朝夏まなと様の新人公演・初主演『マラケシュ・紅の墓標』を観ました。
もちろん映像で。
作品本体もですが、新人公演ステージトークが見ものですね。
朝夏さん、研究科4年になったばかり。
色白は同じですが、むきたてゆで卵の風情。
話し声も話し方も、どこかたどたどしくて…かかかかわゆい…!
そりゃそーか、まだハタ…とすみれコード抵触、ごめんなさい。
相手役は桜乃彩音さん。
すらりと背が高めで、落ち着いた雰囲気の娘役さん。
穏やかで優しげなお顔立ちで、大人の女性を演じられそう。
彩音さんも新公初主演。
この後、春野寿美礼さんの相手役に抜擢されるんですね。
そう思うと、まぁ様と彩音さんが、ブラームスとクララ・シューマンに見えてくるような。
大きな才能を秘めた駆け出しの若造と、尊敬する大先輩の奥方ってことで。
まぁ様とは長身コンビ、なんとも見映えのする並びです。
しかも、ちゃんと身長差があるのが、さすが朝夏さん。
娘役がいろんな意味で気負わず、隣に立てる男役です。
そう、相手役を安心させる人なんです、朝夏さんは。
新人公演で思い余って、まぁ様の科白を先取りしてしまった彩音さん。
まぁ様はとっさに言い回しを変え、何事もなかったように対応されたそうです。
そのおかげで、彩音さんはすぐに芝居の流れに戻れたとか。
この頃から、臨機応変なフォローがさりげなく出来る方だったんですね。
新人公演舞台挨拶・新公トーク共に、まぁ様のガチガチ具合がほぉんと初々しくて。
今の余裕綽々の立派なご挨拶しか知らなかったので、新鮮すぎ、可愛すぎ。
この頃はまだ男役声が完成してなくて、作ってる感が強い気がします。
でも、立ち姿はこの当時から、美しくスタイリッシュ。
今も当時も細いけど、今の方がたくましい気がします。
ん~、まぁ様、内外共に成長なさいました。
「まぁくん」「彩音」と呼び合ってるので同期?…と思ってたら、後半で司会に促され、同期トークに。
同期トークは話も弾み、場も和みました。
ステージトークはもとより舞台本番も、緊張しつつも同期同士という事で、お互いに心強かったでしょうね。
そして朝夏さん、この時すでにチャラ男の片鱗をしっかり覗かせています。
本公演の話で、彩音さんが「緑色のブリブリの感じの…」と言いだした時、
朝夏 「可愛いね、あれ」
桜乃 「衣装がね(照)」
朝夏 「そんな事ないよ」
本公演のショーでタンゴを組んで踊り、アクロバティックな振付にも挑戦しているらしい話もちょろり。
本公演VTRを見ながら、
朝夏 「『最近、可愛いよ』って言ってるの、聞こえてる?」
桜乃 「聞こえてる(照)」
また、ブリブリ緑色衣装の場面が登場すると、すかさず
朝夏 「かわいい~」
ほんの数分で、どんだけ彩音さんを可愛い、可愛い言いまくってるの?…という。
同期だけど、朝夏さんの方がちょっぴり年下なんですよね。
お姉ちゃんを、可愛い、可愛いと言いまくる弟。
うはぁ…♡
ステージトークのお召し物、まぁ様のシャツブラウスと彩音さんのワンピースはお揃い。
白いコットンで、腰に切替の紐がついてます。
桜乃 「まぁくんが選んでくれました」
どっひゃ~~!
よくグラフや組本撮影で、男役トップが贈ったワンピースを娘役トップが着てたりしますが、新人公演初主演ですでに?!
…と思ったら、支払は各自で別会計だった模様。
ただ、まぁ様が出先でみつけ、
朝夏 「これ可愛いね。 彩音にいいんじゃないの」
とその場で電話し、映像で見せたそうです。
彩音さんも気に入り、即決。
いやはや、この頃からプロデューサー朝夏だったんですね。
司会から「同期のお二人、お互いの音楽学校時代の印象やエピソードは?」と尋かれ、
朝夏 「合格発表後、バラバラに寮の見学に行くんですが、横断歩道を挟んで目が合い、なんか同じ匂いを感じる…」
桜乃 「感じる…(と声が重なる)」
朝夏 「田舎から出て来た子。宝塚をよく知らないで入っちゃった感じ。それがお互いの第一印象」
桜乃 「まぁくんは皆から可愛がられるタイプで、すごい可愛くていつもニコニコしてた」
屈託ない笑顔のまぁ様、目に浮かぶようです。
桜乃 「劇団に入ってから、気づいたらしっかりしてて。 可愛がられるより、可愛がるタイプになってた。 知らない間に」
朝夏 「えー、そうかな?(照)」
何があった、まぁ様?!
こりすと出会ったから?(苦しまぎれ)
朝夏 「彩音はピアノ弾いてるイメージ。いつも弾いてたよね。めっちゃくちゃ上手いの」
ピアノは私も大好きです。
生まれて初めて自分で選んで買ったレコードは、ピアノ名曲集。
『乙女の祈り』『エリーゼのために』『トルコ行進曲』『小犬のワルツ』『幻想即興曲』『月光』などが収録されてました。
朝夏 「文化祭で一緒に弾いたね」
まぁ様もお上手なんですね、ピアノ。
私は下手の横好きでした…。
演奏はむろん、ソルフェージュに至っては壊滅的…。
音楽学校では、楽譜を初見で歌う試験があったかと。
私には絶対無理、よう出来ません。
音楽的センスのある方に憧れる所以です。
まぁ様は「歌が苦手」と新人公演プログラムにコメントしてらしたそうですが、今は昔ですね。
今の伸びやかで安定した歌唱は、たゆまぬ努力の賜物だと改めて感じました。
それにしても、ほぉんと可愛らしいです…!
今が男前なだけに、成長落差のビフォアアフター萌え♡
今の朝夏さんも、昔の朝夏さんも、素敵です♡
強いて言えば、今はより素敵かな♡♡
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新公初主演からチャラ男の片鱗が光る、朝夏まなと
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