明日海りおVISAメッセージの続きです。
感想つっこみながら、まいります。
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2017年は、『雪華抄』『金色の砂漠』の東京公演からスタートしました。
かのちゃん(花乃まりあ)の退団公演だったので、後半のほうはデュエットを踊っていても、どちらかの糸が切れたら嗚咽してしまいそうな感じだったので、意地の張り合いで絶対に泣かないぞと(笑)
かのちゃんらしいさよならショーで、無事送り出せて良かったです。
和物と洋物の化粧替えもハードでしたが、オリジナルの2作品で本当にうれしく、毎日魂をかけてやっていました。
ギィはとてつもなく熱量のいる役で、千秋楽まで試行錯誤した役。作品としても学ぶことが多かったです。
▲▼▲ 意地の張り合いトップコンビ。
なんだか、ギィとタルハーミネ、そのままの二人みたいですね。
そんなにも、魂をぶつけ合えるコンビになっていたんだな…と、感慨深い…。
グラフ対談で、花乃ちゃんが
「私生活がボロボロになってもいいから、舞台に集中したい」
と発言。
その言葉を受けて、明日海さんが
「そういう気持ちになってくれるのを待っていた」
最終作にして、同じ温度で舞台に対峙できるコンビになれた事を、手放しで喜ぶ明日海さん。
より上質な舞台を目指せて、嬉しかったんでしょうね。 ▼▲▼
全国ツアー公演『仮面のロマネスク』『Exciter!!2017 』
同じ作品を違うキャストで演じることで見えてくるものが大きく、新鮮にキャッチボールを楽しめました。
『Exciter!!2017』も本当に楽しかったです。
作り上げる段階は大変でしたが、客席下りも多くてお客様と触れ合える時間もあり、よりショーが好きになりました。
今作はゆきちゃん(仙名彩世)のトップ娘役お披露目公演でした。当たり前ですが、人によって芝居の仕方や踊り方、音の取り方や歌も声も全然違うので、やりたいニュアンスやイメージも含め、1つひとつを合わせていく作業をしていました。
▲▼▲ 相手役が変わり、また一から新たに重ね合わせていく事に。
『花乃ちゃんとしていたように、ワークショップをした』
と、どこかのインタビューで語ってました。
そんな風に、互いの価値観やニュアンスを確認し、調整していたんですね。
単なる精神論でなく、構築されたメソッドを駆使して、呼吸を合わせているんですね。
『エキサイター‼︎ 2017』は、とても花組らしい、熱気と色香に溢れたショーでした。
私も大好きです。
明日海さんの振り幅の広さに、改めてシテヤラレタ…のでした。
花組子達も張り切ってましたね。
力がみなぎってました。 ▼▲▼
まだ、もう一回くらい続きます。
今回のVISAメッセージ、いつにも増して、中身が濃いです。
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