期待を裏切らない星組『RRR/VIOLETOPIA』
期待を裏切らない礼真琴。
宝塚大劇場ではゴミ箱も使えました。
おめでたい雰囲気はないものの、平常モードは戻ってきてるかと。
星組の舞台を観ていると、何も変わらないような錯覚に陥りそうになります。
前回の大劇場観劇は、2023/09/30(土)宙組『PAGAD/Sky Fantasy』でした。
雪組も観に来たけど、当日中止になったのでね。
「観劇できた」という意味では『PAGAD』が直近。
宙組生たちは今、どうしているのか。
文春砲に晒された上級生たち。
病んでいないか、心配です…。
舞台に立てず、経験を積めない下級生たち。
他組の同期、同世代に置いていかれる。
観客の記憶が薄まっていくかもしれない。
不安と焦燥に駆られているのでは…。
★風色日向
大劇場公演『PAGAD/Sky Fantasy』に続き、別箱公演も中止。
梅芸と博多座『Xcalibur』
バウホール『MY BLUE HEAVEN-わたしのあおぞら-』
『Xcalibur』は芹香斗亜&春乃さくらプレお披露目の再演。
(2023夏、東京のみ上演)
風色日向(102期・研8)は『MY BLUE HEAVEN』(3/6~17)でバウ初主演予定でした。
2023晩秋から、102期路線スターのバウ初主演が続いています。
星組・天飛華音は『My Last Joke-虚構に生きる-』(作・演出:竹田悠一郎)
月組・彩海せらは『Golden Dead Scheile』(作・演出:熊倉飛鳥)
宙組・風色日向『MY BLUE HEAVEN』(作・演出:齋藤吉正)…と続く筈でした。
102期生のバウ初主演作はすべて新作。
竹田先生と熊倉先生は大劇場デビュー前の若手。
齋藤先生はベテラン。
中堅だと思っていた齋藤先生も、いまや堂々たる大黒柱の一柱。
ベテランになっても攻める姿勢や、好きに対する熱さは変わらず。
ポカーンな時もありますが、ヒットを打つと大きい。
振り幅が大きく、話題作に事欠きません。
風色くんは関西万博アンバサダーですし、より力を入れてもらってたのでしょうか。
上記三名の中では個人的注目株は熊倉先生です…が。
選曲とかイロイロ、ほぼ全部「あぁうん、知ってる」となるのは齋藤先生。
気分は同期。
(いえ、同期ではないけれど)
(厚かましくて、すみません)
風色くんにはいずれ救済措置がとられると思いますが…。
★亜音有星
そして、亜音有星(103期・研7)
023/06/12から長期休演中。
実姉の蒼舞咲歩(99期・研11)も2023/11/03から休演中。
宙組の長の期(研7)の人数不足(2名で対応)や、男役不在が報道されるたび、気掛かりでした。
亜音くんが己を責めていないか。
宙組が再始動する日が来たら、亜音くんも復活してくれていますように。
あるいは、組替も検討しては…と思います。
事情や状況によっては、新たな環境でリ・スタートも有だと思うので。
ただ、宝塚は組によってルールが異なるそうで。
「組が違うと外国みたい」に感じる、と表現する生徒さんの談話もありましたね。
そんなにも?!…と驚きました。
劇団によると「全組のルール統一を図る」そうなので、リニューアルのタイミングで動くのも有ですね。
全員が新規ルールに不慣れでアワアワしてる時なら、馴染みやすいかもしれません。
宙組以外なら、103期の在籍率は高いですし。
(花組は誰も辞めてへんで?)
(月組も1名だけ)
★109期生
109期生は雪組公演『Lilacの夢路/ジュエル・ド・パリ!!』で初舞台。
2023/05/29付で組配属。
宙組『カジノ・ロワイヤル』は二週間後6/11大楽を迎えました。
…そうです。
宙組配属の109期生は、ほとんど舞台に立てていません。
組配属後、別箱に4名出演していますが。
『Xcalibur』に2名(輝星成、響望歌)
『大逆転裁判』に2名(楓莉かの、空輝紫夕)
2024春の別箱も中止が決まっています。
…という事は、残り4名はほぼ舞台に立てないまま研1が終ります。
2023夏の別箱に出演した4名も、充分な経験ができたとは言えないでしょう。
108期、109期といった最下級生と呼べる学年の救済。
これも劇団が抱える重要な課題ですね…。
1月中に行われる遺族代理人との話し合い。
前進があることを祈っています。
▽ 課題は尽きぬ…