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宙組2016全国ツアー & バウ公演の演目・主演発表

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宙組の全国ツアー演目が発表されました。
『バレンシアの熱い花』と『HOT EYES』

宙組さん、昨年もほぼ同時期に全国ツアーをしてました。
(そしてバウで、桜木みなと主演の『相続人の肖像』を上演)

毎年のタームが規則正しく回ってくる感じですね。
……花組が変則的すぎるのかしら。

大作『エリザベート』もあるし、ツアーは移動続きで身体を休める暇がないし。
ハードなお仕事が続きますね。
まぁ様、お身体は大丈夫でしょうか。

さらに、バウ & 別箱(KAAT)組の発表も。

バウ & KAATは、轟悠 & 実咲凛音が主演とな?
ジャン・コクトーの『双頭の鷲』ですか。
美輪明宏さんを思い浮かべました…というのも以前、上演されてたから。

実咲さんは『エリザベート』に次ぐエリザベート(双頭の鷲のヒロイン・モチーフ)なんですね。
エリザベート尽くしの2016年になるんですね。

実咲さんが朝夏さんと離れるのは寂しいけれど、それだけ娘役の存在感と力量が必要な作品なのでしょうね。

伶美うららさんも似合いそうな役です。
演技のセンスと存在感と美貌は文句なし、ですしね。
歌唱の配分と音域によるかな…?
音程は外さない方ですし、音域さえ合えば大丈夫かと。

とはいえ、これは仮説に基づいた妄想。
うらら嬢にヒロインの可能性があるとしたら、全国ツアーの方。

朝夏まなと & 伶美うららの並びが実現したら、『翼ある人びと』の再来ですね。
それはそれで、楽しみなような。

そして、そして。
朝夏&真風のコンビネーション、これは外せません。
真風っちは全ツ組だと信じています。
メラコリジゴロとは逆に、今度は真風っちが敵役でしょうな。
それもまた良し。

個人的に『バレンシアの熱い花』は大劇場で上演してほしかったかも。
(どんなお話か、調べてみた印象ですが)
花組の『仮面のロマネスク』の時も、同じように思いましたが。

「えっ、この役をあの方が…?」と妄想が広がるというんですか?
そういう気になる演目、がっつり観たくなる演目は、同じ再演でも、大劇場で上演してほしいなぁと思ってしまいます。

ほな、何を持って全国を回ればええねん?…と尋かれたら、ちと迷いますが…。

…その視点でいけば、宙組のセレクト作品は昨年も良かったですね♡
(メランコリック・ジゴロ & シトラスの風)
今年も宙組さんは、ナイスセレクトの予感。

花組の『仮面のロマネスク』は冒険だなぁ、という面も無きにしも非ず。
ですが、それは全国ツアー向けかどうか?…という点において。
(宝塚初心者や、ファミリー向けか?…という観点)

大劇場上演なら、手放しでウヒャウヒャです。
今もすでに、ウヒャウヒャですが。

そもそも、昔は常にファミリー対象だったんですよね、年がら年中。
だって、遊園地の敷地にある常設芝居小屋だったから。

私自身、宝塚といえばファミリーランドでした、幼い頃は。
あと、ベルばら。(宝塚=ベルばらイメージは強烈)

気がつけば、いろんな冒険的試みをする劇団になっていて。
いまや、ファミリーランドの存在自体を知らない方のほうが多いのでは…?

……と、話が逸れすぎました。

朝夏さんがトップを張る現在、もっと「朝夏まなとの為のショー作品」を創ってほしい気持ちがあります。

王家やエリザといった大作もこなせる実力派の朝夏さんですが、やはりショー!
ショースター朝夏まなとを、もっともっと押し出してほしい!

…ですよね。
もったいない、ほーんと勿体ない…!

まぁ様ほど、歌って踊れてキザれて、身体能力と超絶スタイルに恵まれた逸材を…!
そろそろ就任して1年半ですが、まだオリジナルショー作品が1本しかないなんて……勿体ないにも程がある。

まぁ様には毎公演、ショーをつけてほしいです。
(みりおちゃんにも、そうしてほしいですが)

基本的に宝塚は、芝居とショーの組合せが魅力。
上演作の振り幅が大きく、満足度が高まります。
ごはんでも、甘いのと辛いのが揃ってると、箸が進むでしょ?

また、同じ演者さんのいろんな側面が楽しめますし。
えっ、さっきヨロヨロてた人が、バリバリ踊ってるー!?…とかね。

大作を二幕で上演するより、1時間半の芝居と1時間のショーの組合せがベストだと思うんですが。

…と、ミーマイで宝塚の魅力を知った私が言うのも何ですが。
ミーマイは音楽がとっても良く、耳に残るし、ミュージカル初心者向けではあります。
なので、これはこれでアリ、という思いもあるんですけどね。

宝塚の時の流れが、もう少し緩やかであれば、ここまで焦りません。

宝塚の時間感覚を知るほどに、一人一人のトップさんに残された時間を有効に…有意義に…と。
その人なればこそのトップ像を確立させ、輝かせてほしい…と。

劇団のブレーンに、切に望みます。


それから、轟悠さん主演について、ふと感じた事など。

轟悠さんは、確立された男役芸からユーモラスな話術まで、若手が学べる事を多く持っている方。
轟さんとの共演は、とりわけ若手にとって有意義でしょう。

轟さんほどのキャリアをお持ちの場合、主演にこだわらず、『脇を固める、支える』という形でも共演できるなら、さらに懐の深さを見せられるのではないでしょうか。

「舞台は皆で創り上げるもの」と身をもって教えるなら、先頭に立つ以上に、「先頭や頂点を支える立場」の方が、教えやすいと思います。

推察ではありますが、視点が広がると思うんですよね。
轟さんは、誰もが望める訳ではない「頂上からの景色」もご存知ですし。
視野の広がりは、他の追随を許さないかと。

雪組の三番手さん?でいらした頃から、ポスター等を見るたび、なんて美しい方だろうと思っていました。
勝手に「この方がトップになりますように」と願ったものです。

今も美しさを保ち、さらに渋くダンディになられた轟さん。
これからも、多くの事を後進に伝えて下さいますように。


さて、ここから超余談です。

▽ お料理教室にて、冷製パスタ。

この盛り付けセンス、私にないものです。

フレンチ酢豚

▽ こちらはフレンチ酢豚と野菜スープ。

バルサミコ酢を使って、サッパリ風味の酢豚。
見た目は中華、食べるとフレンチ……ていうか、イタリアン?

フレンチ酢豚とスーブ

講師はフレンチのシェフですし、フランス料理を教わってるはず…ですが、吹き抜ける風はイタリアン…?

フランス料理の源泉はイタリア料理なので、大きくは間違ってませんが。

その昔、カトリーヌ・ド・メディチがフランス王家に輿入れする際、料理人も連れて行きましてな。
当時のフランスは、料理のレベルもマナーも発展途上。
王家にも料理にもイタリアの血が入り、今の洗練されたフレンチへ繋がったそうな。

「こんなん、適当でええんです」と関西弁でざっくりと。
「思いついて試してみたら、けっこうイケた」とか。

たこ焼き屋台のおっちゃんから、創作なんちゃってイタリアンのコツを教わってる……そんな錯覚がしてなりません。

宝塚とは違う意味で、かなり心囚われています。
面白いシェフやな~、と。

一応、一流ホテル系列レストラン料理長(現役)なのですが。
ギャップ萌えでしょうか、これも一つの。

……料理界の明日海りお…?(すごく違う気もしますが)



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