2021年9月12日(日)は贅沢な一日でした。
まず、宝塚大劇場で雪組『CITY HUNTER』セディナ貸切を観劇。
帰宅後、15時半から花組全国ツアー『哀しみのコルドバ』配信を視聴。
一日で二度美味しい♡
しかも満足度高し〜♡
それでは、花組全ツ『哀しみのコルドバ/Cool Beast』の感想を。
★れいまどは配信向き
柚香光(95期・研13)
星風まどか(100期・研8)
新トップコンビのプレお披露目公演。
誰なの、この二人の組合せを企画した人?
ホンマありがとうな…!
柚香光と星風まどか、挨拶などでも特にLoveってないけど、なんか馴染んでる。
対等に渡り合うというか。
互いに呼吸を合わせてる。
しかも、無理なく。
配信では、二人の細やかなやり取りが見て取れました。
視線を交わし合い、ためらって、キス…とか。
芝居の間合いが絶妙。
映像はこまやかな表情を見れるから、余計それが伝わりました。
やばいな、柚香のれいちゃんよ…!
一言でいえば、トキメキました…♡
★イケオジひとこ
2番手役(リカルド・ロメロ)は永久輝せあ(97期・研11)
娘役も違和感なく演じられる美形ですが、髭も似合う。
私なら、ロメロさんを選ぶわ〜♡
眉間に寄る皺がまた素敵♡
でもね、何があっても、女性を打擲してはダメよ?
それだけかな、ロメロさんへのダメ出しは。
(…いやでも、脚本がそうなってるんやんな?)
(…てことは、柴田先生へのダメ出しになるやんか)
(畏れ多い…汗)
★ショーがグレードアップ
ショー『Cool Beast』は大劇場版と全国ツアー版、楽曲や構成はほぼ変わらず。
でも、確実にグレードアップしています。
幕開きから違う。
確実に違う。
柚香光以外の面子が交替してる、とはいえ。
…とはいえ、何でこんなに印象が違うの?
大阪で2回観て、配信見てて…気づきました。
柚香光
星風まどか
永久輝せあ
この面々はリズムを正確に取れるんですね。
まどかちゃん、ジャングル等の場面で自然と腰でリズム取ってました。
楽しそうにスイングしながら。
しかも、ピタッと合ってる。
リズムを取れる人は、間合いを測るのも得意なのかな。
だからかな?
柚香さん・星風さん・永久輝さんは、芝居も掛け合いソングも、呼吸が合ってたものね。
(音くり寿が加わった時も、もちろん!)
★水のたわむれ
モーリス・ラヴェルの『水の戯れ』は基本的に同じようなリズムの繰り返し。
(繰り返しが好きやんね、ラヴェル氏)
(ボレロとか)
…延々と繰り返される『水の戯れ』のリズム。
たいそう難しいと思います。
この曲で、このリズムで踊れるって。
しかも毎回、同じ振付とタイミングで踊れるって。
れいちゃんスゴイな…と思ってました。
曲に歌詞をつけ、それを美穂圭子さんが歌ってますが。
美穂さんもすごいなと。
れいちゃんとまどかちゃんは、変拍子でも踊れる二人かもしれません。
(美穂さんもきっと歌える変拍子)
(変拍子は意味不明すぎて、丸憶えしたクチ)
(リズム取るって奥が深い…)
★音域とリズム
柚香さん、今回の公演では芝居でもショーでも歌唱が安定していました。
柚香さんは音域は狭いけれど、自分なりに調整して歌える人なのね。
星風まどか、音くり寿、永久輝せあとそれぞれ、歌い継いだり、デュエットしてましたが、全員安定した歌唱。
聴き苦しさは、ほぼ感じず。
今まで歌唱に関しては音域に注目しがちでしたが、リズムも重要ですね。
あらためて、なるほど納得。
★ベスティア
女ベスティアの柚香光と、旅人(永久輝せあ)の絡み。
れいちゃん、旅人を色香と気迫で我がモノに。
旅人は獲物、ターゲット。
永久輝さん、翻弄されまくり。
れいちゃんは性別や種別を超えて、妖しい魔獣。
この場、大好きです。
★ヨコハマ最高!
聖乃あすか(100期・研8)も歌とダンス、頑張ってました。
バウ主演を機に、一気に顔つきとか、イロイロ変化を感じるほのかちゃん。
相変わらず、霞たなびく系美形は変わらず。
でもなんか、逞しくなりましたね。
一之瀬航季(100期・研8)が本公演の聖乃ポジションを担当。
永久輝さんが務めていたロケットボーイも。
「ヨコハマ最高!」と掛け声かけてくれました。
はなこちゃん、ありがとーう!
(いえ、横浜生まれなもので)
(夏休みは毎年、神奈川で過ごしました)
(阪急と東急の沿線で生きてきた私)
一之瀬くんと聖乃さんは『哀しみのコルドバ』で一人の女性を巡ってライバルに。
一之瀬くんが夫(司法長官)を。
聖乃さんが恋人(マタドール)を。
一之瀬くん演じるセバスチャン伯爵もイケオジ。
若いのに、まゆぽん(輝月ゆうま 95期)みたい。
一之瀬くんはまゆぽんと同じく、威風堂々としつつ温かい包容力を備えています。
花組のイケオジ枠を背負っていくのかな。
★神奈川っ子の紹介
全国ツアーでお馴染み、地元出身者の紹介。
神奈川県民会館だったので、もちろん神奈川県出身者。
海叶あさひ(相模原市/103期・研5)
愛乃一真(川崎市/101期・研7)
聖乃あすか(横浜市/100期・研8)
全員男役。
組長さんに名前を呼ばれたら、「はいっ!」と元気よく応え、その場でジャンプ。
聖乃さんに至っては、投げチューしてましたぜ。
花男だね!
★トップご挨拶
地元出身者紹介につづき、トップスター挨拶。
高翔 「それでは、花組トップスター柚香光がご挨拶申し上げます」
柚香 「はいっ!」
元気よく応え、ジャンプ!
神奈川っ子たちの真似!
そういえば、ジャンプして男役群舞へ加わってましたね、れいちゃん。
おまけに、ナイアガラ付きの大羽根をブルンブルン振り回す。
20kg以上あると言われる大羽根でっせ。
若いわ~。
元気だわ~。
スタミナあるなぁ~。
最もハードな筈なのに。
しかも、しかも。
柚香 「カメラの向こうの皆さ〜ん」
手を振ってくれるれいちゃん。
モニターに向かって手を振りかえす私。
柚香 「今日はBlu-rayも収録されてます」
柚香 「あの人のあの表情をもう一度見たい、という事があっても何度でも見れます」
買ってね♡アピールも忘れない。
売上貢献もトップさんのお仕事だものね。
大きくなって…(ほろり)
そんなこんなで、花組の未来は明るい。
大劇場公演『元禄バロックロック』が今から楽しみです。
∇祝れいまど♡