2024年8月1日(木)宝塚大劇場にて上演された雪組『ベルサイユのばら』新人公演の感想つづきです。
ベルサイユのばらといえば、オスカル様。
…ですが、私自身はロザリー視点で読んでました。
オスカル様と兄妹(姉妹)のように暮らしていたロザリー。
牢獄でアントワネット様の世話をした実在の人物がモデル。
彼女も主要人物の一人である事は間違いありません。
…オスカルとアントワネットには、無意識に敬称をつけちゃいますね。
染みついてますなぁ…(^o^;)
★音彩 唯(105期・研6)
ロザリー・ラ・モリエール
本役:野々花ひまり(99期・研12)
オスカルを慕う娘。投獄されたアントワネットの世話係
★苑利香輝(108期・研3)
ベルナール・シャトレ
本役:華世 京(106期・研5)
革命派の新聞記者。ロザリーの夫
音彩さんは本役でジャンヌ、新公でロザリーを担当。
ジャンヌとロザリーは異母姉妹ですが、性格はほぼ正反対。
両方を演じた、彼女自身の感想を聞いてみたいところ。
音彩さんは東上ヒロイン経験者。
おそらく次に控える縣千東上主演でもヒロインですよね、きっと。
新公では主要役を譲っても良い立ち位置まで昇りつめた感があります。
苑利くんは、縣千や華世京の役を新公で演じています。
次世代スターの卵として期待されてるのかな。
市民を率いた革命ダンスの先頭に立った苑利ベルナールと音彩ロザリー。
めっちゃカッコ良かったです。
★瑞季せれな(108期・研3)
ジャンヌ
本役:音彩 唯(105期・研6)
ロザリーの異母姉。首飾り事件の黒幕
一本物の新公は、切り捨て御免の場がどうしても出て来ます。
ジャンヌも本公演より出番や台詞は減っていました。
限られた場で、悪役としてのギラギラを放っていました。
★霧乃あさと(106期・研5)
メルシー伯爵
本役:汝鳥 伶(専科)代役:真那春人(92期・研19)
オーストリア貴族。アントワネットの後見役
メルシー伯は落ち着きと包容力の塊。
宝塚では、汝鳥さんのイメージが強いですね。
まだ若い新公学年の生徒が演じるには高い山。
落ちついて演じていたと思います。
★愛空みなみ(105期・研6)
カトリーヌ
本役:希良々うみ(100期・研11)
小公女
本役:華純沙那
105期文化祭で準ヒロイン(セシリア)を演じた愛空みなみ。
清楚で可憐な令嬢役がホンマ似合います。
小公女も本役さん同様、愛くるしい。
声が綺麗で、歌が上手ですしね。
本公演で時々、カゲソロ(デュエット)に抜擢されてます。
他にもばらの精、パリ市民、農民などを演じていて、常に舞台上に。
それぞれ台詞もあり、役によって発声を変えていました。
発声カメレオン!!
表現力の幅広さがうかがえる娘役さんです。
▽雪組若手、なにげに層が厚い