2022年3月1日(火)に発表された雪組の次回大劇場公演『蒼穹の昴』
中国が舞台のお話です。
しかも王宮が絡んでくるとな。
私は『三国志』も『封神演義』も好きです。
…が、近代中国物は弱め。
三国志はともかく、封神演義は史実に絡めたフィクション小説ですが。
★おさらい
メイン男子キャラはざっくり、こんな顔ぶれでしょうか。
梁文秀(改革派・エリート官僚)
李春児(守旧派・西太后の側近)
光緒帝(西太后の甥)
科挙に首席合格した梁文秀が、彩風咲奈(93期・研15)でしょうとも。
咲ちゃんとイメージ合いそうですし。
文秀と義兄弟の契りを交わした極貧少年・李春児は、朝美絢(95期・研13)やろな。
義兄弟かぁ…
共に夢を語り合い、未来を目指す…
漂と信みたい…(漫画『キングダム』より)
文秀が仕える光緒帝は、和希そら(96期・研12)でしょうか?
大きな役ですし。
★玲玲とミセス・チャン
女性の役でメインを張りそうなのは、この3名でしょうか。
玲玲(春児の妹)
ミセス・チャン(謎めいた美女)
西太后(光緒帝の伯母)
玲玲とミセス・チャン。
玲玲は春児の妹。
春児に代わり、玲玲を養育する文秀。
もう一人の兄と妹のような関係。
兄みたいだけど、兄じゃない。
玲玲は文秀に恋心を抱きます。
…が、気づかない文秀。
対して、文秀とミセス・チャンは互いに惹かれ合います。
好きなのに「己は文秀にふさわしくない」と一線を引くチャン。
そんな事されたら、よけい燃え上がる文秀のパッション。
メロウなロマンスですなぁ…。
玲玲とミセス・チャン。
この二役を、トップ娘役と二番手娘役に振りそうです。
朝月希和(96期・研12)
夢白あや(103期・研5)
年齢的に割り振れば、朝月チャン、夢白玲玲…なんでしょうけど。
イメージを優先すれば、朝月玲玲、夢白チャンでしょうか。
物語として、主役とヒロインの恋をよりドラマティックに描くか?
それとも、最終的に運命を共にする相手を重心に置くか?
原田諒先生がどのように物語を構築したいとお考えなのか?
それによりそうです。
追記。
やはり一言添えておきたし。
玲玲は野々花ひまり(99期・研9)もイメージ合うと思います。
★ラスボス・西太后
…そして、ラスボス的存在の女子キャラ・西太后。
中国三大悪女の一人に数えられる、折り紙つき。
中国三大悪女は…
妲己(だっき)
呂雉(りょち)
則天武后
西太后
…え? 4人??
妲己は、殷王朝の皇帝の寵姫。
実在が危ぶまれる為、カウントされていません。
史記や封神演義に登場する妲己は実に極悪非道。
…にも関わらず、モテ女子の代名詞という側面も。
西太后は三大悪女の中で、最も近年(19世紀)の人物。
ちなみに妲己は紀元前11世紀頃。
呂雉は紀元前3世紀頃。
則天武后は7世紀頃。
こうして並べると、西太后は圧倒的に最近の人ですね。
正妃に男子がなく、西太后の息子が皇帝に即位。
西太后自身は皇后になれず、側室のままでしたが。
さりとて、皇帝の生母には変わりなく。
絶大な権力を掌握していきます。
西太后は、縣千(101期・研7)がハマりそう。
彫刻のような目鼻立ちで、押し出しも良い縣くん。
悪女として名高い西太后は、強烈な存在感が必須かと。
西太后は若い頃、かなり美人だったようですし。
CITY HUNTERと併演のショー『Fire Fever!』
彩風さん以外、全員ダルマの場がありましたよね。
研1からカマっぽかった(男役への褒め言葉)縣くん。
意外や意外、研7にして最も女性的なダルマ姿でした。
全体的に絞って、スッキリしてたし。
咲ちゃんに迫るも、ライバルにあっという間に押しのけられ、オコぷんぷん。
お怒りポーズが逞しく、そこは変わらぬ縣くんでした。
しゃべる犬・モプシー(ほんものの魔法使)
スキンヘッドの元傭兵・海坊主(CITY HUNTER)に続き、
紫禁城の女帝・西太后(蒼穹の昴)だったりしたら、凄かろうね。
もしそうなれば、縣くんにとっては大いなる挑戦。
またもや話題を振りまきそうです。
キャスティング発表は集合日。
9月頃でしょうか?
…半年先かーい!!
∇楽しみが先すぎる(^◇^)