2022年5月20日(土)21日(日)舞浜アンフィシアターにて、月組『Rain on Neptune』を観て参りました。
実に3年半ぶりのアンフィシアター。
花組『Delight Holiday』以来。
すでに会期が終わってしまいましたが、感想とトーク箇所のお裾分けを。
「観たいけど、観に行けない」同志諸君。
「気になるけど…おずおず」なビギナーズ諸氏。
…に向けて、「こんなんやったで」とメモメモする。
それが乙女ならぬ私のポリシーです。
私自身が入院して観劇できなかった時、友人からのレポが嬉しかったので。
本当にありがとう、ありがとう。
何年経っても忘れられません。
加えて、仲間を増やしたいので…うしし♡
こわくない、こわくない…
(ナウシカとテト?)
今はほぼ配信してくれるので、嬉しいかぎり。
本作も配信済ですし、感想メインで参ります。
★頭ぐるぐる
総括としては、観終わった私の中では
「コォォ~~ブラ~~♪」
「最強なーのぉはー御庭番衆だーとー-♪」
主にこの二曲がグルグル。
次点で「アッパッショナード♪」
萌えたし、燃えました。
1時間50分、短すぎる!
もっと観たかったー-!!
★TAKAYA
谷貴矢先生には言いたい事たくさんあります。
「なんなん、この選曲?…ありがとうな!!」
宇宙に縁があり、なおかつメジャーなアニソン。
そこに『スペース・コブラ』をぶち込むとは。
さすがヲタク…!
ヲタク気質の方は知的な方が多く、知識量が半端ないですから。
これは私ではなく、綾辻行人氏の言葉ですが、納得です。
『コブラ』を歌う前野曜子さんは元タカラジェンヌ(弓千晶)という処も心憎い。
アニソンの話を最初にするあたり、私も相当なヲタクです。
知的でも、物知りでもありませんが、そんなヲタクもいるという事で。
ちなみに私、谷貴矢バウデビュー作『義経妖狐夢幻桜』の劇中歌
「YO-YO-YO! ヨリトモ♪」SONGが大好きです。
いつか、永久輝せあコンサートで歌ってほしい。
(ヨリトモ役は当時雪組生の永久輝さんでした)
『Rain on Neptune』もコンサート、または全編ショーで観たかったなぁ。
それくらい、どの曲もツボりました。
宝塚SONGも「なんなん、この選曲?…ありがとうな!」でした。
月組にちなんだ名作&名曲ばかり。
私の宝塚観劇デビュー作も含まれてて胸アツ。
もっと聴きたかった…!
TAKAYAの楽曲セレクト・センスを更に発揮し、聴かせてほしかった…!
聴かせてほしかったぁぁぁ…!!
★お芝居
オープニングは汚染された地球。
降る雨に濡れ、大気を吸い込むと、身体に悪影響が出るという。
シャトー少年(蘭尚樹)が孤児院で「お姉ちゃん」と呼び慕う少女(海乃美月)も胸を患う。
売られた彼女を買い戻すため、宝石を盗み出すも、願いは届かず…。
療養所にいるお姉ちゃんとの別れ。
そんな思い出を胸に、長じてトレジャーハンターになったシャトー(月城かなと)
愉快な仲間と宇宙を旅するぜ、イェイ☆彡
…ふと、花組『冬霞の巴里』と、星組『めぐり会いはふたたび next generation』が脳裡をよぎりました。
血縁はなくても確かな絆で結ばれた姉弟。
個性的な仲間たち。
しっとり切ない回想シーン。
(海乃美月&蘭尚樹)
賑やかな SONG & DANCE。
(月城かなと&夢奈瑠音&英かおと&彩みちる)
海王星を統べるトリトン(鳳月杏)と宝石たち。
こちらはオズの都のようでした。
美しく平和で理想的な世界。
フィナーレが『Over the Rainbow』とは。
オズの魔法使いのオマージュが含まれていたのかな?
トリトンの愛妻(=大好きなお姉ちゃんの母親)の遺伝子を複製した生命体・ネプチューン(海乃美月)
彼女を仲間に加え、地球を目指す。
ここで脳内BGMは『地球へ…』でした。
ヤング谷先生ならご存知に違いない。
『地球へ…』は今回の月組とは無関係…脱線ですが、ご参考に。
同じ曲が2回入っており、歌い手が違います。
1曲目がオリジナル(歌唱:ダ・カーポ)
2曲目はアニメの主人公ジョミー役の声優・斎賀みつき歌唱。
男声に聴こえますが、齋賀さんは女性です。
私に昔のアニソンを振ると、脱線しまくるよ?
(誰も振っとらん)
…という訳で、長めのフィナーレに移ります。
★銀河鉄道999
『銀河鉄道999』はテレビ編と映画編で主題歌が異なります。
映画編の主題歌を鳳月杏(92期・研17)が歌唱。
ゴダイゴの代表曲の一つでもありますね。
大好きな楽曲を、ちなつさんの歌声で聴けて幸せです。
豊潤で洗練された表現力に乾杯…!
ちなつさんが成長した鉄郎と重な…らないか。
ちなつさんの方が素敵ですものね。
(すまん、鉄郎)
★宇宙戦艦ヤマト
男役さん達のコーラス。
大勢で隊列を組み、軍隊のマーチングバンドのようでした。
バンドちゃうけどね。
★スペースコブラ
1980年代のTVアニメより『コブラ』を歌唱。
白河りり(103期・研6)
咲彩いちご(104期・研5)
一乃凛(106期・研3)
メインボーカルは白河りり。
豊かな声量と大人の色香を、声で表現。
深みのあるニュアンスを醸し出していました。
今の宝塚で、一、二を争う歌姫でしょう。
咲彩いちご、一乃凛のコーラスも綺麗でした。
この三人はプロフェッショナルな歌声を聴かせてくれました。
雪組『夢介千両みやげ』の和希そらの歌声を聴いた衝撃を思い出しました。
異次元の歌声。
白河りりの『コブラ』も異次元ボーカルでした。
オリジナル歌手・前野曜子は元ジェンヌ。
★乙女のポリシー
彩みちる(99期・研10)がメインボーカル。
娘役が総動員でキュートなダンス。
THE 少女マンガ♡の世界が展開。
★ムーンライト伝説
月組のテーマソングよな、ある意味。
トップスターが歌うのも、納得よな。
かつて、天海祐希も歌った『ムーンライト伝説』
月城かなとも歌います。
「月に代わってお仕置きよ☆」
これ、天海さんは言ったけど、月城さんは言ってない。
そこは、それやね。
「何十年前と比較してるねん?」って話ですね。
★最強という名の華を添えて
これは正式にはアニソンではない。
宝塚版『るろうに剣心』(2016雪組)で歌われた楽曲。
四乃森蒼紫役の月城かなとが御庭番衆を従えて歌い踊りました。
二刀流の振付が激しくかっこよすぎた…!
リアル蒼紫、三次元で更に麗しくなられた…!
あの蒼紫様と再びお会いできるとは…!!
ありがとう、ヤング谷先生…!!!
月組バージョン御庭番衆は
彩音星凪(101期・研8)
柊木絢斗(102期・研7)
一星慧(102期・研7)
瑠皇りあ(103期・研6)
余談ですが、新人公演の蒼紫は縣千(101期・当時研1)
月城さんとW蒼紫、やってみてほしい。
多分、全然ちがう蒼紫だろうなぁ。
月城蒼紫が深夜のガードマンとして働いてたら、
縣蒼紫は日の出と共に新聞配達してそう。
江戸城無血開城で敗者になった御庭番衆だものね。
無職になり、生きる為に働くよね。
二人とも歌舞伎町にいけば、ホ〇トクラブで№1を張れそうですが。
見た目はイケメン
中身はマジメだから。
…ですが、地道な仕事をしてそうなイメージがあるよ。
月城さんも、縣くんも。
きっと地道に働いて資金を貯め、大学進学…って、蒼紫は美園さくらか?!
(なんとか月組に戻せた)
(ありがとう、さくさく)
続いて、トークコーナーの事も書き記しておきたい。
ちゃんと書けるかのぅ。
∇最強…たまらん