タカラヅカスペシャル2019 Beautiful Harmony(=令和)感想の続きです。
組コーナー企画を書き留めないまま、年は越せない…!
…ので、雪組さんと星組さん。
どちらも見応え、聴き応えがありました。
★だいきほ、圧巻の歌唱力
組コーナー以外でも、望海風斗と真彩希帆はスペシャルでした。
登場した瞬間から、空気感が…!
貫禄が…!
歌い出すと、空気が揺れました。
だいもんのラスボス感
真彩ちゃんの女王感
場を制していました。
他を圧していました。
歌の力、声が持つ力の凄さを体現していました。
この二人を組ませてくれて、ありがとう…!
願わくば、5年くらいトップを張ってほしいです…!
…無理だろうけど…。
だいもんと真彩ちゃん、それぞれソロも素晴らしいけれど、デュエットは至福…!
FNS歌まつりで、それぞれ別のミュージカルスターと共演した望海さんと真彩ちゃんでしたが、改めて
『だいきほの声の相性、最高…!!』
…と実感しました。
★礼真琴の表現力に拍手
もう一人、スペシャルな歌い手について語らせて下さい。
礼真琴は表現力が増しましたね。
『紫子』を私は映像でチラッと観た事がある位です。
なので、挿入歌は憶えていません(^◇^;)
木原敏江先生の原作漫画は既読なので、ストーリーは知っていますが。
まこっちゃんが歌い出してすぐ、その歌い方・声の調子で、
「…あ、紫子だ」
とわかりました。
男役さんの低音ではなく、あくまでもアルト(女声の低音部)なんですよね。
強さと脆さが重なり、ギリギリで堪える姿が伝わってきました。
スペシャルソング・コーナーで歌い上げた『君はどこに』も聴けて嬉しかった一曲。
スカーレット・ピンパーネル上演時より、切なさを感じました。
礼真琴くんは、望海だいもんのような「歌の人」というより、「歌も歌えるダンサー」だと認識してきました。
器用に何でもそつなくこなせるイメージでしたが、その器用さに甘える事なく、表現力を磨いているんですね。
★歌は変化する
同じ歌でも、歌う人が変われば、別の曲に聴こえる事もあるんだな…と感じたタカスペでもありました。
オリジナル・テーマソング『Beautiful Harmony』で始まるオープニングに次いで、各組の歌に移行します。
まず花組。
確かに知ってるはずの曲ですが、何の曲か思い出せず。
サビに来て、「あ、シャルムか!」と判明。
敬愛する明日海りお様の退団公演のショーのメインテーマなのに、お恥ずかしい…(^◇^;)
幼少期から聴き覚えで歌ってきました。
シャルムは畏れ多いので、脳内再生ですが。
私の記憶、迷子になってる…?(^◇^;)
歌う人が変わると、曲が変わって聴こえる事がありますが、それでしょうか。
あるいは、私の記憶力低下ですかね…(^◇^;)
トシかな?(植物研究員・紅葉真希くんの台詞より)
バリエーション違いのシャルム!としてインプットしておきまする。
『シャルム!〜feat. 柚香光』ですね。
★雪組コーナー
なんと!
『ルパン三世のテーマ』でスタート。
次元大介(彩風咲奈)と石川五右衛門(彩凪翔)はオリジナル・キャスト。
ルパン三世(早霧せいな)、峰不二子(大湖せしる)は卒業しちゃってるよ?
なんと、ルパン三世は朝美絢と綾凰華のWキャスト。
不二子ちゃんは、星南のぞみ・野々花ひまり・彩みちる・潤花のカルテット。
雪組の2.5次元ミュージカル、キャラクター再現率の高さはすごかった…!
ビジュアルのみならず、動き方・話し方・雰囲気まで……プロの仕事ですね。
ルパンファミリーを見ていて、四乃森蒼紫もリクエストしたくなりました。
(作品ちがうし)
(月城さんは雪組から脱藩されました)
次元から「この男の話を聞いてくれ」と紹介され、舞台奥に現れた人影は……マクシミリアン・ロベスピエール(望海風斗)
『ひかりふる路』を朗々と歌い上げます。
次いで、マリー=アンヌ(真彩希帆)と共に『今』をデュエット。
美しいメロディ、美しいハーモニー、美しいコンビ。
だいきほForever…!!
… そして、『CONGRATURATIONS 宝塚!!』でワイワイ盛り上がって締め!
雪組さんは、中村一徳先生の演出でした。
野口幸作先生なら、あーさ(朝美)&あやな(綾)を不二子に抜擢してた気がします。
上田久美子先生は、るろうに剣心のキャラと扮装で、ファントム歌わせてたかも。
…と、野口くんとくーみんをどう思ってるんだ?…というね。
(期待の若手寄り中堅演出家だと思っています)
(個人的に好きな先生方です)
(中村先生のMelodiaも好きです)
…という訳で、次は星組コーナーについて書きたいのですが、ひとまずこれにて。
▽つづきます〜♪( ´▽`)

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