2021年8月4日(水)宝塚友の会から、チケット先行販売のお知らせが届きました。
表紙はディミトリ(真風涼帆/アナスタシア)
ページをめくると、星組『柳生忍法帖』の販売日程。
…絶妙なタイミングですね、友の会さん。
なんとなく…なんとなくですが、タカラヅカ・ライブネクストで愛月ひかるメインの企画が発動してるような気がします。
もちろん、単なる想像です。
(願望だろうって?)
(ぬぬ、そうかもしれぬ)
宝塚愛が深い愛月ひかる(93期・研15)と、機を見るに敏な小川友次社長が、そんな想像を掻き立ててくれます。
私が愛月ひかるに「ん?」と異なる香りを感じたのは、2019年7月の『巴里祭』でした。
感想を書きそびれていましたが。
ホテル阪急インターナショナルの(当時)専科・愛月ひかる主演『宝塚巴里祭2019』を観劇しました。
2年前…まだ、たった2年前なんですね。
宙組時代の愛ちゃんは、頑張って声を出そうとするほど、喉がキュッと詰まって苦しそう…という印象がありました。
ところが『巴里祭』では、なめらかに声が出ていました。
加えて、声量も増大。
何より、楽しそうに歌っていた愛ちゃん(当時研13)
本人比ながら歌唱が安定し、スマートなパフォーマンスを披露。
大阪では雪組生、東京では宙組生が、サポートメンバーとして共演していた…と記憶しています。
新公学年の若手男役&娘役たち。
共演の雪組生メンバーは、
妃華ゆきの(96期・当時研10)
諏訪さき(99期・当時研7)
野々花ひまり(99期・当時研7)
縣千(101期・当時研5)
さらにコーラス部隊がいました。
全員105期・研1さん(2019年7月時点)
(月組)詩ちづる、七城雅
(雪組)琴峰紗あら、紀城ゆりや
愛ちゃんを見上げる下級生達。
そのキラキラ笑顔が忘れられません。
「愛月さん、大好きです!!!」という気持ちが洪水状態でした。
ブンブン振ってる尻尾が見えそうでした。
愛ちゃん、めっちゃ慕われてるなぁ…!
…という事が、実は最も印象的だったかもしれません。
見た目はクールビューティなのに、お話しすると謙虚で柔らかい愛ちゃん。
拍手を受けながら、何度も
「ありがとうございます」と笑顔を振りまいてくれました。
その直前の5月、当時星組2番手だった礼真琴(95期・当時研11)率いる『アルジェの男』全国ツアーに参加。
芝居・ショーとも2番手男役として、こっちゃんとがっぷり四つに組みました。
その時も、こっちゃんはじめ、星組生たちから慕われている空気を感じました。
その後、星組へ組替し、上級生2番手として礼真琴を支えることに。
礼真琴と愛月ひかるは全くタイプが異なるが故に、絶妙な補完関係を構築。
でもきっと一番は、愛ちゃんの人柄。
愛ちゃんの人間性が、こっちゃんはじめ、星組生を惹きつけたのでしょう。
直接お人柄を存知ている訳ではありませんが、接する下級生たちがナチュラルに好き好き光線を発してるんだもの。
感情表現がストレートな縣千はもちろん、冷静で賢そうな諏訪さきも、愛ちゃんへの好きと尊敬が溢れていました。
ディナーショー(All for LOVE)、サヨナラショーが企画されています。
どちらも、愛ちゃんテイスト…すなわち、宝塚愛…が「これでもか、これでもか!」とまでに練り込まれている筈。
2021年11月7日(日)、8日(月)、9日(火)にて、宝塚ホテルでディナーショー。
この3日間は極力、空けておかねば。
どの日がLIVE配信になっても拝見できるよう。
残すところ4ヶ月と3週間。
愛ちゃんの男役、そしてタカラジェンヌとしての集大成を固唾をのんで見守りたく存じます。
∇刮目せよ!(←私が)