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雪組『fff』大千秋楽・望海風斗&真彩希帆ラストデイ

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2021年4月11日(日)は雪組『fff/シルクロード』東京千秋楽でした。
 
雪組トップコンビの退団日でした。
 
望海風斗(89期・研19)
真彩希帆(98期・研10)
 
同時退団は以下の6名。
 
彩凪 翔(92期・研16)
笙乃茅桜(92期・研16)
煌羽レオ(94期・研14)
真地佑果(96期・研12)
真音ゆめ(100期・研8)
朝澄 希(101期・研7
 
以下は、曖昧な記憶によります。
科白はニュアンスです。
 
 
★楽屋入り
 
本来なら、トップ退団公演の千秋楽は宝塚・東京とも、楽屋入りのパレードがあります。
 
コロナ禍ゆえ、従来とは異なる様相になった雪組さん。
 
宝塚でも東京でも、舞台挨拶でのぞ様(望海風斗)が楽屋入りの様子を話して下さいました。
 
宝塚に続き、東京でも「ふーはんほはひーはんほ」が登場。
 
ただし、前回はのぞ様が着た着ぐるみは、詰め物をされ、蜂蜜の壺に鎮座。
 
宝塚では咲ちゃん(彩風咲奈)が扮した「ふりふほふぁー・ほひん」は、奏乃はると組長が、
 
宝塚では真彩ちゃんが扮した「ひふれっほ」を千風カレン副組長が担当。
 
また会いたかった「ふーはんのはひーはんほ」と念願の再会を果たせたそうな。
 
 
★咲ちゃん、ひらめちゃん
 
何度目かのカテコでは、幕が上がると望海さんだけ。
 
望海 「咲ちゃん!」
 
上手袖に向かい、彩風咲奈を呼ぶ望海さん。
やってきた咲ちゃんにエールを送り、客席に向かって、「これからよろしく」と頭を下げる。
 
望海 「ひらめ!」
 
次いで、朝月希和(96期・研12)を呼び、新トップコンビをよろしくお願いします、と。
 
望海 「私も二人が率いる雪組にいたかった」
 
本気で残念がる望海さん。
社交辞令でなく、本気だと画面越しにも伝わってきました。
 
望海 「混ざってるかもしれません」
 
ドッと笑いが起きましたが、半分本気でしたよね、のぞ様?
え、違う?
全部本気?!
 
 
★大好き
 
鳴り止まぬアンコールに応えて、繰り返されるカーテンコール。
最後は、トップコンビの二人で幕前に登場。
 
望海 「ありがとうございます」
 
謝辞を述べながら、上手袖からお花を手にもって現れる望海さんと真彩ちゃん。
 
望海 「どうですか? どうですか?」
 
会場を眺め、誰にともなく問いかける望海さん。
 
望海 「幸せです」
 
真彩 「幸せです」
 
望海 「本当に幸せです」
 
穏やかな笑顔の望海さん。
半ば魂が抜けてそうな真彩ちゃん。
 
望海 「(観客の)温かいお気持ちが伝わってきます」
 
望海 「千秋楽って淋しくなるかと思ったけど、それよりも、今日のこの幸せを細胞の一つ一つに閉じ込めておきたい」
 
望海 「『この瞬間を味わいたい』と思っていたら、今ここに立っているという、あっという間でした」
 
…と言いながら、真彩ちゃんに視線を向ける望海さん。
 
望海 「何か(一言)?」
 
真彩 「はい…そうですね…(会場を見渡し)ありがとうございました、皆さま…」
 
真彩 「…あの、最後に一つだけお話したい事がありますけども…」
 
望海 「はい、どうぞ」
 
真彩 「こうして望海さんとコンビを組めるのも今日が最後なので…」
 
望海 「はい、そうですね」
 
真彩 「…(ためらいつつ)そうですね……(望海さんに向けて)…大好きです」
 
照れて笑う望海さん。
 
望海 「ありがとうございます」
 
真彩 「ちょっと恥ずかしくて、(客席に向かって、望海さんへの愛を)叫ぶのは」
 
望海 「そうね(微笑)  ありがとうございます」
 
望海 「でも、本当に何でしょうね…みるみる…成長したと言うと、上から目線ですね…変貌?」
 
真彩 「変貌?(手を敬礼っぽく振り上げて、照れ笑い)」
 
望海 「みるみる素敵な娘役さんに変わっていって」
 
望海 「それなら、私も切磋琢磨せねばと思えたし」
 
望海 「舞台に立つ上では厳しい面もあって、お客様にお届けするまでが勝負だと思ってやってきました」
 
望海 「ただ、今日一日は自分達を開放して、好きなようにやってみようかなと思って」
 
望海 「そうしたら、今までも幸せでしたが、本当に幸せで。なんだろうね?」
 
真彩 「幸せです…」
 
望海 「ふわふわしたモノもありつつ」
 
真彩 「…淋しくなってきちゃった(泣)」
 
望海 「ああっ、どうしよう(焦) 淋しくなってきちゃった?」

涙ぐむ真彩ちゃん。
慌てるのぞさん(彼氏感満載)

 
真彩 「今、こうして私が変貌できた『真彩希帆』がいるのは…望海さんのおかげです…!」
 
真彩 「その事実は一生変わりません…!」
 
望海 「本当に、諦めずについてきてくれて、何かあったら助けてくれて、本当にありがとう」
 
望海 「私も大好きです」
 
真彩 「ふぁぁぁん…(涙)」
 
お花を顔の前まで上げて、顔を隠す真彩ちゃん。隣で、その様子を見守る望海さんに、

真彩 「…大好きです…」
 
望海 「ありがとうございます」
 
二度目の告白に御礼を伝える望海さん。
 
真彩 「ありがとうございます」
 
御礼を返す真彩ちゃん。
 
望海 「…という訳でですね、多分これ一生続くので、このあたりで切り上げたいと思います」
 
いやもう、そこはご遠慮なく。
一生続けてくれても良いです。
むしろ、続けて下さい。
 
望海 「皆様と雪組の仲間たちに助けて頂き、支えて頂き、応援して頂き、笑って頂き、自分達が駆け抜けてきた日々は一生の宝です」
 
類似した意味のフレーズを少しずつ変えて、何度も言い直すところに、感謝の気持ちが溢れていました。
 
その中に「笑って頂き」があるのが印象的。
これは「だいきほの舞台を観て、喜んで頂けて」って意味かな?
 
(関西人的には「おもろい事いってウケた」って意味も込めたいところですが)
 
顔を横に小さく振りながら、
 
望海 「忘れません、絶対わすれません」

そして、キリッと居住まいを正して、
 
望海 「皆さま。 本当に」
 
望海&真彩 「ありがとうございました!!」
 
二人して深々とお辞儀をして、締めるだいきほでした。
真面目な二人らしい結びでした。
 
 
★おまけ
 
雪組千秋楽の中継が終了したのは、18時50分頃だったかな。
 
それから、明日海りお公式FCの発足一周年記念ライブ配信に切替えました。
18時頃スタートだったので、もう終わりがけ。
 
会員限定の配信なので、本当はアカンのですが……
 
ちょうど明日海さんが望海さんの話をしていました。
 
話の内容には、さすがに触れられませんが、「望海さんの同期」であり、「ガチ宝塚ファン」である明日海さん。
 
その二重螺旋が折り重なるような感覚が伝わってくるお話でした。
 
望海ファンが聴いたら、めちゃくちゃ共感できる内容だと思います。
 
…というのも、望海ファン(友人や妹)から同じ事を聴いた覚えがありすぎて。
 
雪組配信でグッと来てたところに、重ねて明日海FC配信で追い打ちをかけられるとは。
 
同期愛、宝塚愛、だいもん愛をありがとうございます、明日海さん。
 
だいきほラストデイの感想に、まさか明日海さんまで加わろうとは。
 
望海さん、真彩ちゃん、雪組生の皆さん、スタッフの皆さん、おつかれ様でした。

改めて、大千秋楽おめでとうございます。

(卒業はおめでとう…と素直に言えないなぁ)
(淋しいから)
 
 
▽だいきほForever

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