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花組『Ernest in Love』初日挨拶&恵方巻アドリブ…and so on

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花組アーネスト初日のアドリブと挨拶です。
科白はニュアンスなので、差異はご容赦願います。

★恵方巻アドリブ

きゅうりサンドをパクつくアルジャーノン(芹香斗亜)

みり「贅沢だな、きゅうりサンドか!」

アーネスト(明日海りお)が目を輝かせ、伸ばした手を阻止。

キキ「これは伯母様のきゅうりサンドだ」
みり「君は食べてるじゃないか」
キキ「伯母様は、僕の伯母様だ」

この一連のやりとりの後、一瞬の沈黙。
あ、アドリブ来るな、と感じさせる間が空きました。

キキ「…今年はどっちだ?」
みり「え?」
キキ「南南東はこっちだ」

恵方(上手側、アーネストと逆方向)を向き、無言で食べ始めるキキジャーノン。
恵方巻の事だと察するアーネスト。

みり「…一個でいいの?」

話しかけるアーネストに、しっ!
恵方巻は食べ終わるまで口を利いてはなりません。
真剣な顔つきで黙ってきゅうりサンドを頬張るキキジャーノンに、

みり「…あ、はい」

頷き返すアーネスト。
19世紀末の英国に、恵方巻の習慣があったんかい?…という事はさておき。
恵方巻は関西の習慣で、全国で知られるようになったのは近年ですよね。
恵方巻に目をつけたコンビニ商戦のおかげ?…というか。
時節ネタであり、ご当地ネタでもある恵方巻をフィーチャーして来るとはさすがです。


★初日挨拶

まずは副組長の花野じゅりあさんがご挨拶。
専科の悠真倫さんや、役替わりキャスト陣を紹介したり。

「合計4パターンありますので、ぜひ全パターンご覧ください」

全パターン観ようと思ったら、名古屋でしかないパターンもあるけど…って、「来い」って事ですね?
はい、行きます。

「花組は三組に分かれ…」とリンカーンとマグノリアコンサートに触れ、「ぜひ、そちらもよろしくお願いします」
しっかり仕切られ、宣伝もして、明日海さんにバトンタッチ。

「本日はアーネスト・イン・ラブの初日にご観劇下さって、ありがとうございます」

つつがなく話すみりりん、立て板に水の流暢な挨拶が続きます。

「昨年の挨拶で、今年はこういう時に気の利いた事が言える人になりたいと言いましたが、あまり変わりませんでしたね」

そう言うみりりんに、変わったと表情や手振りで伝えるキキちゃん。

「変わった? そう?」

嬉しそうに芹香さんに話しかける明日海さん。
「変わった、変わった」と頷くキキちゃん。

「去年より、明日海さんのフォローにも磨きがかかった芹香斗亜ちゃん、どうぞ」

なんとキキちゃんに丸投げ。
えっ? 私がご挨拶?…と驚くキキちゃん。
うろたえつつも即座に、これはどうやら本当に何か話をしないと収まりがつかないと判断。

「今日は節分で、鬼は外、福は内、笑う門には福来たる。 たくさん笑った皆さんには、たくさんの福が来る事でしょう。 2月14日まで上演していますので、ぜひまたいらして下さい」

時節ネタを絡め、綺麗にまとめたキキちゃん。
客席はもちろん、舞台上のメンバーからも拍手。
みりりん、完全に聞き手モード。

「ここから、明日海さん、どうぞ」
「え?」

キキちゃんに纏めてもろて、終わる気やったな、みりりん?
本当に「え? 私が話すの?」状態。
キキちゃん、真剣な表情で明日海さんを促し、バトンタッチ。
再度、話し始めたみりりん。

「新しいメンバーも加わり、頑張ってお稽古して参りました」
「最後にお客様がいらしてこそ、この作品は完成します」
「何度でも観にいらして下さい」
「本日は、本当にありがとうございました」

この後、2回カーテンコールがあり、3回目はスタンディング・オベーション。
記憶が混然としてるので、お話の順序が逆かもしれませんが、お許しを。

「私もちょうど11年前、この梅田芸術劇場でアーネスト・イン・ラブの舞台を観て…あぁあ、なんて楽しい作品なんだろうと、観終わってからスキップして帰り…たくなる気持ちになりました」

スキップして帰ったのかと思ったよ、みりりん。
時々、おはなしの途中で溜めが入るから。
みりりんのスキップする姿は、さぞ愛らしいことでしょう。


★わらわら語りたい…!

昨年より、全体的に洗練されてます。
みりキキコンビも、パワーアップしてます。

そして、執事がノーブルすぎる、男前すぎる、ちなつちゃん(鳳月杏)
執事の存在感が高まってる気がするのは、私がちなつちゃんに注目してるから?
…いいや、ちなつちゃん絶対にオーラが格段に輝きを増しています。

花乃まりあちゃん、グウェンドレンがハマり過ぎててチャーミング。
城妃美伶ちゃんのセシリィも、キュートです。

ほんっとうに傑作ミュージカルだなぁ…!

ショー部分も、まさかの黒燕尾が観れるわ、明日海さんの客席降りはあるわ…。
ぐるーっと会場を回ってくれます。

デュエダンも、クラクラするほどロマンティック♡
アーネスト&グウェンドレン、アルジャーノン&セシリィのWデュエダン。
振付がそれぞれ少しずつ違ってて、両方とも観たい~!

あぁあ、語りたい事だらけです~!
アーネストは、何度でも何度でも観たくなる、キング・オブ・ハッピーミュージカルです。

思い出したら、また補足します。
まずは取り急ぎ、ご報告でした。


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