月組全国ツアー『激情/アパショナード』梅芸千秋楽、観て参りました。
本日は、OさんとTさんのおかげで観劇が叶いました。
珠城Love友の分まで、ありがとうございました。
観やすいお席に友人共々、感激です。
さて、梅芸千秋楽の感想です。
初日に比べ、珠城りょうはじめ、チーム全体に余裕が生まれたような?
初日はピキーンと氷が張ったような緊張感がみなぎってました。
初日に黒燕尾がピシッと揃って見えたのは、幻だったかもしれません。
今日は月組らしい感じでした。
あ、でも、半拍ずつズレていく振付は綺麗に決まってました。
半拍ずつのカウントって難しいだろうに。
劇中のダンスは、役としての味は出すけれど、ジェンヌ個人の色は消し、振付に忠実に踊る傾向がありますね。
さすが月組。
月組は、ミュージカルを堪能した満足度が高いです、どの作品も。
『1789』は一度しか観てませんが、深く印象に残っています。
今日もたまきちは元気溌剌でした。
お花ちゃんと絡む時、めちゃくちゃ笑顔。
本当に楽しそう…私の気のせいでなければ。
かちゃ(凪七瑠海)とのデュエダンでは笑顔MAX。
複数名の娘役はべらかしダンス → 黒燕尾 → ちゃぴとのデュエダンと3曲連続ダンシングたまちゃん。
『宝塚幻想曲』の明日海りお並みのハードさ。
汗ダラッダラ。
それでも終始、穏やかな笑みをちゃぴに向け、高速回転リフトまでやってのけました。
ちゃぴ(愛希れいか)に向ける笑顔は、彼氏モードなたまちゃん。
対して、ちゃぴは抑制が効いてました。
人妻として、柔和ながら一線を引いた自制心を感じました。
ちゃぴがとっておきの笑顔を向ける相手は、龍真咲さんなんですね。
梅芸千秋楽という事で、初日同様、開幕アナウンスから拍手。
芝居やショーでも拍手が大きく感じられました。
カーテンコールの組長挨拶で、飛鳥裕さんが噛み噛みに。
その時も、言い直す組長を励ます拍手が湧きました。
組長さんも照れつつ「ありがとうございます」
温かい空気に包まれた会場に、たまちゃんもにっこり。
ご当地出身者の紹介では、元気いっぱいの浪速っ子たち。
ちょうどたまちゃんの後方階段上にもいたので、彼がコールされる直前に急いで飛び退くたまちゃん。
大羽根が邪魔になると見込み、初日は身体をかがめていましたが、楽日はさらに場所移動してました。
たまちゃん、優しいぜ…。
それでは、珠城りょうご挨拶を記憶の限りご紹介します。
科白はニュアンスですので、ご了承下さい。
「月組全国ツアー公演のご観劇ありがとうございます」
元気よく爽やかにスタート。
「北は岩手から、南は福岡まで回ります」
この表現は初日挨拶のもの。
楽日の言い方はちょいと違いました、ごめんなさい。
「良かったら、ついてきて下さい。
『あら、無理だわ。ついていけないわ』と仰る方は…仕方ないですね」
「あら、無理だわ」と高めの声音で、芝居がかった言い方。
お花ちゃん姿は見れませなんだが、『声だけ女形』が聴けましたぞ。
「その時は、宝塚大劇場へお越し下さい。 阪急電車で一本です!」
たまちゃん、めっちゃマジな顔つき。
一本です!って言いながら、人差し指立ててた気がするんですが、幻覚…? だよね?
ダブル・カーテンコールは感謝の言葉。
トリプル・カーテンコールは、観客席総立ち。
拍手の嵐にしばし会場を見回す、たまちゃんはじめ月組全ツメンバー。
嬉しそうでした。
「あの、まるで千秋楽みたいですが、全国ツアーはまだ始まったばかりです」
少しアワアワした様子のたまきち。
いいえ、梅芸は千秋楽なのよ、たまちゃん。
「私達は旅立ちますが、もうすぐ月組・龍真咲さん率いる『Voice』が東京・赤坂ACTシアターで開幕します」
たまちゃん、キラキラした瞳で、力強く会場に話しかけます。
「東京の後、大阪のシアタードラマシティへ帰ってきますので、ぜひ足をお運び下さい」
自分らについて来てと言った時の30倍くらい熱心に龍さんの公演をアピール。
「私達も旅の空から、パワーを送りたいと思います」
龍さんの話題、誰より嬉しそうに話すたまちゃん。
それをにこやかに見守るちゃぴ。
龍さんの話を始めるや、たまちゃんが下級生の顔に。
表情や口調に、龍さんへの尊敬の念が溢れてて、胸打たれました。
堂々と真ん中に立つ姿に「トップ・プレお披露目みたい」と思いました。
ですが、たまきちは龍さんの背を見つめているんですね。
そんな秋田犬の子犬みたいな姿に、改めてほろり…。
珠城りょう率いる全国ツアーチームの健康と舞台の成功を心よりお祈りしています。
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月組全国ツアー『激情』梅芸千秋楽・珠城りょうご挨拶
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