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Channel: シエスタの庭
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まいにち宝塚

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宝塚版エリザベート25周年スペシャル・ガラコンサート
ロミオとジュリエット(星組)
HOTEL SVIZRA HOUSE(宙組)
夢千鳥(宙組)
 
…と、GW連休中は毎日、宝塚関連の何らかの配信が行われています。
 
『夢千鳥』は連休中ではないけれど、同じ流れということで。
(緊急事態宣言で中断された作品の配信を、宣言中に配信)
 
エリザガラコンは梅芸主催ですが、大きくは同じ企業グループ(阪急阪神グループ)
スタッフ(小池修一郎、小柳奈穂子)や出演者(悠真倫)に現役の宝塚関係者も含まれています。
「ほぼ宝塚」と認識してます、押忍。
 
個人的に、5/1は花組『アウグストゥス』阪急交通社貸切
5/2は宙組『HOTEL SVIZRA HOUSE』梅芸会員先行当選
5/4はエリザガラコン(望海トートver.)梅芸二次抽選当選
…と、宝塚三昧の予定でした。
 
今、関西圏から他地域へ遠征が憚られる状況。
(同じ圏内でも、ウロチョロしない方が良かろうし…)
 
そんな状況下で、配信という形で観劇できるなんて。
なんとも贅沢なことです。
ありがたいです…!
 
もちろん、他に代え難い面も備えている『生観劇』
 
生観劇の何が良いって、色々あると思いますが、私が真っ先に思いつくのは
 
視点を選べること
 
映像だと、カメラが映した範囲しか観れませんから。
 
約2年前まで贔屓がトップスターでしたので、映像でも満足度は高かったです。
 
でも、映像にほとんど映らない生徒を応援している方にとって、生観劇できるかどうかは、贔屓の姿を観られるかどうかの違いとなります。
 
私のブログを継続して読んで下さっている方は「うん、知ってる」事実ですが…
 
私は好きな生徒、気になる生徒がちょっぴり多めです。
(ちょっぴり…?)
 
すみません、かなり多めです、好きな生徒さん。
熱量に差はありますが、『好き』カテゴリに入る生徒はかなり多いです。
 
ブログに書き切れてません。
そもそも、名前がわからない生徒さんもいます。
 
別箱や新人公演では、下級生まで役がついたり、見どころ・聴かせどころがあり、原石の宝庫ですね。
 
原石の宝庫としては、文化祭(音楽学校)や各種募金活動(すみれ募金が有名ですが、それ以外にも協力してます、音校生)もそうです。
 
107期生の文化祭では、予科生コーラスを聴き、俄然108期生の文化祭と入団が楽しみに。
音が綺麗に揃いながら、音に厚みがありました。
もっと聴いていたかった…!
 
歌唱力はソロのみにあらず。
 
テクニックに走らず、正確な音を捉え、揃えることが大切だと思っています。
108期生のコーラスはそれが出来ていたように感じました。
 
ソロ歌唱が上手だと目立ちますが、コーラスの質が高いと作品の質が底上げされます。
宙組『アナスタシア』は、その好例かと。
 
メインキャストの歌唱も努力の成果が伺えましたが、重厚な空気感を伝えるコーラスの素晴らしさは忘れられません。
 
スターシステムが採択されている宝塚歌劇団では、つい生徒個人の魅力や舞台技術に注目しがちですが(私も含めて)、ミュージカルは一人では成立しないんだな…と、コーラスや群舞に触れるたび、実感しています。
 
 
同様に、お芝居やショーではモブにも注目しています。
 
同じモブでも、自分なりに表情つくったり、遊びを入れる生徒もいたり、ホント色々。
小芝居に至っては、センターのお芝居より注目する事もしばしば。
ただ、名前がわからない事も多いんですが。
 
のちのち、「あの時の、あの生徒さんやんか…!」と別作品で繋がる事もあります。
そんな時は嬉しいですね。
 
類似ケースとして、影コーラス。
影コーラスで「綺麗な声だなぁ」と思っていた人が、ショーや劇中で顔出しで歌う場面に遭遇すると、心の中で拍手喝采しています。
 
大劇場公演プログラムは影コーラスの名前も載っていますが、バウホール公演や別箱だと、プログラムに影コーラスまで記載されていません。
 
なお、劇団に問い合わせても、プログラムに記載がなければ回答は戴けません。
(今後、変わる可能性はありますが、現時点では)
 
別の機会で歌声を聴き、「この声は…!」と再会できたりすると嬉しいですね、ホンマに。
 
それと、影コーラスも楽曲としてネット販売される事がありましてね。
それで、どなたが歌っているのか判明した事もありました。
(妹が発見してくれました)
 
 
歌唱力の巧拙とは別に、「この声が好き」というケースもあります。
 
例えば、はなちゃん(華優希)、台詞を発する声がとっても好きです。
柔らかく、まろやかで、凛として。
はなちゃんの目覚ましボイスとか欲しいっす。
 
 
私は大劇場のB席愛好家です。
価格がリーズナブルな事に加え、『後方にいる下級生も隠れず見える』んですね。
 
宝塚大劇場は奥行きもあるので、前方に誰かいても、後方の生徒までよく見えるのです。
2階席ならば。
 
もちろん、1階席前方席も、魅力的です。
そんなお席で観れる機会はめったにありませんが。
数少ない思い出は、有難く記憶に留めています。
 
 
初めて本格的なミュージカルを観たのは小学生時代、劇団四季で。
一番後ろの席でしたが、衝撃を受けました。
 
一回観たきりながら、主人公が歌っていたメインテーマは数十年経った今もフルコーラス歌えます。
 
(脇キャストのコーラスと振付も好きでした)
(全編を夢中で観てました)
 
映像と音が記憶に残っているので、それを己の身体(喉)で再現するだけなんですけどね。
耳コピっていうのかな。
 
昔の歌はメロディラインが耳に馴染むこともあり、歌謡曲なども憶えやすかったですね。
さらに劇場で生歌ドーン!!ですもの。
インパクト絶大で、一気に刷り込まれました。
 
今は記憶力も低下しましたが、身体に沁みついてるのかも。
例えば、自転車の乗り方のように。
 
脳内上演といえば、明日海りおさん。
明日海さんのご挨拶やアドリブとか、繰り返し脳内上演してます。
(本編も脳内上演しようよ、わたし?)
 
↑すみません、ネタにしてしまって。
もちろん本編も、がっつり脳内再生してまっせ。
 
 
様々な生舞台を観られた幸せを、しみじみと振り返りつつ。
また、生観劇できる日々が戻ってきますように。
 
(配信もめちゃくちゃ嬉しく、有難いんですけどね)
 
▽萩尾望都先生のご本も拝読中

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