数少ない、地上波のタカラヅカ番組『TAKARAZUKA CAFE BREAK』
二週遅れの関西地区では、ようやく雪組『凱旋門』新人公演主演コンビが登場。
縣千(あがたせん/101期・研4)と潤花(じゅんはな/102期・研3)です。
『凱旋門』新人公演では、ラヴィック(本役:轟悠)とジョアン(本役:真彩希帆)を演じました。
縣くんは初舞台(2015年月組『1789』)から見守っています。
潤花ちゃんの事も、研1から拝見しています。
このお二人、2017年2月の『NEW WAVE 雪』…つまり研2と研1の時から、コンビを組んでいました。
狭い足場しかない壇上で、デュエットダンスを踊っていた雪の天然水コンビ。
縣くんと潤花ちゃん、二人ともダンスが得意。
苦も無く踊っているように見えました……が、怖くなかったのかな?
勝手にヒヤヒヤ、ドキドキしたものです。
この二人は天真爛漫コンビと申しますか…南アルプスならぬ、宝塚南口天然水コンビと申しますか。
作為なく笑いをとる、ある意味、関西人的に羨望のまなざしを投げかけずにおれぬ二人です。
「面白い」って最高の褒め言葉ですから。
芹香斗亜(神戸市出身)が、自然体で笑いをかっさらう明日海りお(静岡市)を敬いつつ、羨ましがっていた事は記憶に新しいですね…。
笑いに厳しい番長は、雪組新公コンビを見て、どう思うのでしょうか。
感想を伺ってみたいなぁ。
(※『番長』は星組時代の下級生からの尊称)
…と予想しながら視聴していたら、終始、落ち着いたテンションで真面目にお話しししていました。
意外…!
(私は縣くんと潤花ちゃんに何を期待していたのか…?)
中井美穂&立川らく次のオープニング・トークでは「宝塚に4人しかいない内の2人」と紹介。
名前が二文字のジェンヌさん、現役では4名のみ在籍。
轟悠、橘幸、縣千、潤花。
その4名が全員集合!の『凱旋門』
なんだか、巡り合わせを感じますね。
『縣千と潤花の8』……これ、とっても楽しみでした!
Q.プチブームは?
縣「読書です」
それ、プチじゃなくて昔から大好きな事やろ?
グランデ・アモーレな事やろ?(←作品ちがう)
(↑後の話でも、子どもの頃から読書好きと明言している為)
私も読書は大好き(共感)
カバンの中には2~3冊本を常備してたり。
今は1冊に留めるよう努めています。(←ふつう1冊やろ?)
本屋や図書館に入ると、閉館(閉店)時間まで居座ることも多々あります。
とはいえ、学生時代に比べたら格段に読書量は減りました。
花「傘を集めることです」
私も一時期、より軽量でしっかりして、なるべく安価な折畳み傘を探しまくった時期があります。
会社には2~3本折畳み傘を常備してたり。
Q.もう一つの世界があったら、何がしたい?
縣「宇宙旅行」
タカラジェンヌでいる内は難しいよね、たしかに。
でも、何十年後に宇宙旅行が、海外旅行感覚になってるかもしれませんよ?
花「ホワイトタイガーを飼いたい」
ホワイトタイガーいたよ!
宝塚にいたよ!
潤花ちゃんが生まれる前、ファミリーランドがあった頃だけど。
Q.これだけは譲れないこと
縣「寝る時間」
花「おしゃれをすること」
縣くん、プロフェッショナルです。
睡眠時間の確保は、健康管理の基本ですね。
潤花ちゃん、可愛らしいです。
女の子だなぁ。
Q.魔法が使えたら?
縣「魔法のランプの精ジーニーを呼び出す」
花「世界が平和になりますように」
縣くん、わざわざジーニーを呼び出さなくても、自分で魔法が使えるんだよ?
魔法を使って、何かしたい事はないのかい?
潤花ちゃん、それは壮大な魔法だよ。
ぜひかけて下さいませ。
縣くんとジーニーにも手伝ってもらうといいよ。
Q.我がトップスターの自慢をして下さい。
縣「色気です。特に手の使い方」
花「お優しくて、組子一人一人を気遣って下さる素敵な方です」
望海さんは確かに色っぽい。
吐息や佇まい、空気感など、硬質なのに艶やかな…凄絶な色香が溢れてるよね。
ただ、「手の色気」という点では、縣くんの方が印象的かな。
相手役を包み込む、包容力にも繋がっている気がします。
潤花ちゃんの素直な「雪組のパパ自慢」は、のぞ様もお喜びかと。
音楽学校時代、本科生(101期・縣千)と予科生(102期・潤花)だった二人。
残念ながら、当時は接点がなかったそう。
花「縣さんは朝早くから教室に籠って、予科生より早い時間からお稽古していて、(授業が始まる)ギリギリに飛び出していかれてた」
自主稽古に明け暮れていた本科生だった縣くん、予科生にとっては「めったに見ないレアキャラ」だったそう。
花「当時から、縣さんはかっこよくて素敵で、人気がありました」
縣くん、照れ隠しに表情を消そうと必死。
縣「潤のことは知らなかったんだ、ごめんね」
音楽学校時代から、自主稽古の鬼だった縣くんでした。
そういえば、綾凰華(98期・研7)と潤花が新公コンビとして出演した時は、可愛いカップル感満載でした。
例えるなら、高校の部活で出会って仲良くなり、気がつけば公認カップルみたいな雰囲気でした。
あやなちゃんの得意なモノマネが『潤花の笑い方』とか、どんだけローカルかつ仲良しやねん?!
潤花ちゃんはローラの物真似を披露。
「そっくり…!」と驚きと尊敬のまなざしを向けたあやなちゃんでした。
かたや、縣千と潤花コンビは、武士とその妻の風情が漂ってっていました。
縣くんは終始 落ち着いたテンション。
潤花ちゃんも、縣くんに合わせていました。
縣くんは、話している潤花ちゃんをジッと凝視めていました。
そういえば、潤花ちゃんは今まで、感覚で芝居をしてきたそうです。
ところが、『凱旋門』から考えるようになった、と。
新公担当の演出家・上田久美子先生に鍛えられたのでしょうなぁ。
旦那(ラヴィック役の縣千)は、ストイックな求道者だし。
影響を受けたのかな、潤花ちゃん。
そして忘れちゃいけない、あの企画。
「プロデューサーの永久輝せあです」
ジェンヌがジェンヌの「かっこいい」をプロデュースする企画コーナーです。
永久輝せあ(97期・研8)が出したお題は「金魚すくい」
金魚をすくう(すくい枠に紙を貼った)ポイ。
潤花ちゃんのポイは全然破れず、金魚をすくいまくり。
縣くんのポイはすぐ破れ、全然すくえない。
…という設定。
これで、どうやってトキメキを演出しろと?!
スパルタだな、ひとこちゃん。
わーいわーい、と金魚をすくいまくる潤花ちゃん。
あーもう全然ダメだ〜〜な縣くん。
ひとしきりすくい終わり、「じゃあ、帰ろう」と潤花ちゃんの腰に手を回して立たせる縣くん。
そのまま二人して背を向け、去っていきました。
この時の縣くん、さりげなくエスコート&低音で色っぽいイケメンボイス。
こう来たか〜〜〜〜!!
いやはや、末恐ろしいぜ、縣千……!
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