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花組『元禄バロックロック/The Fascination』観劇感想あれこれ

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2021年11月6日(土)花組『元禄バロックロック/The Fascination』開幕。

おめでとうございます。

 

まだ初日明けたてなので、どこまで書いてええもんやら迷いますが。

 

ネタバレ注意報は出しておきます。

 

まっさらなMY初日を迎えたい方は読まない方が良いかも。

 

それじゃ行きまっせ。

 

 

 

★キラキラ花組

 

柚香光&星風まどかの新トップコンビは早くも息ぴったり。

お似合いのカップルにしか見えません。

 

そして、今の花組のキラキラっぷり。

 

トップ:柚香光(95期・研13)

2番手:水美舞斗(95期・研13)

3番手:永久輝せあ(97期・研11)

4番手:聖乃あすか(100期・研8) 

 

この顔ぶれ…!

この4人でフォーメーション組んで踊られてみ?

照明なくても発光してます。

 

めっちゃ省エネ。

うるるとさららも真っ青です。

(ダイキンさんは大切なスポンサーだよ)

 

娘役の方も、なかなかでっせ。

 

トップ娘役:星風まどか(100期・研8)

娘役2番手:音くり寿(100期・研8)

娘役3番手:星空美咲(105期・研3)

娘役4番手:美羽愛(104期・研4)

 

現時点では、こうなのかなと。

 

長期計画で育成される男役と異なり、娘役は判断に迷うところがありますね。

 

 

★トート閣下?!

 

芝居に一人、ショーに一人、トート閣下チックなビジュアル登場。

 

まず、一人目はタクミノカミ(聖乃あすか)

 

お芝居の冒頭に登場した時、「お前はもう死んでいる」状態。

(伝わるのか? 北斗の拳)

 

全体的にブルーグレイ・シルバーなビジュアル。

亡霊役だからか、衣装もウィッグも青灰がかった銀色。

 

黄泉の王子様じゃん…?

 

(突然の横浜弁)

(ほのかりん横浜出身)

(そういえば聞いた記憶ない)

(聖乃さんの横浜弁)

 

窓の外から柚香クロノスケの様子を窺ってたりするけど、存在感ありあり。

そんなところも閣下ちっく。

 

鼻が高くて横顔が美しいタクミノカミです。

 

 

二人目は食虫花(柚香光)

 

こちらはショーで登場。

妖しく惑わせる、華やかな食虫花。

蝶(星風まどか)を巧みに誘い、取り込んでいきます。

 

性別がなく、この世の者ですらない風情。

妖艶かつ、狙ったものは諦めない。

うわぁ、閣下っぽい…!

 

(デーモンちゃうで?)

(わかっとるがな)

 

 

★銀ちゃんと小夏?

 

『元禄バロックロック』にて。

コウズケノスケ(水美舞斗)ツバキ(星空美咲)の膝枕に頭を預けて登場。

 

銀ちゃんと小夏ふたたびーー?!

 

…とワキワキしてたら、まさかのマジで愛してるんです、ツバキコウズケノスケを。

 

コウズケノスケのくノ一カエデ(美羽愛)ツバキ(星空)の二人。

 

ニコイチに見えますが、役の位置づけはやや違うかな。

 

ツバキ(星空)は物語を動かす役目を担っています。

 

 

さらにショーでは『酒とバラの日々』の場にて、ガッツリ組んでタンゴを踊ります。

 

ダンスの名手・マイティを相手に、美咲ちゃんもキレキレ。

 

足捌きやターンがとても綺麗。

リフトやホールドも見事。

 

クールな大人の男女のデュエットダンス。

 

複数のカップルが踊りますが、マイティ&美咲組は華も切れ味も抜きん出ていました。

 

銀恋に登場したデュエダン『愛してチャチャチャ』を彷彿としました。

 

帆純まひろ(99期・研9)と星空美咲の組合せでしたが。

 

タンゴといえば、『セニョール・クルゼイロ』で水美舞斗と舞空瞳も超絶技巧で魅せてくれたっけ。

 

舞空瞳も花組時代、当時の2番手(柚香光)と組んで踊りましたね、

 

『雨に濡れても』は印象深く、大好きなナンバー。

 

走馬灯状態ですが、それくらい触発されたって事で。

 

 

★ヤスと小夏?

 

ショーのフィナーレ。

トップバッターは飛龍つかさ(98期・研10)星空美咲

 

『エーデルワイス』を歌いながら踊ります。

 

銀橋の上手から飛龍くん、下手から美咲ちゃんが登場。

 

二人とも全身白い衣装。

エーデルワイスの花の色です。

 

銀橋を歌いながら踊って移動…って、足元怖そう。

 

美咲ちゃんも緊張してるようでした。

そういう姿を見ると、まだ研3なんだな、と。

初々しく、可憐でした。

 

ちょっと新鮮。

しっかりキレッキレの姿を見る事が多いだけに。

 

飛龍くん美咲ちゃん、銀橋の真ん中で出会うと笑顔。

顔を見合わせ、嬉しそう。

 

ヤスと小夏だぁ〜!

ふたたび会えた〜!

うん、ちがう〜!

わかってる〜!

 

飛龍くん美咲ちゃんの後は、羽立光来和海しょうと続きます。

 

羽立さんと和海さんは揃って歌うま、94期(研14)

 

歌える生徒に歌わせる、ナイス企画。

 

少し話が逸れますが、美咲ちゃんのお団子キャップ。

雫のような飾りが幾つか。

動くたびに揺れ、綺麗でした。

 

普段あまり気に留めませんが、揺れる素材だからな。

印象に残っています。

 

エーデルワイスの花言葉は「尊い思い出」

 

加えて「勇気」「忍耐」という意味も。

 

花組100周年、そして代々のタカラジェンヌにそぐう花言葉ですね。

 

 

★マイティちゃん

 

今回のショーはいろんな生徒にスポットを当てる仕様。

 

中村一徳先生の生徒への愛が詰まっています。

 

普段は銀橋渡りとは縁がないであろう生徒達もどんどん渡ってます。

今回で退団の生徒には、見せ場・聴かせどころも用意。

 

宝塚のこういうところ、胸が熱くなります。

 

中村先生が「ちゃん付け」で生徒を呼ばれるところもツボ。

 

れいちゃん」はまんまですが、「マイティちゃん」は激しく刺さりました。

激カワ…!

 

エーデルワイスという洋菓子店のケーキが好きだった事を思い出しました。

 

 

★お衣装

 

激カワといえば、衣装担当の加藤真美先生のデザインが素晴らしすぎて…!

 

言葉が追いつかない、カラフルで胸躍る世界がそこに。

 

一人一人のキャラクターを色彩やフォルムで表現しています。

 

どれも本当に素敵で…!

加藤真美衣装展があれば、入り浸りたい。

一点一点、細かく見倒したい。

 

芝居もショーも「これは加藤真美先生に違いない…!」と震えました。

 

神様、仏様、天国の小林一三様、宝塚歌劇団に加藤真美先生をもたらして下さり、本当にありがとうございます…!

 

ファンレター書きたいくらい好きです。

劇団さん、加藤先生に渡してくれますか?(真顔)

 

ジェインの半袖セーター販売して下さい。

これ多分、一生言い続けます。

(ほんものの魔法使より)

 

 

★ ♪YO-YO-♪

 

谷貴矢先生のサブカル系SF作品、好きです。

 

宝塚ファンにはトンチキと思われそうな作風がチャレンジャーですよね。

(言いたい放題、すみません)

 

『元禄バロックロック』はどう来るかな?と思ったら、過去作品よりお行儀の良い感じです。

過去作品に比べ、お話もわかりやすい。

 

大劇場でVISA協賛。

花組100周年。

慎重にもなりますよね。

 

より多くの人に受け容れられ、愛される作品になっていると感じました。

 

個人的に「♪YO-YO-ヨリトモ♪」ソングが激しくツボで、いまだに脳内で回ってます。

 

今回、クラノスケSONGがなくて残念。

なんちゃって(^◇^;)

 

※ ヨリトモSONGは雪組『義経妖狐夢幻桜』にて永久輝せあが歌唱。

本作では永久輝さんはクラノスケ役。

 

※ 11/7(日)幕間です。

2日目観たら、さらに面白くなってて驚き。

れいまどコンビネーション・パワー炸裂!

 

 

★ほのくり

 

激カワといえばですね。

銀橋をいろんな生徒が渡る中、本舞台で聖乃あすか音くり寿が組んで踊っています。

 

同期で同い年の二人。

王子様と王女様のダンス♡

目が離せません。

 

二人とも、いまや花組の重要な戦力。

微笑み合いながらも、責任感と同志愛が詰まったほのくりデュエダンです。

 

※ 11/7(日)マチネ観ての書き足し。

ほのくりデュエダンは2回。

 

1回目は銀橋で組長さん達が歌われる時。

 

2回目は黒燕尾の後、音さんが銀橋で『情熱の花』を歌っていたら、聖乃さんが上手から渡って来てエスコート。

 

 

2021年11月7日(日)開幕2日目、まだ2回目の花組の舞台、観てまいりますね。

 

∇ 花組好きです

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