2019年も押し迫ってきました。
★ My Best ダンサー(男役)
◆ SENIOR:水美舞斗(花組95期・研11)
▼ JUNIOR:縣千(雪組101期・研5)
また、彩風咲奈主演の外箱公演『ハリウッド・ゴシップ』のフィナーレにて。
★ My Best ダンサー(娘役)
◆ SENIOR:沙月愛奈(雪組89期・研17)
▼ JUNIOR:舞空瞳(星組102期・研4)
今日は大晦日。
宝塚歌劇団の公休日。
そして、ある時は最強の御庭番。
またある時は、悪徳マネージャー。
その実態は……麗しきタカラジェンヌ・月城かなと(月組95期・研11)
今日12月31日は△年前、月城さんが生まれた日です。
月城さん、お誕生日おめでとうございます。
宝塚を目指して下さって、ありがとうございます。
れいこさんを生み育て、音楽学校入学を許して下さったご両親にも感謝…!
そんなめでたい本日、一年を振り返り、私・シエスタのごくごく個人的な年間感想をまとめてみます。
項目ごとに、今年一番グッときたポイントを振り返ります。
生徒については、フィギュアスケートに倣い(?)シニア(上級生)とジュニア(下級生)に分けてみました。
ジュニアの定義は、新人公演学年と規定します。
それでは、振り返りレビュー続きスターティン♡(@りんごちゃん)
◆ SENIOR:水美舞斗(花組95期・研11)
マイティはしなやかな筋肉に恵まれた宝塚でも抜きんでたダンサー。
スピードや、高い跳躍は、見るたびに目を瞠ります。
明日海りお退団公演『シャルム!!』では一転、いつものイメージとは異なる踊りを見せてくれました。
フルフル(華優希)の死せる魂を光の元へ導き、再生へいざなう役(という解釈でええんかな?)
溶暗から音もなく現れ、ジャンプしても着地音もなく。
微かな衣ずれが響くほど、静謐でおごそかな踊り。
同じ場に登場する帆純まひろ、聖乃あすかも同じく、静かに舞います。
3人とも、さりげなく凄い。
そういえば、他の場でも帆純くんと聖乃くんは踊りのキレが良くなってました。
極力音を立てずに踊ろうと努め、毎回「今日は少し着地音を立ててしまった」など、3人でプチ反省会をしていると話していたような。
マイティか、ほのかちゃん(聖乃)がカフェブレか何かで話していたような…?
プロ意識の高さ、研ぎ澄まされた感性と技術。
そして、後輩を育成する姿勢。
花組を支え、盛り立てる為にも、下を育てる意識・行動はとても大切だと思います。
▼ JUNIOR:縣千(雪組101期・研5)
宝塚随一ともいえる舞姫・沙月愛奈(89期)との超絶技巧タンゴは記憶に新しいところ。
今年は『Music Revolution』の中の一場面「Dance Revolution」にて披露したフェッテ。
すんごいスピードでメンバー全員、一糸乱れずクルクル。
その中でも、沙月さんと共に安定感抜群に回っていました。
また、彩風咲奈主演の外箱公演『ハリウッド・ゴシップ』のフィナーレにて。
まさかの彩凪翔と縣千の、男役同士のデュエットダンス!
妖しくも美しく、お互いにリフトとホールドの力勝負も。
あの数分のために通ってもいい!…けど、チケットない!…という。
やりおるな、縣千。
スターオーラも、芝居心もあるし、残る課題は発声と歌唱。
男役としての声と歌は、ものすごく重要。
どうぞおきばりやす。
★ My Best ダンサー(娘役)
◆ SENIOR:沙月愛奈(雪組89期・研17)
あゆみさん(沙月)はハードな筈のダンスを、いつも楽しそうに踊ってらっしゃいます。
真彩ちゃんのソロ歌唱の場で、娘役総出に近い状態で踊る中、滑るようにステップを踏む人がいると、あゆみさん。
オペラでお顔を見ると、うっとり夢見るような表情。
歌詞に合わせ、表情も変化していました。
縣千と組んだ超絶技巧タンゴや、永久輝せあメインの場での高速回転フェッテなど、あゆみさんは柔らかく微笑みながら、こなしてしまう。
改めて、すごいなと。
そして拝見するたび、可愛らしい方だなと。
研17ですが、良い意味でのベテラン感や貫禄がなく、軽やかで穏やかな空気感を醸し出しています。
でも、きっと中身は己に厳しい職人肌なんだろうな。
…であればこそ、ふんわり微笑む余裕を生み出せるのでしょう。
▼ JUNIOR:舞空瞳(星組102期・研4)
ひっとんのダンス凄い!と思ったのは、水美舞斗主演バウホール公演『セニョール・クルゼイロ』
マイティと組み、超絶技巧タンゴを披露。
素晴らしいスピード&美しさ。
瞬きするのも惜しくて、目を凝らした事を憶えています。
本公演でも、男役と娘役が混在する群舞でも群を抜いたキレを見せました。
メインになる人を立てる配慮が見え隠れするたび、いつか存分に力を発揮できるといいね…と思っていました。
(マイティとのデュエダンはフルパワー全開でした)
星組に嫁ぎ、プレお披露目『ロックオペラ・モーツァルト』
一幕ラスト、礼真琴が歌う中、裸足でひらひら舞うひっとんを観て、力の開放を感じました。
フィナーレのデュエットダンスでも、超絶技巧を駆使し、対等にぶつかり合っていました。
トップ娘役として礼真琴という相手役を得て、持てる力を出し切れる場を得たんだな…と思いました。
おめでとう、ひっとん。
ガンガンいっちゃって下さい。
▽まだまだ続きます

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