雪組『NOW!ZOOM ME!!』は本拠地公演を終え、次は東京公演。
自前の劇場があるって、本当に強い。
ありがとう、阪急電鉄…!
さて、後日の己の為にも、のぞコン思い出しメモ。
2020年9月19日(土)13時 Cパターン回です。
科白はニュアンスです。
記憶の食い違いがあったら、ごめんなさい。
その場合、「それ、ちゃうで?」なツッコミ希望いたします。
★ すっとぼけ王子様
真彩希帆ゲスト出演の、だいきほデュエット・コーナーにて。
パロディ芝居終了後、純白ドレス姿の真彩ちゃんが登場し、『You Raise Me Up』をソロ歌唱。
続けて、ディズニーアニメ映画「塔の上のラプンツェル」より『輝く未来』の一番を真彩ちゃんが歌い切ったところで、上手側から望海風斗が登場(せり上がりでしたよね?)
振り向いて、真彩ちゃんを見つめ、歌いだす白い衣装の望海さん。
歌詞が、お二人にぴったり。
「ようやく巡り会えた大事な人」ですものね。
巡り会ってくれて、ありがとう。(ヅカファン心の叫び)
望海 「こういう夢々しい関係性を演じた事がなかった。『振り返れば君がいる』じゃなくて、振り返ればいつも苦悩してた」
真彩 「今日は白い衣装がお似合いで、王子様…」
望海 「おじさま?」
真彩 「そんなこと言ってないじゃないですかー(*´▽`*)」
真彩ちゃん、望海さんに駆け寄り、笑顔でぽかぽか叩く真似。
望海さんもニコニコ。
真彩 「おうじさま、です! 私もときめきますし…(客席を振り返り)皆さんにとっても、望海さんは王子様ですよね?」
客席から湧いた拍手に、真彩ちゃんにっこり。
望海さん、ばつが悪そうに(照れ隠し)
望海 「ありがとうございます」
この2曲目を歌い終わったタイミングでの、だいきほ銀橋トーク。
感極まった真彩ちゃんの泣き顔でスタートしましたが、望海さんと話しているうちに笑顔がこぼれて。
数メートルの距離を保って話していましたが、望海さんがすっとぼけて見せて、真彩ちゃんが「もぉ~、望海さんったら!」と駆け寄って、エアぽかぽか叩く姿が2度ほど見られました。
リアル・可愛いカップルですね。
そして同時に、宝塚ならではの長幼の序を保ちつつも、自然とふざけたり、ツッコんだりできる関係性を築いているんだな、と胸が熱くなりました。
そういう舞台裏を、舞台上でごく自然に見せてくれて、嬉しかったですね。
もんのすごく貴重ですしね…!
トップコンビが仲の良い姿を見せてくれると、嬉しいものです。
たとえ、ビジネスとしての姿であっても。
それが、ごく自然にふざけ合う様子を垣間見せてもらえて、感無量…!
礼節を保ちつつ、思わずポロッとこぼれ出ちゃった感が、何ともいえず感慨深かったなぁ。
★ 360度チェック!
望海さんと、「今日のチームだいもん」メンバーのトークにて。
彩凪 翔(92期・研15)
橘 幸(96期・研11)
羽織夕夏(100期・研7)
日和春磨(101期・研6)
天咲礼愛(103期・研4)
凪様が考えた本日のお題は「望海さんときぃちゃんを見ていて、キュンとするところ」
天咲礼愛 「望海さんが、真彩さんの髪飾りをチェックされていた事に驚きました」
望海 「見てたの?」
天咲 「はい♡」
望海 「(真彩ちゃんの)頭の形はこうだな…とか」
真彩ちゃんの後頭部の形にそぐうか、といった細かな確認をしている のぞ様。
礼愛ちゃんはじめ、驚く下級生たち。
天咲 「そんな(細かい)ところまで…気に懸けられて」
望海 「(相手役のことは)360度チェックしてるからね」
天咲 「素敵なご夫婦ですね」
憧れます♡…と、望海さんを見上げる礼愛ちゃん。
望海 「将来、素敵な旦那さま(相手役)と出会ったら、(礼愛ちゃんの頭から足まで、両手で示して)チェックしてもらいなね?」
さりげなく、「俺は、真彩のものだから」宣言ですね?
望海さん、白い喪服きちゃう系ですね?! ※※ 白い喪服は「二夫にまみえず」…未亡人となっても再婚せず、添い遂げる誓いとされる。
出典:大和和紀著『はいからさんが通る』より
★ 超音波が飛んでくる
日和春磨 「『Dramatic S』のサプールの場面で、お二人が初めてデュエットを歌われて」
望海 「そうだったね」
日和 「すごい(パワーがある)声で! 超音波が出てました!」
望海 「超音波!(笑)」
★ 歌稽古
羽織夕夏 「歌稽古は、その曲を歌うメンバーしか入れませんよね」
望海 「そうだね」
羽織 「振付がつく段階で、私達も(のぞ様たちの歌を)聴けて、『うわぁ!』って」
望海さんと真彩ちゃんの歌の完成度やパワーに感激するそうな。
羽織 「毎回すごく楽しみなんです♡」
★ きぃちゃんと真彩ちゃん
橘幸 「雪組の上級生は『きぃちゃん』と呼ぶ中で、望海さんだけが『真彩ちゃん』と呼ぶじゃないですか」
望海 「あ、そうだね」
橘 「望海さんが『真彩ちゃん』と呼ぶたび、キュンとします♡」
望海 「星組でも『きぃちゃん』と呼ばれてたようだけど」
橘 「花組では…」
望海 「花組では『真彩ちゃん』だったかな。 私のは花組の呼び方」
さりげなく、「俺たちは一番古い仲なんだぜ?」と暗に主張する望海さん、素敵♡
「俺だけの特別な呼び方」をふだんから主張してきた望海さん、可愛い♡
橘 「はっ!また『真彩ちゃん』って呼んだ♡…と、キュンキュンしてます」
たっちーの胸きゅんポイント、わかるわかる、わかります♡
余談ですが、うちも姉(元・花担)は「真彩ちゃん」、妹(雪担)は「きぃちゃん」と呼んでいます。
全組観劇派シスターズなんですけどね。
余談ですが、かつて真彩ちゃん(当時研2)とディナーショーで『エメ』を歌った、前花組トップ・明日海りお氏は「なつこ」と呼んでいます。
下級生相手にも敬称(ちゃん付け)で呼ぶことが多い、明日海さんにしては珍しく。
ちなつ(鳳月杏)もですが、「なつ」が入る名前は呼び捨て傾向?
…それは冗談として、なんとなくのイメージですが、気安さと共にリスペクトを感じます。
あくまでも、私が抱く印象ですが。
★ カタカナも飛んでくる
彩凪翔 「きぃちゃんが初めて(のぞコンの)お稽古を見学に来た日、歌を聴いて号泣したかと思ったら、パロディでケラケラ笑い転げて」
望海 「(笑)そうだったね」
彩凪 「きぃちゃん、滑舌がええやないですか?」
望海 「うん」
彩凪 「笑い声が『ハハハ』とか『ふふふ』とか、はっきり聴こえて」
望海 「あぁ(笑)」
彩凪 「漫画みたいに、『ハハハ』ってカタカナが飛んでくるんですよ」
望海 「超音波になって(笑)」
彩凪 「ハハハ!ってカタカナが飛んでくる」
望海 「どこかで聞いて、笑ってるよ。(背後を振り向き)どこにいるかな?」
★ どこから?
望海 「真彩ちゃん、すごい声が出るじゃない?」
真彩ちゃんの声の話題に、のぞ様もしみじみと。
望海 「こっから(頭の上を指し)出てる、って感じじゃないんだよね」
「高音は頭部から出す」と音楽理論で教わるようですが、確かに更なるパワーを感じます。
望海 「一体どこから出てるの?って聞いたら、ここ(肋骨脇)から出てるらしい」
腹式呼吸をさしてる…というより、身体全体をつかってるイメージなのかな?
望海 「ほんと、すごいなぁって」
下級生に対しても、尊敬の念を表明し、教えを乞う のぞ様の姿勢も美しいです…。
★ まぼろし…?
『輝く未来』を歌ったとき、背中越しに望海さんが真彩ちゃんを抱きしめました。
幻を見たのだろうか…?
『私が踊るとき』を歌い終わった後。
二人で声を合わせて次の呼び込み(ボン・ボヤージュ!)
望海さんが上手側にいた望海さんが、改めて真彩ちゃんに向き直り。
すっと手を取って走り出し、二人で手を繋いで、下手へはけて行きました。
幻を見たのだろうか…?
お披露目公演からバリバリ甘々コンビもいれば、
退団目前にひとかけら、甘い夢を見せてくれるコンビもいる。
どちらも、ごちそう様です…!
▽だいきほフォーエバー