宙組二番手「キキちゃん」こと芹香斗亜(93期・研17)のご家族が経営する、おばんざいカフェ『花唄』
お兄様がシェフ(大将と呼ぶべき?)で、ご両親がサポート。
多くの宝塚ファンに知られているお店です。
ずっと気になっていた『花唄』さんへ伺いました。
阪急電鉄「六甲」駅から徒歩2~3分。
線路に沿って歩くだけの超・駅近。
11時半開店ですが、11時45分時点でほぼ満席。
我々姉妹が伺った日は、ご両親とアルバイトさんで切り盛り。
メニュー等は食べログ等が参考になるかと。
妹は豚の角煮膳、私は日替わり膳をいただきました。
日替わりはハンバーグ・カレーソース。
カレー風味のデミグラスソースで、人参なども煮込まれてシチューのよう。
ソースを飲み干す勢いで完食。
豚の角煮はトロトロで、おかわりしたい!と妹。
小鉢3種も日替りのようですが、これがまた美味。
今日はもやしのナムル、ひじきと大豆とお揚げさんと人参の炊いたん、カニカマとブロッコリーの和え物。
どれも薄味で、素材の風味が活かされ、大豆は柔らかく、出汁が効き、美味。
メインも美味ですが、小鉢のヘルシー&美味しさよ。
大根のお漬物と昆布の佃煮も添えられて。
どちらも美味で、ごはんに合う。
白飯も炊き具合が良く、美味でした。
食事にそえて、深煎り番茶を出して下さいます。
驚くほどスモーキー(not 桜木みなと)で驚き。
ですが、味はさっぱり美味。
高血圧などの生活習慣病の予防効果があるそうな。
この番茶、お店で買えます。
大きな袋にざっくり入って700円。
淹れ方も教えて下さいます。
予想より美味しく、量もわたしは満足。
妹はよほど気に入ったらしく「おかわりしたい」と。
飲み物や和スイーツをランチとセットに付加できます。
…が、ランチに付加可能な和スイーツはごく一部。
カフェタイムは、その数倍の和スイーツが。
一旦、お店から出て、付近をお散歩。
六甲はお屋敷街なので、建ち並ぶ豪邸を見上げつつ。
玄関のほか、勝手口や通用口があるお宅。
家屋が見えない要塞のような広いお宅。
カフェタイムに伺い、妹はフルーツみつ豆、柚茶のソーダ割りを。
私は白玉ぜんざいをいただきました。
フルーツみつ豆は「…これが、みつまめ?和スイーツ?」
苺はじめ季節の果物と抹茶アイスなどが盛られ、爽やかで華やか。
従来のみつ豆のイメージを覆されました。
いわゆる「映える」ビジュアル+美味。
温かい玄米茶を急須でサービスして下さるので、冷えたお腹もあったまります。
柚茶のソーダ割りは、2重構造のグラスに。
グラスが結露せず、冷たさもキープ。
白玉ぜんざいの器は、蓋と匙つきの焼き物。
蓋は匙を通して立てかけられる構造。
食器がいちいち凝ってます。
テーブル十数席と小さなカウンターの小ぶりな店に、コダワリが詰まっています。
ご両親とも気さくで優しい方でした。
店内の高い位置に明り取りの窓がついてますが、雨が降ってきたんですね。
「雨が吹き込みませんか?」とお父様が気遣って下さったり。
そう、雨が降って来たんですね。
車椅子のお身内と共に来られたお客様は、傘なし。
お母様は傘をさしかけ、駅まで送っていかれたり。
し…しんせつ…!(胸熱)
清く正しく優しすぎる…!
アルバイトさんも丁寧かつテキパキ。
料理や番茶の説明をして下さいました。
小鉢の美味しさを口にしたら、山沖選手が「それは妻の手作り」と。
白川亜樹さん(芹香ママ)手ずから…ということは。
キキちゃんが幼い頃から食べて来た味なんですね…!(感激)
白川亜樹さんは元男役で、すらり高身長です…が。
柔らかい雰囲気で、若々しく可愛らしい美人。
芹香さんの面影が宿る目元…って、逆ですね。
キキちゃんに白川さんの面影が宿ってるのか。
すっきりスタイルをキープしてらして、心の中で拍手。
み、みならいたい…!
プロ野球と宝塚歌劇。
華やかな世界に身を置いて来られたご両親。
実直な仕事をされる、今も現役のプロフェッショナルでした。
∇うまうま♡