昨日2021/04/05(月)の発表でしたが、水美舞斗(95期・研13)が『銀ちゃんの恋』を引っさげて東上公演で主演。
おめでとうございます~!!
マイティ主演といえば、バウ公演『セニョール・クルゼイロ』が思い出されます。
ダンスメインのジェットコースターみたいな公演でした。
舞空瞳と踊ったタンゴの足さばきは忘れられません。
マイティとひっとんだからこそ可能な超絶技巧でした。
マイティは、自分勝手な銀ちゃんより、心優しいヤスの方が想像できますが、だからこそ新たな一面を覗かせてくれそう。
憎めない銀ちゃんになるだろうなぁ、マイティ銀ちゃん。
…で、気になるのが、二番手さんと相手役。
永久輝せあは、柚香光(哀しみのコルドバ)組で二番手を務めるでしょう。
ヤスには、飛龍つかさがハマりそうです。
…が、マイティと並んだ姿を想像すると、聖乃あすかだと『人物対比』くっきり。
これは役に関係なく、そうですね。
おそらく、互いを引き立てあえます。
王子様然とした聖乃さんに、幅広い役柄を経験させる意味でも、ヤス役はもってこい。
新人公演ストップ中なので、更に下の学年にチャンスを広げるかもしれませんが。
ヒロインは…花組の場合、推測するのが難しいっちゃ難しいですね。
従来の観念だと、新公ヒロイン⇒バウヒロイン⇒東上ヒロイン⇒全国ツアーヒロインと、一段ずつ上がっていきます。
バウヒロを経験せず、東上ヒロインに抜擢されるなど、多少前後するケースもありますが。
そうなると花組で東上ヒロインを務められる娘役は、音くり寿しか思い浮かびません。
華雅りりか、春妃うららも新公ヒロイン経験者なので、可能性はゼロではありませんが。
そうは言っても、若手育成の機会・新人公演が機能していない状況です。
別箱公演が育成の場として活用されることには賛成です。
新人公演は、月組(桜嵐記)から再開予定ですが、これとて、コロナ禍ではどう転ぶか判りませんものね。
先だっての聖乃あすか初主演のバウ『PRINCE OF ROSES』
星空美咲(ヒロイン)、美羽愛(準ヒロイン格)の抜擢は、英断だったと思います。
バウホールは実験的な試みを採り入れるなど、新しい時代を拓くために創設された劇場。
思い切った若手登用は、その意図にバッチリかなったものですね。
初主演の聖乃(100期・当時研7)も、星空(105期・当時研2)、美羽(104期・当時研3)も、大きな役をもらった希波らいと(103期・当時研4)も、それぞれ期待に応えた熱演でした。
『銀ちゃんの恋』では、どんな判断が下されるのでしょうか。
順当に考えれば、小夏は音くりちゃんの可能性が高そうです。
…が、人事異動の可能性もあるだけに読めません。
『アウグストゥス』東京千秋楽は、7月4日。
『銀ちゃんの恋』は、8月16日~9月2日上演作品。
お稽古開始は、どれほど早かろうと7月。
予断を許してくれない宝塚歌劇団、期待して発表を待ちたいと思います。
▽マイティおめでとう!