2022年4月16日(土)メディア発表が解禁された、朗読劇『バイオーム』
3月末に宝塚歌劇団を退職された上田久美子氏が脚本家として参加。
お昼頃から、友人や妹からLINEで連絡をいただきました。
お知らせありがとうございます。
日中は予定パンパンで、追いかけきれず。
改めてようやく、記事を読みました。
★バイオームは朗読劇、そして…
以下はネットニュースから抜粋させて頂きました。
2022年6月8日(水)~12日(日)東京建物 Brillia HALLにて、スペクタクルリーディング『バイオーム』が上演されることが決定。
中村勘九郎が主演を務め、演劇界を牽引する俳優達と初タッグを組み、進化型エンターテインメント演劇をおくる。
本公演は、宝塚歌劇団で心に残る数々の名作を手掛けてきた上田久美子による書下ろし戯曲となり、『麒麟がくる』『精霊の守り人』の一色隆司が演出を行う。
仮想現実は進化を遂げVRテクノロジーで人間の知覚とその延長にある身体的現実を拡張し始めている昨今。
本企画は、確固たる脚本をもとに、朗読劇としてスタートし、VR/ARなどのテクノロジーを駆使し、俳優とバーチャルテクノロジーの間に作り出される関係性を重視しながら、五感で体感していくサイトスペシフィック演劇へと進化するそうだ。
First Stageとして、2022年に脚本を開発し朗読劇を、そして、Second Stageとして戯曲にふさわしいロケ地で、サイトスペシフィック公演体験型演劇を行う。
★あらすじ
こちらもネットニュースから引用。
その家の男の子はいつも夜の庭に抜け出し、大きなクロマツの下で待っていた。
フクロウの声を聴くために…。
男の子ルイの父に家族を顧みるいとまはなく、心のバランスを欠いた母は怪しげなセラピーに逃避して、息子の問題行動の奥深くにある何かには気づかない。
政治家一族の家長としてルイを抑圧する祖父、いわくありげな老家政婦、その息子の庭師。
力を持つことに腐心する人間たちの様々な思惑がうずまく庭で、古いクロマツの樹下に、ルイは聴く。
悩み続ける人間たちの恐ろしい声と、それを見下ろす木々や鳥の、もう一つの話し声を…。
★キャスト
【キャスト】本作品ではそれぞれが1人2役を演じる。
ルイ・ケイ役:中村勘九郎
怜子・クロマツの芽役:花總まり
野口・一重の薔薇役:古川雄大
克人・クロマツの盆栽役:野添義弘
ともえ・竜胆役:安藤聖
学・セコイア役:成河
ふき・クロマツ役:麻実れい
この顔ぶれ、豪華ですね。
よく集められたなぁ…!
★主催は梅田芸術劇場
上演会場こそ、東京建物ブリリアホールのみですが…
主催は「梅田芸術劇場」
阪急や宝塚歌劇団とも関係が深い劇場。
なんなら、梅芸の現トップは小川友次(宝塚歌劇団の前理事長)
これは…つまり…
上田久美子先生は円満退職だった事が窺える…かと?
上田先生と劇団が円満な関係だから、上田先生と梅芸が協働関係にある…ならば。
いつの日か「上田久美子氏が外部演出家として招聘される可能性」がなくはない…かと。
座付き演出家ではない人も稀に、脚本や演出で参加されてますし。
例えば、花組『カリスタの海に抱かれて』は大石静氏がオリジナル新作を書き下ろし。
(演出は石田昌也/2014年)
雪組『凱旋門』2018年版は、謝珠栄氏が演出を手がけました。
(脚本は故・柴田侑宏)
星組『眩耀の谷』の作・演出は謝珠栄氏でした。
いつかまた、上田久美子先生が宝塚歌劇にも参画して下さるかも?…と希望の灯が点りました。
★偶然の符合
…余談ですが、轟悠トップ時代の2000年『凱旋門』上演時の新人公演演出担当は荻田浩一氏だったんですね。
2018年版の新公演出担当は上田久美子先生でした。
偶然の符合とはいえ、ドキッとしますやん。
荻田先生も宝塚にまた、関わって下さらないものか。
時間がお薬として作用するのは、まだまだ先なのでしょうか。
それとも、無効なのかな。
∇謎めいてます