2022年8月22日(月)月組『グレート・ギャツビー』宝塚千秋楽おめでとうございます。
LIVE配信を視聴しての感想です。
★凝ったセット
宝塚大劇場で観たとき、その華やかさに圧倒されました。
煌びやかという表現がハマる各種セット。
ギャツビーが入江に佇み、夜が明けていく描写も細やか。
背景の映写や照明がゆるやかに変化していきます。
配信だと全体的に暗く、豪華絢爛さが半減…は言い過ぎか。
30%減くらい?
夜が明けていく様子も、配信ではあまり判らず。
(月城さんの顔に釘付けで、気づかなかったのか、私?)
(…ありえる)
劇場の各種セッティングがいかに緻密か、改めて感じました。
★顔がよく見える
タカラジェンヌの顔がアップで見える。
これ、配信のありがたいところ。
月城さんはじめ、ほんま皆さん綺麗やなぁ。
劇場で観ると「実在してたんだ…!」という感動がプラス。
何回観ても、ビビります。
これはこれで捨てがたい感覚。
★なっちゃん、すごい
パレードの後、光月るう組長が幕前で退団者のことばを読み上げて下さいます。
夏月都(88期・研21)
晴音アキ(95期・研14)
佳乃百合香(101期・研8)
夏月都(副組長)はなんと!
宝塚に入りたいと思い、音楽学校の職員室を訪ねたそうです。
「どうしても宝塚に入りたい。どうしたら入れますか?」
本丸に乗り込んだ、なっちゃん(当時13歳)
たしかに最も確実です。
職員室の先生は『参考』とスタンプを押した入学願書を下さったそうです。
知りたい事は確実な人に教えを乞う。
中学生時代から、賢くて行動力があったのね。
見習いたいです。
★両手にイケメン
大階段を降り切った退団者へ「組からのお花」と「同期からのお花」が渡されます。
晴音アキ(95期)の場合、組からの花は海乃美月(トップ娘役)から。
組からの花は、輝月ゆうま(専科)から。
一緒に月城かなと(トップスター)もやって来て。
両手にイケメンの豪華な「同期のお花渡し」でした。
★ぴよぴよ
3回目位のカテコで、トップさんと退団者だけが登場。
何が可愛いって、三名とも月城さんにピタッと寄り添ってる事。
大きな羽根に包まれる、ひなどりのように。
明らかに近い距離感は、同期(晴音アキ)がいるから?
気の置けない同期同士だものね。
上級生の夏月さんも同じ距離感で寄り添ってるのが可愛いぞ。
佳乃さんは、夏月さんにピタ。
さつきの背中を追いかける、メイのごとし。
(by となりのトトロ)
佳乃「悲しい涙と嬉しい涙で、忙しい」
そうだよね、そうだよね。
笑顔でウルウル、可愛い百合香ちゃん。
晴音「皆さまの温かい愛に包まれて感謝」
瞳を潤ませつつ、凛々しい晴音さん。
夏月「これは、いつも袖で見ていた光景」
トップさんと退団者だけが舞台にいる光景。
夏月「自分がその場にいるなんて、まだ信じられない」
まるで宝塚GRAPHの『アナザーショット』のような視点。
さすが夏月さん、一味ちがいます。
★月組ジャンプ
締めは恒例・月組ジャンプ。
月組ジャンプの方法を観客にレクチャーする月城さん。
月城「月組、ばんざーい、でジャンプして下さい」
下手にいらっしゃる英真なおき(専科)へ向かって、
月城「専科さんもご一緒にお願いします」
上手においでのもう一人の専科さんへ向け、
月城「まゆぽんはわかるよね」
前年8月まで月組生だったからね。
輝月さんと笑顔でアイコンタクト。
トップスター挨拶では「専科の輝月さん」と呼んでた月城さん。
サラッと『まゆぽん』呼び、いただきました!
★呼び方
そういえば、歌劇誌で同期の呼び方がツボる95期。
毎号、トップスター5名の企画ページがありまして。
礼真琴と柚香光は月城さんを「れいこちゃん」と呼びます。
Wれい、互いのことは「れいちゃん」「こっちゃん」
月城かなとは「こと」「れい」
お兄様なの?
お兄様なんですか?!
…と鼻息を荒げつつ、千秋楽おめでとうございました。
東京公演は新人公演も含め、全員で完走できますように。
∇月組ばんざい!