2023年9月19日(火)東京国際フォーラム・ホールCにて開催された明日海りお芸歴20周年コンサート『Voice in Blue』が無事に東京千秋楽を迎えました。
東京で5日間7公演
大阪で3日間4公演
計8日間11公演
ゲスト有回と、みりりんだけの回があります。
ゲストがめっちゃ豪華です。
カッコ内は共演作品
9/15(金)~9/19(火)東京公演
・井上芳雄(ガイズ&ドールズ)
・浦井健治(ガイズ&ドールズ)
・田代万里生(ガイズ&ドールズ)
・平方元基(マドモアゼル・モーツァルト)
・上原理生(エリザベス・アーデン)
・蘭乃はな、仙名彩世、花乃まりあ、華優希
9/22(金)~9/24(日)
・山崎育三郎
・古川雄大
・凪七瑠海
東京は共演者の皆さん。
うち、芳雄さんと理生さんは彼氏で夫ですね。
平方くんも魂の恋人的な?
大阪は同じ研音所属アクターと、宝塚の同期。
全部行きたくなる面子じゃな。
ヅカヲタにとって超目玉は、嫁っ子集結回とかちゃ回。
この二回は配信もあります。
…で、配信みました。
予想よりガッツリ、嫁っ子との時間をとってました。
演出担当の小林香さん、ありがとうございます。
衣装デザインは今回も有村淳先生。
振り幅の広いデザインですが、どれも素敵です。
明日海さんが空きそうなくすみカラー。
色合いが上品で綺麗なんですよ。
衣装はドレスはじめスカートが多かったけれど、嫁っ子を迎えた明日海さんはシルバーグレーの上着とパンツにロングブーツ。
髪を後ろで一つ括りにして。
貴公子じゃん…!
特に背中がかっこいい。
背中で語るよね、男役は。
いや、ちゃうねんけど。
でも、現役みたいにかっこよかったです。
★MOTOYOME
蘭乃はなの声かけで『元嫁』というLINEグループがあるそうな。
明日海「私も入りたい!」
元嫁たち「どうぞどうぞ♡」
明日海「え、いいの?…あ、でも、4人だけのグループはそのままにして、新しいグループを作ろう?」
旦那(=みりお)の悪口を言いたい時もあるだろうから、と。
★蘭乃はな(92期)
一人一人が、明日海さんと思い出深い曲を歌い、トーク。
蘭乃はな(92期)とは『ベルサイユのばら』
トップ・プレお披露目でしたね。
蘭乃「私は世の中全員ともだち♡って感覚で、本科生に『上級生は友達じゃない』と注意されました」
そんなフレンドリーな蘭ちゃんが話しかけられなかった上級生が、明日海りお。
蘭乃「好きすぎて、嫌われるのが怖くて、近寄れなかった」
それでも、バウやら新公やらで共演の機会が多かった二人。
本公演でも、組んで踊り、リフトしたり。
明日海「蘭ちゃんはバレエしてたから、(リフトで)乗るのが上手くて軽かった」
月組に異動が決まり、
蘭乃「明日海さんともう組めない事だけが悲しかった」
それが、明日海さんも花組へ来て、コンビまで組めるなんて…と。
蘭乃「お慕い申し上げています、なんて言葉、宝塚でしか言えないじゃないですか」
…と言いながら、退団後もしっかり「お慕い申し上げています」と言ってくれるらんちゃん。
嫁っ子の中では最上級生ですが、いつまでも初々しい付き合いたての彼女感があります。
★花乃まりあ(96期)
『金色の砂漠』から2曲。
共に激しく憎み合い、愛し合うギィとタルハーミネ。
…からの一転、穏やかな幸福感に満ちた曲を。
明日海「(金色の砂漠は)まりあちゃんの退団公演だったね」
明日海「トップ就任したての頃は、お互いまだ若くて」
月組から組替して一年で、花組トップに就任した明日海さん。
花乃ちゃんは宙組から来たばかり。
そして二番手は、星組出身の芹香斗亜(93期)
明日海「タカスペでも(私達は)どこの組だよ?って。そんなこと言う人いないけど」
明日海「必死だった。まりあちゃんにも大変な思いをさせたね」
明日海「それなのに退団してもこうして仲良くしてくれて、ありがとう」
一番苦しい時期を共に戦った戦友・花乃まりあ。
明日海さんにとって、糟糠の妻。
花乃「ちっともそんな事ないです」
感極まって涙があふれ、明日海さんの胸に飛び込む花乃ちゃん。
優しく抱きとめる明日海さん。
明日海「花乃ちゃんには幸せになってほしい」
舞台を通して受けた印象ではありますが、就任当初から退団まで印象がどんどん変化していった花乃ちゃん。
明日海「朝、テレビをつけてZIPでかのまりが動く姿を見たら、ラッキー!って元気が出る」
花乃「画面を映して送って下さいますよね」
下手袖へ引っ込んでいくまりあちゃんの背へ手を振りながら、
明日海「幸せにおなり~」
明日海さんと共に歩んで下さってありがとう。
(↑謎の立ち位置)
★仙名彩世(94期)
みりゆきデュエットソングは『CASANOVA』から。
ゆきちゃんの退団公演でもありました。
明日海「ポーの一族とかもね、あったけど」
仙名「そう、こっち側は私と華ちゃんで、ポーのメンバー」
全員集合でトークしてた際、明日海さんを挟み、上手側に蘭乃&花乃、下手側に仙名&華が立ってたんですね。
明日海「ホントだ、家族だ」
仙名「あと、あきらさん(瀬戸かずや)もいれば」
手であきらを象って、立ち位置を決めるゆきちゃん。
明日海さんの上手側が、ポーツネル男爵ポジでした。
チャットGTPにハマってる様子のゆきちゃん。
「明日海さんを交えてのLINEグループの名前を決めよう」と嫁っ子4人で案を出した時も、AIの力を借りていました。
仙名「チャットGTPで検索してみたら…」
明日海「ねぇ、なんでそればっかりなの?」
仙名「私も初めてなんですけど、面白いんですよ!」
明日海さんと普段からこんな感じなんだろうな、と思わせるリラックスっぷり。
花組に馴染み、「花組の父さん」を自称できるまでになった明日海さん。
生粋の花娘で太っ腹の「母さん」が隣にいて、万全な円熟期を迎えました。
明日海「コンサートといえば、舞浜アンフィシアターでも、ゆきちゃんが駆けずり回って、盛り上げてくれて」
私はゆったりさせてもらえた、と明日海さん。
仙名「いやいやいや!」
照れ隠しが可愛いゆきちゃん。
明日海さん、ゆきちゃんと一緒にいて、楽だったろうな。
必死で踏ん張らなくていいんだ~、みたいな。
ありがとう、ゆきちゃん。
(↑またもや、謎の立ち位置)
★華優希(100期)
退団後共演したマドモアゼル・モーツァルトから『朝焼け』を。
本コンサートの演出家・小林香さんも関与した舞台でした。
明日海「華ちゃんのお披露目が、私の退団公演と被っちゃったんだよね」
明日海「『A Fairy Tale-青い薔薇の精-』でもデュエットしたね」
二人で向き合い、アカペラで「Never forget you♪」と小さく歌う姿がエリュとシャーロット、再び。
明日海「夏至の日は毎年、華ちゃんにLINEするよ」
華「はい!おばあちゃんになっても?」
明日海「おばあちゃんになっても」
おばあちゃんになっても、いつまでも忘れない。
エリュとシャーロットに掛けた約束ですね。
★また来てね
再び、四人が集結。
明日海「まさか全員が同じ日に来てくれるなんて」
明日海「みんな忙しいのに、ありがとう」
花乃「いいえ、暇ですっ!!」
おとなしく控えていた花乃ちゃんが、この時ばかりは速攻で反応してました。
可愛い…。
明日海「また、皆で集まりたいねぇ」
うんうん!と嫁っ子たち。
「30周年もお祝いに駆けつけます!」と言ったのは、ゆきちゃんだったかな?
明日海「30周年、50周年も来てくれる?」
全員「もちろん!!」
ありがとう、ありがとう…!
(↑謎の立ち位置)
休憩含めて3時間超の千秋楽は無事、幕を下ろしました。
アンコールは予定の枠内のみ。
大阪の大千秋楽ではどうなるかな。
そう、次は大阪です。
▽ うれしいな♡