GWがあっという間に過ぎ去りました。
明日は、雪組新人公演です。
7日連続公演(しかもほぼ連日2公演)で新人公演って。
このスケジュール組んだの、誰でしょうね?
せめて一週間ずらしてあげたらいいのに…。
過酷すぎる…(>_<)
宝塚の過酷さは、今に始まった事ではないとはいえ。
初日から三番手が休演、代役は新公ワンツーが務めるという、更なる過酷さ 。
きっと、この代演と新公で、永久輝さんと縣くんの絆は深まった事でしょう。
真の意味で「同じ釜の飯を食った仲」になったのですから。
「同じ苦労を共にした」というニュアンスも含まれてますものね。
れいこひとこの次は、ひとこちさとの時代が来るのでしょうか。
れいこ(月城かなと95期)に替わって雪組にやってきた、あーさ( 朝美絢95期)
あーさ&ひとこ……想像しただけで眩しすぎる…!
お二人とも、キラキラしてるから。
ひとこちゃん(永久輝せあ97期)と、ちさと君(縣千101期)
この二人は、金属と木材くらい離れてるイメージ。
かたや、キラキラ。
かたや、どっしり。(素朴な味わいというか…)
世代が近く、高身長でタイプの違う美形。
男役コンビとして美味しいよね…!(←すでにコンビ扱い)
4期の差は、下級生の間はかなり大きいと思います。
ですが、中堅になる頃にはちょうど良い開きかなと。
(例 : 朝夏まなと88期 & 真風涼帆92期)
…と想像してみたものの、縣くんはスポットを浴びるより、下積みを経験してほしいなと。
縣くんって初舞台『1789』から最新作『幕末太陽傳』までモブや小芝居を本当に楽しそうに演じてて。
細かな表情も、けっこう考えてるなと。
暗がりでほとんど表情がわからなくても、ちゃんと表情つくってるんです。
本当にお芝居が好きなんだろうな…としみじみ感じます。
初舞台から見守ってるから、抜擢はもちろん嬉しい。
だからこそ、下級生時代は様々な経験を積むためにも、敢えて光ばかり当てずにいてほしい。
抜擢はたしかに嬉しい。
認められている、期待されている。
それが如実に伝わってきて、ファンとして嬉しい気持ちは本当です。
ただ、大切に育ててほしいと願っています。
皮肉なことですが、早期抜擢が却って若芽を摘む恐れもあるんですよね…。
急がず、焦らず。
多様な側面を経験させてあげてほしい。
大切に育ててあげて下さい。
(ほんとうに母親目線ですね…我ながら)
遅ればせながら、全員が本役での本公演を観ました。
5月6日(土)15時公演、イープラス貸切公演。
入手困難チケットなのに、Anneさん、お声掛けありがとうございました。
公演後のご挨拶で、早霧せいなさんが可愛かった…!
「私もイープラスの会員です」
手足を使って、「E」
腕を90度に交差させて「+」
この「イープラス」姿勢を、ショーでも、ご挨拶でもしてくれました。
ちぎさ~~ん!
お茶目すぎる…!
「これからも、イープラス様、そして宝塚歌劇団、中でも雪組をどうぞよろしくお願い致します」
これは定番のご挨拶ですが、「中でも雪組を…」の前にタメて、声の出し方もピアノから徐々にフォルテへ…クレッシェンドで。
笑いをとり、抑揚をつけ、ほがらかで。
とっても魅力的で楽しいご挨拶でした。
本役の徳三郎(彩風咲奈)、清七(永久輝せあ)、玄平(縣千)
それぞれ、落ち着いて演じていたと思います。
彩風さんの徳三郎は、いかにも裕福な家で素直に育ったお坊ちゃんの風情。
育ちの良さが滲み出ていました。
永久輝さんの徳三郎は、やんちゃ濃度が高く、キュートなお坊ちゃまでした。
そして、永久輝清七と縣清七も、もちろん少し違ってて。
永久輝清七は、風流な遊び人。
縣清七は、世間知らずのボンボン。
それぞれの持ち味が出ますね。
役者さん達は大変でしたが、こちらとしては美味しく頂戴(拝見)いたしました。