2021年11月14日(日)16日(火)と月組の情報が続いて発表されました。
劇団さんは情報を出す時はウワーッと出して、何もない時はパッタリ。
…という印象がありまする。
いろんな事情があっての事でしょうけれど。
組織ですものね、何やかや言っても。
では、ざっくり月組情報を振り返ります。
★月組退団者
2021年11月14日付
あまの輝椰(103期・研5)
2022年3月27日付
姫咲美礼(97期・研11)
『今夜、ロマンス劇場で』に関わる退団者の発表がありました。
集合日ならではのお知らせ。
これがあるから、複雑な気持ちで集合日を迎え続けるわけで。
ヅカファンが避けて通れぬ道ですね。
あまのさんは集合日付。
姫咲さんは東京千秋楽が最終日。
あまのさんは『川霧の橋』も全日程休演。
そのまま退団となりました。
ご健康の回復をお祈りしています。
姫咲さんは海ちゃんの同期なんですね。
城妃美伶とも同期。
芸名がどちらも「みれい」ですね。
中卒一発合格組なのも同じ。(←海ちゃんも)
大階段を降りての退団者が一人というケースは久々。
2020年コロナ禍で半年間、全体的に時を止めた宝塚歌劇団。
その煽りで、2021年は退団ラッシュ。
状況が落ち着いてきた…って事でしょうか。
★全キャスト発表
『今夜、ロマンス劇場で』の集合日、すべての配役が発表されました。
宝塚の演出家が創るオリジナル作品と異なり、よそ様の作品は配役が少なめ。
そりゃそうか。
同じ板に常時約80名が乗る舞台は、そうそうありませんものね。
宝塚版は、原作(映画)にない宝塚オリジナルの役がかなりある模様。
「一人でも多くの生徒に役を」
そんな演出家(小柳奈穂子先生)のお気持ちが伝わってきます。
原作には劇中劇ならぬ、映画中映画が登場します。
『お転婆姫と三獣士』がそれ。
美雪(海乃美月)はその映画の中から現れます。
月組版三獣士はこちら。
狸吉…蓮つかさ(97期・研11)
虎衛門…英かおと(99期・研9)
鳩三郎…柊絢斗(102期・研6)
映画の登場人物らしき登場人物が増えていますよ…?
大蛇丸…暁千星(98期・研10)
狭霧…礼華はる(101期・研7)
雨霧…天紫珠李(101期・研7)
狭霧と雨霧は、大蛇丸の従者。
この役、彩音星凪(101期)やりたかったろうね。
暁千星の強火担だから。
天紫さんは看護師の吉川天音役も兼任。
吉川天音役という事は、娘役3番手ポジションかと。
物語の最初と最後の登板ゆえ、途中でバイトするのね。
セブンカラーズという女の子アイドルグループも登場。
歌って踊る場面もあるかな?!
あるよね?!
青田茉莉子…桃歌雪(100期・研8)
司みどり…結愛かれん(101期・研7)
岸藍子…蘭世惠翔(102期・研6)
橙野富士子…菜々野あり(102期・研6)
若尾菜々…白河りり(103期・研5)
原ゆかり…羽音みか(103期・研5)
茜秀子…咲彩いちご(104期・研4)
それぞれ名前に色がついてますね。
若尾菜々(白河)は七色。
おそらく白河さんがセンターを務めるのでしょう。
加えて、昭和の映画女優のオマージュを感じる名前ですね。
(…と気づき、教えて下さったH子さん、ありがとう)
岡田茉莉子
司葉子
岸恵子
山本富士子
若尾文子
原節子
高峰秀子
H子さんが「司葉子、岸恵子、若尾文子では?」と気づいて下さいまして。
あと4人(茉莉子、富士子、原、秀子)は私が当てはめてみました。
青田は青田典子も脳裡をよぎりますが、世代が違いますね。
バブル時代の申し子ですし。
白河さんも二役を担当。
もう一役は栄子。
栄子って誰?!
「映画館の館長さんの恋人では?」
…とご意見を下さったのはMさんのご夫君。
Mさんはご夫婦で宝塚ファン。
いいなぁ~、憧れます♡
きよら羽龍(104期・研4)も二役を担当。
妖怪の歌姫・淡島千景と、白いドレスの女。
「白いドレスの女」が館長の彼女役かも?…とも。
うわぁ、気になる~!
どっちやねーん??
幕が上がるまでのお楽しみでしょうか。
それでは、映画に出てくる大きなお役にも目を向けてみましょう。
山中伸太郎…風間柚乃(100期・研8)
伸太郎は、主人公の健司(月城かなと)と共に映画会社で働く青年。
社長令嬢(彩みちる)に想いを寄せる役どころでもあります。
成瀬塔子…彩みちる(99期・研9)
主人公が勤める映画会社の社長令嬢。
主人公(月城)の夢(映画監督)を応援しています。
雪組から組替でやってくる彩さん、堂々の娘役二番手ポジションかと。
本多正…光月るう(88期・研20)
映画館の館長さん。
健司とある共通点を秘めています。
…そして、小柳奈穂子先生の愛を感じる part2
三好師長…姫咲美礼(97期・研11)
吉川天音(天紫)の上司役ですね。
退団作で出番も台詞もありそうなお役に。
演出家(小柳奈穂子)のこういう采配、私まで嬉しくなります。
(立ち位置:いちファン)
若手男役は映画スタッフ(助監督)として登場する率高し。
川鳥…一星慧(102期・研6)
岡林…大楠てら(102期・研6)
鈴本…瑠皇りあ(103期・研5)
四ツ池…真弘蓮(104期・研4)
村海…七城雅(105期・研3)
黒石…和真あさ乃(106期・研2)
おお~。
研2さんにお役がつきました。
一星さんのお役、川島じゃなくて川鳥なのね。
珍しい名前じゃ。
とにかく映画スタッフが多い。
役を増やすなら、そこしかないものね。
その中で、俳優の付き人さんが。
人気俳優・俊藤龍之介(鳳月杏)との会話がありそう。
馬場…蘭尚樹(100期・研8)
猪倉…彩音星凪(101期・研7)
こちらも動物シリーズの名前なのね。
映画スター(鳳月)に顎で使われ、足蹴にされるのでしょうか?
ちなつさん、配下をこき使う役に恵まれてる…(回想)
月組の話題は尽きませぬな。
次の外箱の演目も発表されましたし。
情報の海に溺れそうです。
∇月組の発表はつづく