います。
しかも、風ちゃんも、みりおんも、どんどん綺麗になって。
旦那様から愛されると、こうも女性は美しくなるのか…と感嘆を覚えました。
みりおんは本格的なミュージカル女優としても通用しそうですし、退団後もぜひ舞台で活躍して頂きたいです。
私はみりおんのおかげで、エリザベートを理解できた気がします。
最高のエリザベートをありがとう、みりおん。
後任については伶美うららなのかな?…と推察しています。
ようやく池田泉州銀行に顔向けできて、劇団側としては胸をなでおろしているのでは…と勝手に想像してみたり。
朝夏まなとは、相手役を選ばない男役ですし。
真風涼帆とは、よりお似合いな気もしますが。
星風まどかは、宙組の歌の支えになるのでしょうか。
それとも、花組のこりすの嫁になってくれるのでしょうか。
(宙組の話題なのに、すみません…)

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麗しの…理事 & みりおん & みりりん
『双頭の鷲』の先行画像がアップされましたね。
明日海Love友さんが教えてくれました。
いつもありがとうございます。
轟悠さんと実咲凛音さん、モダンでスタイリッシュなショット。
もっとレトロな感じかな?…と想像してましたが、むしろ現代的な…?
Vogue の1ページみたい。
宝塚の宣材写真は、日進月歩で洗練されて来てますなぁ。
轟さんは昔から美しく、電車の中吊り広告を見るたび、
「うわ、綺麗な人」
と思ってたものです。
高嶺ふぶきさんと轟悠さんの並びがね…今でいうまさみり(龍真咲&明日海りお)みたいでした。
パッと見、なんとなく近似値な印象の美形が二人並んでる、ってあたりが。
期も近かったですしね。(そこもさりげにチェック)
宝塚から離れてましたが、見かけるたび、美しさに注目してました。
阪急電車の中吊り広告や、駅貼りポスターで、主に。
みりおんがまた美しいのね…。
もともと素材が優れていたとはいえ、朝夏まなとさんと組んでから、めきめき美貌とヒロイン力が高まった気がします。
私にとって、まぁみりは朝夏まなと&明日海りお。
…が、他の方の記事を読むときは「まぁみり」を「まぁ様とみりおん」と解釈してます。
それがメジャーですものね。
宙組のまぁみりコンビ、もっと続いてほしかったです。
みりおんに負けず劣らず、麗しい「みり」……明日海りお様。
今日、出張してきた同僚が、私の携帯待ち受けを見て、
「誰、このすごい美女は?」
……美女……?
そうか、一般の人にとって、みりお様は美女に見えるのね。
つい、うっかり「イケメン」という見方に慣れてたわ。
「明日海りお。宝塚のトップスターだよ」
…と、また別の同僚が説明してくれました。
教育(?)の成果を感じます…。
「私、この人見たことある気がする。なんでだろ?」
「VISAガールだからね。空港や駅で見かけてるのかも」
「あぁ、なるほど」
もうね……明日海さんを話題にしてくれる同僚たちが眩しくてね…。
宝塚の芸名って特殊すぎて覚えられないじゃないですか。
顔も見分けられないじゃないですか、なかなか。
それを「綺麗」「明日海りおだよ」「見たことある気がする」とか食いついてくれて。
美は世界を救いますね……。
(そういう話なの…?!)
宝塚GRAPH9月号の『PLACE』について、近々触れたいと思います。
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電波干渉が憎い…(涙)
明日海りおフォトエッセイ「晴れでも。雨でも!!」の撮影風景メイキングが、スカステで放映されたそうですね。
明日海Love友さん達のレポを拝見すると、みりお様の美しさ、かっこよさ、可愛らしさ……地球を救う規模だったらしいね!?
……いえ、そんな表現してる方はいらっしゃいませんが。
あくまでも、私の感想ですが。
明日海さんの存在自体、月から来たかぐや姫だけどね。
ようこそ、素顔の花園へ。
みりりんの素顔、震えるほど美しかったそうですね。
まぁね……想像はつきます。
宝塚に興味がない人も、明日海さんのビジュアルには反応するもの。
美しいと絶賛するもの。
違いがあるとすれば、明日海ファンには「イケメン」に、一般的には「マニッシュな服装の美女」に見える点でしょうな。
はぁあぁぁ………観たい……。
電波干渉さえなければ、なければ……なければぁぁあぁあぁぁ〜〜〜!!
宝塚スカイステージと韓流ドラマのCS電波帯は、電波干渉が起きやすいそうです。
電波干渉の原因は色々ありますが、中でも驚いたのが……家電。
某メーカーの家電でも、電波干渉が起こるんですと。
(コードレス電話、インターホンなど)
もちろん、これは原因となりえるものの一つだそうです。
スカステのおかげで、電波干渉にはちょっと詳しくなっちまったぜ…。
対策も試してみました…。
結論は、効かない民間療法って感じ…?(遠い目)
割り当て電波帯を変えてくれないかな、スカステさん。
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星組『桜華に舞え』『ロマンス!!』を観て
北翔海莉さん、妃海風さんの退団公演『桜華に舞え』『ロマンス!!』を観てきました。
8月27日15時公演、阪急交通社貸切です。
ネタバレも含みますが、今回は書き過ぎないよう努力してみました。
儚い努力ですが…。
『桜華に舞え』は男の友情メイン。
Love要素は少なめ。
個人的には、抑制が効いたプラトニック・ラブは好きです。
男同士の友情も、ときめきます。
ですが、前作『こうもり』もラブラブとは言い難く。
コンビ同時(添い遂げ)退団ですから、もっとLove要素があっても良かったかも。
ショーも、ストーリー性がある場や、デュエダンなどはありましたが、そんなにラブラブ推しではなく。
ただ、岡田敬二先生のショー『ロマンス!!』…とっても良かったです…!
奇をてらわず、クラシカルでドリーミー。
これぞ宝塚のレビュー!…でした。
特に目新しい演出はなく、ごくごくシンプルですが、見応え・聴き応えがあり、満足感が高いショー作品。
『アパショナード』『シトラスの風』のように、再演を繰り返してほしいショーです。
例えば、リストのピアノ曲『ためいき』に乗せた、ひとときの恋の場。
例えば、ドレス姿の娘役たちが、パラソルをさして踊る場。
そして、星組生ほぼ全員で繰り広げる、フォーメーション。
大々的なフォーメーションは、前回のショー『エンターテイナー』でも見られましたね。
統制がとれた華やかさに呑まれたものです。
しかも、トップを盛り上げる意識が集約されてました。
一糸乱れぬ統制感といえば、花組のお家芸。
個を滅して真ん中を盛り立てる姿勢は、月組に及ぶものなし。
…といった、それぞれの良さを取り入れた北翔海莉率いる星組のショー。
北翔さんは花組には在籍してませんが、専科時代、花組に貢献して下さいましたね。
北翔さんは短期トップでしたが、外様ならではの置き土産を星組に残したと思います。
クラシックな演出構成が続いただけに、ショーの華・黒燕尾もザ・正統派で締めると思ってました。
ところが、そう来る?!…ってね、少し驚きました。
自由でありながら、美しさと統率感もある、ハイレベルな振付。
今の星組を象徴する黒燕尾でした。
何度でも観たくなるショーです。
そうそう、北翔海莉、紅ゆずる、礼真琴、七海ひろきの四人で踊る場や、この四人でペアを組む場もあります。
男役四人の場はシンプルながら、研ぎ澄まされた空間に惹き込まれます。
デュエットダンスはね…北翔海莉&礼真琴、紅ゆずる&七海ひろきのカップル。
琴ちゃんのキュートさは言わずもがな。
北翔さんにリードを預け、蝶のように舞う礼真琴。
『ガイズ&ドールズ』アデレード以来の娘役。
控えめなのに華やかで愛らしい、圧巻の娘役ぶりでした。
芝居での男役が、より男らしい味わいを増していた礼真琴。
男役ならではの色香が薫る娘役を、オカマ感なく務め上げてます。
小柄だからというだけでなく、娘役姿も見たくなるはずです、演出家も。
そして、七海ひろきの娘役。
こちらは『風と共に去りぬ』スカーレット以来の娘役でしょうか。
はっきり言わせてもらうね?
かいちゃん……正直………ごっつ美女でした。
思わず、見入ってしまいました。
まこっちゃん同様、オカマ感なし。
芝居のプロローグ、まるで沖田総司のような美剣士かいちゃん。
沖田総司……史実ではヒラメ顔だったそうですが、今はそれ無視。
あくまでも、麗しいイメージ優先で。
相手役の紅ゆずるは、芝居の登場シーンは佐々木小次郎みたいで、これまた美剣士でした。
美剣士同士が、紳士と淑女になり、踊ってます。
なんかもう、かいちゃんがトップ娘役でもいいかも?…と思うような美男美女カップルでした。
琴ちゃんといい、かいちゃんといい、男役として完成度が高いと、娘役では美女に徹するのかも?
琴ちゃんはキュート、かいちゃんはエレガントな舞踏会の名花でした。
男役が演じる娘役といえば、ロックンロールな場で、天華えま君ともう一人どなたかがローラースケート・ギャル役で登場。
こちらはオカマ感あふれる娘役。(褒めてます)
若手ながら、男役くさくなってきてるのね。
芝居の話を書き損ねてますね、ごめんなさい。
ショーの完成度の高さに、ついつい…。
芝居も、ショーも、北翔みっちゃんと妃波風ちゃんの歌声が素晴らしくてね…。
もうすぐ、二人の美声を大劇場で聴けなくなるかと思うと、本当に惜しまれます。
特に風ちゃんはもう少し残り、紅さんの支えとなって欲しかった。
そういえば、芝居の比較的冒頭で、すごい美声の娘役ソロが聴こえてきました。
舞台上に風ちゃんの姿はなく、会津の姫君が歌い上げてて。
誰だ?!……と思ったら、真彩希帆。
舞台メイクも上達してて、ごめんなさい、真彩ちゃんだとすぐには分かりませんでした。
礼真琴と並び、星組の歌の支えとなりそうな真彩希帆。
妃波風から真彩希帆へのバトンタッチでも良かったかもしれませんね。
そうしたら、今の雪組のようなトリデンテが生まれたかと。
美形トップを支える、実力派のトップ娘役と2番手の図。
……それは、ヒガシマルが許さないか…。
綺咲愛里のソロ、紅ゆずるとのデュエットも聴きました。
がんばってました、愛里ちゃん。
私なりに、綺咲愛里を観察し、分析してきました。
知りもしないで、どうこう言えませんし。
今も、あまりよく知らないんですけどね。
それは、項を改めて書こうと思います。
北翔海莉&妃波風コンビの見納め公演に話を戻します。
芝居は、かごんま弁がわからなくても、話や言いたい事は充分伝わってきます。
あ、そうそう…!
西郷隆盛(美城れん)の存在感が素晴らしかったです。
北翔さんをも包み込む、包容力あふれた温かい西郷さん像でした。
大久保利通(夏美よう)も渋くてダンディ。
夏美さんはダンディズムを極めてますね。
このお話、素材は良いのです。
男同士の友情と、心ならず敵対する様とか。
尊敬を伴う、ほのかな恋心とか。
抑制がきいたプラトニックな関係とか。
多分ちょっとした表現や持っていき方なんでしょうね、印象を左右するのは。
斎藤吉正先生が手掛けた作品も好きです。
ただ、素材を並べてみたら、正塚晴彦先生や上田久美子先生がより調理を得意とする分野かもしれませんね。
北翔さんが「集大成というより、最後まで進化し続けたい」と仰ってました。
つまり、これからどんどん変化していくはず。
楽しみですね。
私は花組全国ツアーに舵を切り替えるので、今回が最初で最後ですが。
北翔海莉と妃海風。
本当に惜しまれるトップコンビです。
宝塚はこんなにハイレベルなんだよ、と誇れるトップコンビ。
エーアン、星組…!
エーアン、みっちゃん…!
エーアン、ふうちゃん…!
エーアン、れんさん…!
エーアン、組子の皆さん…!
……作品違い、失礼いたしました。
(「エーアン」は『エリザベート』より)
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シンクロナイズド・ことふう(礼真琴&妃海風)
星組95期のうち、礼真琴くんと妃海風ちゃんに特化した日記です。
台詞はニュアンスに沿って、適度にまとめたり、変化させてます。
ご了承下さると嬉しいです。
星組ロマンチックレビュー「ロマンス!!」で、北翔海莉を中心に、下手側に紅ゆずる、七海ひろき、上手側に妃海風、礼真琴が並び、同じ振付で踊る場があります。
どんどん星組子たちが加わり、多勢の場となりますが、この5人は不動。
でね、風ちゃんと琴ちゃんは常に隣で同じ動きを見せるわけです。
例えば右半身を床につけ、左半身は脚を上げたり。
その時、足を上げるタイミングや角度がピッタリ一致してて、まるで男女の双子のようでした。
(いえ、琴ちゃんも女の子ですが)
最後の最後に「シンクロことふう」を見てしまった…!
う〜わ〜、もったいない…。
こんなに息が合う同期コンビなのに。
次の公演からは観られないんですね…。
『カフェブレイク特別編』でも、息の合った寸劇や漫才(←うそうそ、会話です)を披露してくれた琴ちゃんと風ちゃん。
色違いのお揃いパーカーを着て登場。
青いミッキーパーカーの琴ちゃん、ピンクのミニーの風ちゃん。
同期でディズニーリゾートへ行った際、買ったそう。
「お揃いなんて、普段はそんな事しないのにね」と風ちゃん。
お互いの第一印象はじめ、同期ならではのプライベートに触れる二人。
妃海 「(礼真琴は)何でもできる人」
礼 「何で、こんなに真剣に人を笑わせようとするんだろう?と思ってた」
風ちゃん……素敵すぎ…!
(笑いに真剣なタカラジェンヌ、不思議とかっこいい)
風ちゃんの退団について、まこっちゃん「正直、寂しい」と本音をポツリ。
「でも、まだ先の事は考えず、今を楽しみたい」と。
そこで締めかと思いきや、風ちゃんが、琴ちゃんへの思いを告げると言い出す。
驚く琴ちゃん。
風ちゃんは、琴ちゃんを「本当に出会った」ひとだ、と。
宝塚音楽学校の同期として出会った二人。
それも出会いではあるけれど、その後「本当に出会った」と感じた時があったそうです。
この「本当の出会い」って、感覚的にはわかりますが、解説するのは難しい。
風ちゃんがいう「本当に出会った」って、奥の深い表現ですね。
互いに星組に配属され、同じ舞台を共に創り上げた二人。
離れてもきっと、心はずっと寄り添い合えることでしょう。
…で、お互いへの信頼感は、言うまでもなく。
ですが、ふだんは別行動のようです。
例えば、お互いに歌は大好きながら、カラオケ行きまくりの琴ちゃんに対して、カラオケに行かない風ちゃん。
「ベッタリいつも一緒」の仲の良さではなく、「信頼してるから離れても平気」系なんですね。
恋愛に限らず、相思相愛ってあると思います。
妃海風と礼真琴は、その一つの典型なのだろうな…と。
おそらく、物理的には離れても、それぞれが己の居場所で精一杯生きて。
再会したら、全力で喜ぶ。
SOSには、全力で駆けつけ、寄り添う。
(物理的には駆けつけられなくても、何らかの形で力になろうとする…という意味で)
精神的に成熟した、相思相愛コンビなんですね。
それにしても、風ちゃんの男らしい仕切り、今更ながら惚れそうです。
「(礼真琴は)本当に出会った…心が出会った、特別な人」と熱く語る風ちゃん。
「え…嬉しい…」と真顔で風ちゃんを見つめる琴ちゃん。
感動のあまり、言葉がみつからない様子。
だって、これ、すごい告白。
恋愛とか、そんなカテゴリーを超えてるもの。
誰かに本当に出会ったと感じるなんて、おそらく人生でそうそうありません。
最高の告白だと思います。
ほんっと男らしいよ、風ちゃん…!
もっと、もっと長く就任していてほしいトップ娘役さんです。
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明日海りおインタビュー(日刊スポーツ近畿版 8月29日)
8月29日(月)日刊スポーツ(近畿版)に、明日海りおインタビューが掲載されてます。
明日海Love友さんが、Merciさんのブログを拝読し、連絡をくれました。
Merciさん、明日海Love友さん、情報ありがとうございます。
紙面を大きく取ってくれてるし、好意的な記事です。
嬉しいですなぁ♡
ありがとうございます♡
ただ、その記事を書かれた方は、宝塚の TOP of TOP を「トップとしてのキャリア最長の人がなる」と理解されてます。
就任期間の長い順ではないのです…。
レジェンド・柚希礼音さんが退団された事により、明日海りおが TOP of TOP を引き継がせて頂きました。
(ここに書いても、日刊スポーツの記事書かれた方は読まないよ…?)
(うん、わかってる)
先日の産経新聞(いつのか不分明なんですが…)の記事と、質疑応答はほぼ一緒。
男役芸について。
仮面のロマネスクについて。
……でね?
最も注目した箇所を紹介します。
今のところ、どのインタビューでも語られてないと思います。
以下抜粋。
来年2月5日に(中略)退団するトップ娘役、花乃まりあから昨年末、退団の相談を受けていた。
「話があるって言われ、そういうことかな?と。個室を用意しました」と振り返った。
……個室を用意しました。
……個室を用意しました。
……個室を用意しました。
みりお様とふたりきり……?
密室で、みりお様とふたりきり……!
しかも、部屋をとったの、みりお様ですよ?
いいな、いいな、羨ましいな、花乃ちゃん!!
……はい、記事に戻ります。
花乃には熟考を勧めた。
「あこがれて入った宝塚で納得いくまでやりたいだろうと思って。私もそういう気持ちでやっているから」と話した。
……そうですよね。
宝塚は、誰もが入れる訳じゃない。
憧れで終わる人が遥かに多い、高倍率の狭き門。
音楽学校に合格し、歌劇団に入団してからも、常に競争に晒されます。
その中で、トップの称号を受けられる人はごくわずか。
明日海さんも、花乃ちゃんも、なりたくてもなれるとは限らないトップの座に登りつめました。
慎重な判断をすすめた明日海さん。
明日海さん自身が、強く求めて歩んできた道。
いずれは去らねばならぬ夢の世界。
だからこそ、花乃ちゃんにも「やるだけやった。やり切った」との思いを得てほしいと願ったのでしょう。
特に96期生は、心ならずも宝塚を去った人が少なくないですしね…。
純粋に、花乃ちゃんの気持ちを考えて、アドバイスされたのでしょうね。
己の考えは押しつけず。
そして、花乃ちゃんが見失いかけた気持ちを呼び覚ましつつ。
……うん、やっぱり羨ましいぞ。
明日海さんに寄り添ってもらえて。
よかったね、花乃ちゃん。
旦那さまに大事にしてもらって…。
明日海さんと手に手を取って、素敵な作品を創り上げて下さい。
客席から応援しています。
ここからは、グダグダ余談です。
会社帰りにザザ降りの中、約1時間かけて、コンビニ9軒ハシゴしました。
デイリー、大スポ、報知、夕刊フジ等は大抵どの店舗にもあるのに、日刊スポーツはなかなかなくて。
なになに、みりお様目当てで売切ってか?!
…いえ、シェアの問題かと思われます…。
関東は、台風の影響が出て来ていると思います。
強い風雨、どうぞお気をつけ下さい。
大陸から南下してきた寒冷渦と、北上してきた台風がぶつかり、近畿地方も強い雨です。
靴ジョボジョボ、傘を差しても濡れねずみ……冬でなくて良かった…。
とりあえず、新聞は何とか入手しました。
みりお様の記事は濡らさず、無事持ち帰りました。
「私も読みたい、ほしい」と思われた方。
新聞社に問合せれば、送付してくれると思います。
問合せ先は、インターネットで検索してみて下さいね。
日刊スポーツには、見当たらないのよ…。
一般紙なら、一面に発行元の連絡先が記載されてるのにね。
それでは、チェリオ!
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シンクロことふう補足 + 綺咲愛里について
まず、『シンクロことふう』の補足。
『カフェブレイク特別編』で、琴ちゃんが言ってたこと。
(…と言っても、『こうもり』の時のですが…)
礼真琴と妃海風は、外箱公演などで別々の演目に分かれた際、それぞれ類似した役を演じる事が多かったそう。
離れていても、演じる役どころが似ている。
そんな面でもシンクロしている、琴ちゃんと風ちゃんでした。
それもこれも、琴ちゃん曰く「娘役をさせられる事が多いから… いや娘役をさせて頂く事が多いから」という点も一因なのかな。
娘役のクオリティも高いから、琴ちゃん。
娘役を経験した男役は、さらに男役芸に磨きがかかると聞いた事があります。
実際、琴ちゃんもそうですよね。
さて、『こうもり』『桜華に舞え』で観てきました。
星組の次期トップ娘役・綺咲愛里。
星組は観劇の機会が少ないため、「あぁ、あの可愛い子」 くらいの印象しかありませんでした。
では、外側から見ていきましょうか。
「妃」を芸名に使う娘役は多い中、読みをズバリ「キサキ」 にするとは。
あるようで無かった芸名かも。
可愛いアイドル系の顔だち。
小柄で華奢な体型。
『こうもり』では、北翔海莉の復讐に協力し、紅ゆずるを籠絡する可愛い娘さん役。
『桜華に舞え』では紅さんの初恋の人にして、北翔さんの奥方役。
紅さんに想いを寄せる可愛らしい村娘は、文句なく似合っていました。
時を経て、北翔さんの妻となった愛里ちゃん。
生活に疲れ、くすんだ感じが出てました。
ソロ歌唱も、引っ掛かりも裏返りもなく、安定していました。
綺咲愛里、がんばっていたと思います。
例えば、『星逢一夜』で咲妃みゆが演じた「疲弊した中年の妻」
例えば、妃海風の見事すぎる歌唱。
彼女達の歌唱や演技と比べたら「大根」「下手」に感じるでしょう。
それは綺咲さんのみならず、ほとんどの娘役が該当しそう。
匹敵できるとすれば、ごくごくわずかな超実力派だけかな、と。
綺咲愛里は、技術的には上手とは言えないと思います。
ですが、とりあえず歌や芝居に、聴き苦しさや見苦しさはなかったかと。
フィナーレで、紅ゆずると歌いながら銀橋を渡ります。
銀橋は狭く、照明が強くて眩しいそう。
歩きながらのデュエットは、愛里ちゃんには大きな挑戦だったと思います。
そんな中、高音ファルセットを引っくり返さず歌い切りました。
一音だけ特に高い音… 苦しかったんでしょうね、やや金属的な声が出てしまいました。
ほんの一音だけ。
……でね。
帰宅してからも、愛里ちゃんの事を考えてました。
愛里ちゃんの発声について。
おそらく口蓋でしか歌ってないよね。
腹式呼吸は知ってても、上手く使えてなさそう。
TVなど映像メインの人は、口蓋のみで発声する人は結構います。
可愛い声を出そうとしてか、どうか、ペチャぺチャした発声で歌ったりね。
それで成立するなら、それでもいいのでしょう。
ですが、宝塚歌劇でソロもとる舞台人の発声としては疑問です。
少なくとも綺咲愛里は、音域的に苦しくても、子供っぽい発声に逃げてはいません。
ソプラノは、口蓋や頭で音を響かせると教わった記憶があります。
だから、口蓋で歌う事自体は間違ってないと思います。
…ていうか、誰しも口で歌いますしね。
ただ、口先のみならず、腰や肚を意識する事も大切だと思います。
大人の発声を意識している(と思われる)綺咲さん。
努力次第で、伸びていく可能性はあると思います。
やみくもに歌っても、声帯を痛めるだけ。
専門家に師事し、基礎を身につけるだけでも大きく違ってくるはず。
綺咲さんはおそらく、出来る努力はなさっていると想像しています。
かなり余計なお世話だと自覚しつつ、書きました。
そうそう、紅ゆずると綺咲愛里の並びは、とてもマッチしていました。
紅さんは、小顔で長身痩躯のモデル体型。
凰稀かなめ系ブロポーションですよね、いわば。
背は高いけれど、相手役を選ぶタイプかと思われます。
紅ゆずると綺咲愛里。
二人が並んで銀橋をわたる姿は、お似合いでした。
体格や骨格のバランスは、努力ではどうにも出来ません。
そこをクリアしてる事は、大きなアドバンテージではないかと。
正直、綺咲さんの事は判断材料が少ないので、こんなに語っていいものか、迷いました。
迷いつつ、書きました。
現時点では、こんな風に感じています…という事で。
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