本日2019年4月25日(木)星組の次期トップコンビが発表されました。
大方の予想通り、礼真琴(95期・研11)と舞空瞳(102期・研4)に決定。
歌唱力やダンスなど、技術レベルが高い二人ですね。
琴ちゃんの力は飛び抜けてるので、さすがに同等とはいえないかもしれません。
とはいえ、瞳ちゃんは今でもかなり達者ですし、伸びしろも期待できそう。
何でもそつなくこなせる瞳ちゃん。
とりわけダンサーとして際立っているし、ショースターコンビになりそう。
星組の北翔海莉&妃海風、花組のみりゆき(明日海りお&仙名彩世)、雪組のだいきほ(望海風斗&真彩希帆)に続く、ハイスペック・コンビの誕生でしょうか。
落下傘してすぐの、お見合い結婚なんですね。
むしろ、婚姻のための組替なのね。
相性も並びも、ほぼ確認せぬままですが。
二人とも、実力・プロ意識ともに高いから、大丈夫なのかな。
舞空瞳の組替について、花組の父(明日海りお)が「可愛い娘がさらわれた」と別れを惜しんでいましたね。
明日海さんはご自身がほぼ落下傘に近い組替経験者なだけに、瞳ちゃんに寄り添う気持ちがより強まっているのでしょう。
舞空さんの組替が発表された時点で、「礼真琴に嫁入りかな」と思われた方は多かったはず。
少し前まで、礼真琴の花嫁候補の最右翼は、2017年、雪から星へ異動した有沙瞳(98期・研8)でした。
くらっち(有沙)は伶美うらら(元・宙組 95期)の退団に伴い、池田泉州銀行のイメージガールに就任。
礼真琴の東上公演『阿弖流為(アテルイ)』では、ヒロインに抜擢。
「次期トップ娘役に王手をかけた」と思っていた人は多いはず。
「人事は水モノ」と言いますが、娘役人事はその傾向がより、感じやすいかもしれません。
男役トップスターは売上に与える影響が大きいだけに、人選も育成も、基本的に長期計画。
よほどの番狂わせがない限り、下級生時代から人選と育成は始まっています。
そして、その中からトップが誕生する確率が高い。
娘役もそういう面はあります。
…ですが、男役に比べて、よく言えば「融通が利く」「フレキシブル」なようですね、昔から。
裏返せば、「番狂わせやサプライズを起こしやすい」のが娘役人事。
「調整しやすい」と言い換えても良いかもしれません。
舞台裏はわかりません。
それは宝塚に限らず、あらゆる組織でいえる事かと。
私自身は、礼真琴と舞空瞳が組んだ舞台を観てから、判断したいと思っています。
次期トップコンビのプレお披露目は、フレンチミュージカル『ロックオペラ モーツァルト』
梅田芸術劇場と、東京・池袋の新しい劇場。
琴ちゃんにも、おそらく瞳ちゃんにも合いそうな演目。
パワフルな舞台になりそう。
琴ちゃんも、瞳ちゃんも、個人のポテンシャルは水準以上。
そんな二人が組んだら、どうなるのか?
最初はぎこちなくても、それぞれが思い切り、持てる力をぶつけ合えそう。
そういう意味では、だいきほ・みりゆき・みちふうに近いコンビになりそうですね。
もちろん、相性もあるでしょう。
そういう数値化できないモノが大事だったりしますよね。
礼真琴と舞空瞳の新トップコンビ。
プレお披露目が待たれます。
…といっても、紅さんと愛里ちゃんの退団を待ってる訳じゃないんですけどね。
(さりげなく梅芸も値上がり)
(S席は梅田9,000円、池袋9,500円だそうな)
そして、雪組『壬生義士伝』新人公演メインキャスト発表もそろそろでしょうか。
こちらも、心して待ちたいところです。
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