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Channel: シエスタの庭
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明日海花組はいつでもハッピー(ME and MY GIIRL 宝塚初日挨拶)

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ほ花組ミーマイ初日観劇してきました。
正直、初日はヘロヘロでした。
これは単に、私が体力ないからです。

遅くなりましたが、初日挨拶をニュアンスでご報告します。
科白や順番の齟齬は、お許し下さいませ。

初日挨拶は、明日海さんにとっても重要ミッションなんでしょうね。
早々に劇中でネタにしてました、明日海さん。
マリアおば様のお小言を聞き流し、机上のベルをチンチン鳴らします。

「一定のリズムは、心を落ち着かせる効果があるんだって」
「今日は挨拶もあるしね」

初日挨拶に絡めて、観客から笑いをとってました。
こんなアドリブが出来るようになるなんて…!
なんか鍛えられてる、鍛えられてる…!

(誰に? 金魚すくいの達人に? タンバリン芸人に?)
(花組って、アドリブに強い人材がさりげなく育ってる)
(別途 語りますが、柚香ジャッキーもすごいぜ)


初日挨拶は、張り切ってスタート。
ハキハキした口調で始まりました。
(どこまで保つかな、と思いつつ…)←おい~!

前夜祭があったので、その時からの流れで過去キャストや、スタッフ、そして観客への感謝を述べる明日海さん。
関わった人すべてに向けた、丁寧な謝辞。
形式的なものではなく、心からの言葉だと伝わってくるような。

多分ね、時間が許せば一人一人の名前を読み上げたいんじゃないかな。
明日海さんって、そういう人だと感じています。

…ま、そんな明日海さんですが。
途中から、安定の迷走スタート。
これを待っていたのよ…♡

長い文章で話すから、途中でどう言葉を繋げたらいいか混乱する明日海さん。

「えーと……なんだっけ?……どう言うんでしょうね?」

芹香さんを振り返り、尋く始末。
突然 振られたキキちゃん、目を丸くします。

キキちゃんは、明日海りおのデータバンクじゃないよ?
君が話そうとしてた事、知らないから、キキちゃん。

とっさに打ち返せないキキちゃんに、それ以上は無茶振りせず、自力で再び話し始める明日海さん。

明日海さんが言葉に詰まっては話を再開するたび、背後で力強くうなずく花乃ちゃん。
星飛雄馬を見守る明子姉ちゃんのようでした。
多分、明子姉ちゃんより力強い花乃ちゃん。
サリーモードだから余計かな?

「演出家の三木先生に『意味もわからず、理解できないまま演るなら、しない方がマシ』と言われまして…」

明日海さんはじめ組子一同、

「少しでもわからない事があれば、演出家の先生、歌の先生、振付の先生…それぞれの先生方にお聞きして、とことん教えて頂きました」

明日海さんは時々、キキちゃんと花乃ちゃんを振り向きながら、お話しされてました。
「ね? そうだったよね?」と一つ一つ確認するように。
よりキキちゃんの方が多いとはいえ、花乃ちゃんにも。

明日海さんが振り向くたび、うなづく芹香さん、花乃さん。
花乃ちゃんは明日海さんが前を向いてる間もずっと、明日海さんの背を見つめ、ポイント毎に頷いてました。

明日海さんと花乃ちゃんの間に、連帯感や信頼関係が培われている。
そんな空気を感じました。
年頭のアーネストから、明日海さんと花乃ちゃんの雰囲気がどんどん良くなってて。

「ミーアンドマイガールの合言葉は『二人でいればどこでもハッピー』ですが」

ここで花乃ちゃんを振り返り、にっこり笑顔をむける明日海さん。
微笑み返す花乃ちゃん。

トップコンビの空気の温かさは、この作品の成否を分けると思います。
今の明日海りおと花乃まりあなら、新しくて懐かしいチャーミングなミーマイを創り上げる事でしょう。

「『花組のミーアンドマイガールを観たら、いつでもハッピー!』と思って頂けるような舞台を花組みんなで…端の方にいる下級生から、階段にいる皆も…全員で創り上げてまいります」

ここでは左右の端の方まで、背後の壇上の下級生まで、一人一人と目を合わせるように振り向く明日海さん。

今の花組生達なら、新鮮だけど伝統も踏襲した、素敵なミーマイを創り上げる事でしょう。
こんなにトップさんに信頼されてるんですから。

千秋楽は必ず退団予定者ひとりひとりに、エピソード付きのコメントを贈る明日海さん。
今回は初日から、退団予定者に触れました。
最後のカーテンコールで、

「鳳真由はこの公演が最後です。千秋楽までPちゃんのバーちゃんをよろしくお願いします」

というような事を仰ってました。
Pちゃんを惜しみつつ、最後の花道を盛り立てようとの配慮を感じました。

「私が楽屋入りした時は空模様が怪しかったのですが、皆さんはどうでしたか?」

快晴でした…が、1階前方席から応答はなく。
しばらく客席に耳を傾けていた明日海さんでしたが、

「お足元にお気をつけてお帰り下さい♡」

天使の笑顔で、お天気の話で締め。
『Ernest in Love』では、お天気の話はプロポーズの前触れ。
カーテンコールでは、「おわりです♡」って意味ですね。
また強制終了されないうちに帰る、良い子の観客達でした。

最後のオーケストラ演奏が始まり、最後まで聴き入理ましたが…これはいいよね、みりおさん?

ハッピーオーラを振りまくこりすちゃん、相変わらず温かくて優しい人柄全開の素敵なご挨拶でした。

さて、これからUCC貸切公演です♡
また面白挨拶を期待してます♡


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