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Channel: シエスタの庭
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明日海アンドレとオスカル達(ミーマイ明日海茶レポ②)

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5月28日(土)に遡りますが…。

宙組『王家に捧ぐ歌』博多座公演が千秋楽を迎えましたね。
おめでとうございます。

カーテンコールで、朝夏まなとさんが号泣したとか?
朝夏さんみたく普段はシュッとして、パキッとして、キリッとしてる方が、ぼろぼろ大粒の涙をこぼすとは…。

その話を聞いただけで萌えます…!
うわ……博多座いきたかった……!
最後のご挨拶を見るためだけでも価値がありますよ。

九州は大きな地震に見舞われたばかり。
様々な想いや葛藤もあっての上演だった事でしょう。

王家チームではないものの、朝夏さんの右腕・真風涼帆さんは熊本出身。
朝夏さん自身の出身地(佐賀)も近い。
錯綜した気持ちを抱えながらの公演だった事と推察いたします。

朝夏さん号泣エピソードを知った時……私が思い出したのは……明日海りおさんでした。

ミーマイお茶会で、「女子バレーボール日本代表」の話題が出ましてね。
ちょうどお茶会前日、日本は明日海…じゃなくて、リオ五輪出場権を獲得。

明日海さんの女子バレー好きは、明日海ファンには周知の通り。
明日海さんも試合を観て、胸を昂ぶらせたり、感動したり。

TV観戦しながら、
「もうね、アンドレの気持ちになるんです…!」

……アンドレ…?

明日海さんの言葉セレクトは、往々にして突拍子なかったりします。
それが明日海オリジナル・テイスト。
その味わいに魅せられた者が大半を占めるお茶会会場に、

「……アン…ドレ…???」
「キタキタキター!! 新たな明日海語録キター!」

この二つの大波が押し寄せて来たものだから、さぁ大変。
期待に胸躍らない訳がありません。

なお、明日海さんの台詞は、私の曖昧な記憶に基づいております。
ニュアンスを感じとって頂けましたら、幸いです。

「背が高い…大きな女の子がね」
「日本代表として…全国から期待を受けて…」
「日の丸を背負って、頑張ってるわけです」
「ものすごいプレッシャーだと思うんです」

そうですよね、国の代表として世界で戦うのですから。

「これって、もう……オスカルじゃないですか?!」

……背が高くて大柄で、男勝りの女の子。
その名は、オスカル…!

「バスティーユへ向かうオスカルそのものですよね」

国民の期待を背負い、最前線に立つ姿が重なる…と。

「私には…見守る事しかできなくて…」
「オスカルを見守るアンドレの気持ちです…」

……確かに。
確かにアンドレ死んでたしね、バスティーユ陥落前に。
黄泉の国から、オスカルを見守るしかないよね。

……それにつけても。
どこまでも果てしなく男役なのね、明日海さん。

バレーボールを観ていても、立ち位置はアンドレ。
しかも、強くて男勝りの女の子だからこそ、よりいじらしく思うとか。
その心意気が男前すぎて泣ける…。

嬉しいです、明日海さん…!
代表選手たちも、宝塚トップスターがそんな気持ちで観戦してると知ったら、驚きと喜びでドッキドキじゃないでしょうか。

……話のネタにもなりますし?(オイ)

でもホント、視点が男(役)なんですね、明日海さん。
男前だなぁ。

ご自身も大きなプレッシャーを背負う身なだけに、他人事とは感じられないのかもしれませんね。

そして、朝夏まなとさん。
背が高くて、心も身体もしなやかで大きな女の子です。

普段はあらゆるものを受けとめ、笑顔を絶やさない朝夏さん。
その彼女が、泣いた。
涙が溢れて止まらなかった。

もし明日海さんが、朝夏さんのその姿を目にしたら。
一瞬にして、アンドレとなって駆けつけたはず。

漢・明日海りおと、繊細な乙女・朝夏まなと。
意外といえば意外な、秘められた一面を覗かせて頂きました。

もともと明日海さんは度胸があり、強靱な精神力の持ち主。
朝夏さんは感受性が鋭く、細やかな配慮にあふれた方。

各々の普段のイメージからは落差があるものの、実はそう意外でもない…という。
そんな風に感じています。

それぞれ、お茶会だったり、博多座千秋楽だったり。
別々の日時・場所での出来事でしたが。
でも、なんとなく繋がってるなぁ…と。

……強引に繋げてるのかもしれませんけれど……私が(汗)



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