2019年も押し迫ってきました。
一年を振り返り、私・シエスタのごくごく個人的な年間感想をまとめてみます。
項目ごとに、今年一番よかったわ〜♡を振り返ります。
生徒については、フィギュアスケートに倣い(?)シニア(上級生)とジュニア(下級生)に分けてみました。
ジュニアの定義は、新人公演学年と規定しますね。
それでは、振り返りレビュー・スターティン♡(@りんごちゃん)
★ My Best 新公キャスト(男役)
天飛華音(星組102期・研4)
初めて認識したのは『Another World』新公。
徳三郎役でしたが、本役さん(礼真琴)が演じてるのかと錯覚するほどの出来栄え。
発声・滑舌・歌唱・演技など、ハイレベル。
新公初主演の『食聖』では、上級生に対しても臆せず、舞台の流れを引き戻す為のアドリブをかましたり(宝塚)、マイクトラブルにも地声で対応したり(東京)と、現場対応力も高い。
将来が期待される男役さん。
同期で同郷(鹿児島)の彩海せらとの友情&ライバル関係も素敵ですね。
★ My Best 新公キャスト(娘役)
白河りり(月組103期・研 3)
『夢現無双』にて、準ヒロイン格の朱実に抜擢。
可憐でありながら、ほのかな色香を含んだ少女を好演。
次いで、『I AM FROM AUSTRIA』新公では初ヒロインに抜擢。
ヒロイン・エマはハリウッドの人気女優。
金髪が似合うゴージャスなビジュアルに加え、透明感あふれる美声を聴かせてくれました。
芝居・歌唱・ダンスと抜けのない実力と、清楚で可憐な容姿の持ち主。
歌唱力はことのほか高く、稀にみる美声。
組は違えど、宝塚が誇る歌姫・真彩希帆の後継者(の一人)かと。
次世代の歌姫です。
★ My Best 歌唱賞(男役)
◆ SENIOR:望海風斗(雪組89期・研17)
宝塚屈指の歌唱力の持ち主。
今更なにを言わんや…ですね。
ちょうど去年の今頃、『ファントム』が上演されていました。
東急オーブ公演ああ『20世紀号に乗って』は映像化が出来ないことが惜しまれる、超ハイレベルな歌が詰め込まれた、上質なコメディ。
『壬生義士伝/Music Revolution』はじっくり観せる芝居と、音楽とダンスの融合が楽しいショー。
全国ツアー『はばたけ黄金の翼よ』は宝塚の王道とも言える作品の再演。
どの作品も極めてクオリティが高く、ストレスフリー。
心地よい時間と空間を約束してくれる雪組トップスターです。
▼ JUNIOR:遥斗勇帆(星組99期・研7)
2017年3〜6月『スカーレット・ピンパーネル』新公でショーブランに抜擢。
本役(礼真琴)に勝るとも劣らない存在感と歌唱力が印象に残っています。
その後、本公演はもちろん、新公でもソロを聴く機会がないまま、現在に至ります。
来春には新人公演も卒業する遥斗くん。
新生星組はトップ(礼真琴)さんが歌うまなので、全体的な底上げを期待します。
ぜひ遥斗くんを歌の補強要員に。
ほんま、もったいないです。
★My Best 歌唱賞(娘役)
◆ SENIOR:真彩希帆(雪組98期・研8)
宝塚が誇る歌姫・まあやちゃん。
満を持して上演された『ファントム』ではクリスティーヌを体現。
演じるというより、もはや体現。
だって、クリスティーヌの歌声は天使に喩えられるんですよ?
天上の歌声なんですよ?
真彩希帆が演じたクリスティーヌは、極めて説得力の高いクリスティーヌでした。
他の役も然り。
聴き取りやすい発声・滑舌のおかげで、台詞ももれなく聴き取りやすい。
ミューズに愛された だいきほ(望海風斗&真彩希帆)コンビ。
宝塚の歴史の中で、長く語り継がれていくことでしょう。
▼ JUNIOR:咲乃深音(花組101期・研5)
現在の宝塚大劇場・花組公演時の場内アナウンスの声は、咲乃さんだと思います。
(違ってたら、申し訳ない)
本公演での役付きは未だ良くないものの、新人公演ではここ何回か、大きな役(城妃美伶が本役)を当てられています。
まろやかな声と、高い歌唱力の持ち主。
新公を観る限り、芝居力も確かなものを感じます。
影ソロでの起用は多く、『CASANOVA』でも活躍してましたね。
愛の迷宮だったかな?
研2とかピヨピヨ時代から、影ソロを担当してきた深音ちゃん(金色の砂漠とか)
新生・花組は歌唱面のテコ入れが急務と思われるだけに、歌が得意な生徒を積極的に起用していただきたい。
▽つづきます

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