2022年4月12日(火)雪組・新人公演『夢介千両みやげ』を宝塚大劇場にて観劇して参りました。
それでは、キャスト別観劇感想つづきです。
★壮海はるま(103期・研6)
斎藤新太郎(斎藤道場の跡取り兄弟の兄。剣客修業中)
本役:諏訪さき(99期・研10)
若いけど、どっしりした落ち着きを備えた壮海くん。
本役さん同様、頭が良さそう。
さらに落ち着きと包容力を感じさせました。
★聖海由侑(103期・研6)
金の字(遊び人。斎藤兄弟の旅に同行)
本役:縣千(101期・研8)
聖海くんの金さんは軽快で洒脱ながら、真面目な良い人っぽい。
お白州で見得を切っての高笑い、ビシッと決まりました。
決まり過ぎてて、笑いが起こらなかったわ…(褒めてます)
★紀城ゆりや(105期・研4)
悪七(内妻を美人局にして恐喝を働く船頭)
本役:綾凰華(98期・研11)
本役さんと同じく、美青年。
悪役は美形の方がうれしいものです。
恐喝する時は凄みがありましたね。
★真友月れあ(102期・研7)
嘉平(夢介のじいや)
本役:汝鳥伶(専科)
見た目は若々しいのですが、演技は汝鳥さんそのもの。
発声や台詞まわしも、汝鳥さんそのもの。
老け役をあんなに上手く演じられるなんて驚きました。
★日和春磨(101期・研8)
市村忠兵衛(南町奉行所の老同心)
本役:桜路薫(95期・研14)
金の字に奉行職を継ぐよう言い含めたり、町人の話も聞き入れたり、面倒見が良い老同心。
穏やかなお人柄が滲み出る演技で、しっかり作品を支えました。
★麻斗海伶(101期・研8)
猪崎(一つ目の御前の用心棒)
本役:星加梨杏(100期・研9)
本公演でも「それは出来ない」とか、線引きがきっちりしてる猪崎さん。
強いんだか弱いんだか、今一つわからない魅力が新公でも出てました。
背が高く骨格しっかりな麻斗くんに合ってる役ですね。
★有栖妃華(102期・研7)
春駒太夫(人気の女手品師)
本役:愛すみれ(95期・研14)
本役さん同様、貫禄をみせようとしていた有栖さん。
頑張りが発揮されていたと思います。
台詞の滑舌は聴き取りやすし。
★愛陽みち(104期・研5)
お糸(女手品師の弟子。蕎麦屋の娘)
本役:夢白あや(103期・研6)
三太の幼馴染で、総太郎の婚約者になるお糸ちゃん。
夢白さん同様、大人びた顔立ちの娘役さん。
発声や芝居は可憐で、台詞も聴き取りやすかったです。
★音彩唯(105期・研4)
お鶴(三太が妹のように育てている孤児)
本役:花束ゆめ(103期・研6)
大人ぶった丁寧な物言いが笑いを呼ぶお鶴。
本役さん同様、笑いが起きていました。
ところどころ、仕草がチャーミング。
★琴峰紗あら(105期・研4)
亀吉(三太が弟のように育てている孤児)
本役:莉奈くるみ(103期・研6)
幼くて、思った事をそのまま言っちゃう亀吉くん。
お鶴とナイス・コンビネーション。
本役さんと同じく、男の子に見えました。
(大いに褒めてます)
…とりあえず、こんなところでしょうか。
雪組新公、見応えあって楽しかったです。
∇今日はこれから宙組新公や。