2018年6月19日(火)
北摂はじめ、関西圏では交通機関やライフライン等、まだ混乱はあります。
ただ、地域差はあるようですが。
私ごとで恐縮ですが、阪神淡路大震災では震度6、今回は震度5を経験しました。
阪神淡路大震災は1995年1月17日の明け方、5時頃に発生。
直前に、ふっと目が覚めました。
何か来る…?
……と思ったら。
大きな大きな横揺れが、長く長く続きました。
バイキングという乗物がありますよね。
例えるなら、あんな感じでしょうか。
北摂はじめ、関西圏では交通機関やライフライン等、まだ混乱はあります。
ただ、地域差はあるようですが。
私ごとで恐縮ですが、阪神淡路大震災では震度6、今回は震度5を経験しました。
阪神淡路大震災は1995年1月17日の明け方、5時頃に発生。
直前に、ふっと目が覚めました。
何か来る…?
……と思ったら。
大きな大きな横揺れが、長く長く続きました。
バイキングという乗物がありますよね。
例えるなら、あんな感じでしょうか。
さらに、目の前には箪笥が。
そう、箪笥が倒れてきました、寝ている目の前まで。
反動で戻り、また倒れてきて…の繰り返し。
反動で壁際に戻ったところで、揺れが一旦、収まりました。
短い静寂の後、経験した事がない縦揺れに襲われました。
建築工事用の大型ドリルが、ガガガガガガッ!!
あの衝撃は忘れられません。
その後に続く、それまでとは違う日常も。
今回の北摂地震の揺れ方は、横揺れ系だったかと思います。
阪神大震災と今回の地震を比較したい訳ではありません。
私と同じく、阪神大震災と今回の地震、両方とも経験した人は少なくありません。
宝塚歌劇団の関係者にも、そういう方々はいらっしゃる事でしょう。
私達が考えつく事は、すべからく考慮した上での判断だと思います。
経験を経たからこその判断だと、推察しています。
それにね。
18日(月)日中、少人数ながら、劇場へ来られていたお客さんはいた事でしょう。
観劇予定、分けても近くに前泊してらした方などは、発表前から劇場へ来てらしたのでは?
上演中止にして劇場を閉鎖するより、門戸を開いて招じ入れる事を選んだ劇団。
そこに、「救命」の意図があったのではないかと推察します。
18日の日中は、断続的な余震はもちろん、交通機関も麻痺状態。
そんな中、「今日は中止です。お帰り下さい」と門戸を閉ざしたら?
そこから、徒歩や自転車、あるいは自家用車ですぐ戻れるなら良いです。
阪神大震災と今回の地震を比較したい訳ではありません。
私と同じく、阪神大震災と今回の地震、両方とも経験した人は少なくありません。
宝塚歌劇団の関係者にも、そういう方々はいらっしゃる事でしょう。
私達が考えつく事は、すべからく考慮した上での判断だと思います。
経験を経たからこその判断だと、推察しています。
それにね。
18日(月)日中、少人数ながら、劇場へ来られていたお客さんはいた事でしょう。
観劇予定、分けても近くに前泊してらした方などは、発表前から劇場へ来てらしたのでは?
上演中止にして劇場を閉鎖するより、門戸を開いて招じ入れる事を選んだ劇団。
そこに、「救命」の意図があったのではないかと推察します。
18日の日中は、断続的な余震はもちろん、交通機関も麻痺状態。
そんな中、「今日は中止です。お帰り下さい」と門戸を閉ざしたら?
そこから、徒歩や自転車、あるいは自家用車ですぐ戻れるなら良いです。
でも、仮にムラ組と言われる関西圏の住民だとしても、そんな近隣の人ばかりではないでしょう。
例えば、「土日を利用して観劇とお茶会に参加」した遠征組さん。
「日曜のお茶会に参加したら、その日の内に帰れないから、宿泊して月曜も観劇して帰る」パターン、あるあるですよね?
そういう方は、ホテルをチェックアウトして劇場へ来られています。
劇場が、そういう方々を「安全の名の下に」門前払いしたら?
少なくとも耐震性に優れた劇場にいれば、外にいるより安全です。
宝塚歌劇団は、安全のために劇場の門戸を開き、上演を決定したのかな、と。
同時に、安全のため、来場できない方には「払戻しに応じる」と発表したのでしょう。
この二重の救済策。
どちらも、人命を重んじての判断だと、私は感じました。
宝塚歌劇団は、臨機応変かつ多面的な判断を行なったのではないでしょうか。
18日は夕方頃から、公共交通機関の復旧が進み始めました。
そう、偶然にも終演した辺りから。
「無事だったから良かったようなものの…」
というお声は、ごもっともです。
雪組公演が無事だったのは、幸運と言えるかもしれません。
その幸運を引き寄せるため、劇団は「その時点での最善を尽くした」と思います。
もし私が経営者なら、今回の宝塚歌劇団のような判断はできなかったでしょう。
こわくて。
門戸を開け、受け容れた以上、観客はもちろん、出演者・スタッフ・従業員…多くの人命を預かる事になります。
私なら「本日の公演は中止します」と劇場を閉鎖したでしょう。
社会通念上も理解を得られ、コストもリスクも遥かに少なくて済みます。
劇団にとって、遥かに有利な選択だったはず。
それは、劇団にも分かってたと思います。
それでも、敢えてリスクを取ったのは、なぜか?
「目の前にいる観客の保護」という側面は否めないと思っています。
そして、天災は人知を超えています、
「人事を尽くして天命を待つ」
以上は、私の推察です。
劇団さんから説明を受けた訳ではありません。
勝手に「〜じゃないかな?」と想像してるだけです。
真相は、劇団のみぞ知る……ですね。
宝塚歌劇団は、臨機応変かつ多面的な判断を行なったのではないでしょうか。
18日は夕方頃から、公共交通機関の復旧が進み始めました。
そう、偶然にも終演した辺りから。
「無事だったから良かったようなものの…」
というお声は、ごもっともです。
雪組公演が無事だったのは、幸運と言えるかもしれません。
その幸運を引き寄せるため、劇団は「その時点での最善を尽くした」と思います。
もし私が経営者なら、今回の宝塚歌劇団のような判断はできなかったでしょう。
こわくて。
門戸を開け、受け容れた以上、観客はもちろん、出演者・スタッフ・従業員…多くの人命を預かる事になります。
私なら「本日の公演は中止します」と劇場を閉鎖したでしょう。
社会通念上も理解を得られ、コストもリスクも遥かに少なくて済みます。
劇団にとって、遥かに有利な選択だったはず。
それは、劇団にも分かってたと思います。
それでも、敢えてリスクを取ったのは、なぜか?
「目の前にいる観客の保護」という側面は否めないと思っています。
そして、天災は人知を超えています、
「人事を尽くして天命を待つ」
以上は、私の推察です。
劇団さんから説明を受けた訳ではありません。
勝手に「〜じゃないかな?」と想像してるだけです。
真相は、劇団のみぞ知る……ですね。
追記:makorin 様(宝塚は生きる糧)も、宝塚歌劇団が人命救助を行った事を振り返り、今回の判断について触れておいでです。
ご参考までに。
さらに追記。
常識的な判断としては「中止」だと、私も思っています。
同時に、宝塚歌劇団の判断は、視野が広いと思いました。
もしあの日、劇場閉鎖で締め出されたら?
宝塚駅前の阪急百貨店はじめ、デパートやお店は軒並み閉店だった模様。
劇場前に来られた方(特に遠征組さん)は、行き場がなく、不安で怖かったと思います。
宝塚周辺は、のどかな郊外ですしね。
劇場を開けたのは、救済措置の意味合いもあったろうと思います。
ついでに上演したれ!って、サービス精神あふれすぎ。(褒めてます)
さすがに避難所ではないので、終演後は閉館した訳ですが。
それはそうですよね、従業員も帰宅せねばなりませんし。
幸いにも、交通機関も復旧しつつありましたし。
常識は常識として、あっていい。
ただ、良識は時代により、状況により変化する、柔軟なものであってほしいと願います。
震災を経験したからこそ、来た人を安易に外に放り出せなかった。
そんな、一見して常識から外れて見える、劇団の判断が生まれたんだと思います。
常識破りの果断を、その危うさを含めて、私は感謝したいと感じています。
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