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星組『エル・アルコン-鷹-』初日感想

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2020年11月20日(金)、星組『エル・アルコン-鷹-/Ray-星の光線-』が梅田芸術劇場メインホールにて初日を迎えました。
おめでとうございます。

ちょうど昨年の今頃、梅芸にて上演されたプレお披露目『ロックオペラ・モーツァルト』はチケ難の嵐でした。
 
本来なら、全国ツアーのはずだった『エル・アルコン』
若き芸達者コンビ・礼真琴&舞空瞳の主演作。
 
大阪は感染者数が増加傾向なので、観劇を回避する方もかなりいらっしゃるのでは?

ライブ配信は強い味方ですね。
仮にコロナが収束しても、定番化してほしい。
 
私も、旅行や外食(会食)は控えています。
 
通院も、必要最低限に留めています。
治療ではなく、定期的なフォローアップです。(それも、間隔を空けて)
 
仕事は、在宅と出勤のミックス。
 
GO TO は利用していませんが、できる範囲で経済活性化に寄与したいと思ってはいます。
 
たとえば、書籍・PC関連・ライブ配信に資金投入。
 
そして、宝塚。
 
…という訳で本日も、劇場で大切に観させて頂きました。
遠征をあきらめた友人に代わって。
 
今、大阪は感染者数がうなぎのぼりですものね。
 
それでは、初日の感想です。
 
ネタバレを含みますので、まだ知りたくない方はここでストップ願います。
 




「え? エル・アルコンって海外ミュージカルだっけ?」

原作付きとはいえ、とうこさん(安蘭けい)主演作品として舞台化されただけあって、主人公は歌いっぱなし。

見事に歌いっぱなし。
容赦なく歌いっぱなし。

礼真琴の歌を堪能できます。
いつもより、さらに低音ボイスのまこっちゃんです。

開演アナウンスからして、妖しい響きですしね。

梅芸は音響設備が今ひとつなので、特に2階、3階だと台詞が聴き取りづらいケースがあります。
変な反響が入ったり、音割れしたり。

宝塚大劇場の音響設備は優秀なんだな、と感じ入りました。

梅芸は設備トラブルも多いので、コロナの間に改修できたら良かったのに。

…と、そんなに都合よく運べませんよね(^◇^;)

しかし、そんな設備環境にも負けない、礼真琴のミラクル・ボイスでした。

礼真琴の歌声は、望海風斗が卒業後の希望です。


愛月ひかるは、芝居が良かった。

まだ学生で、いかにも育ちが良く、あどけなささえ残るルミナス。

あまりの可愛らしさに、「誰?……愛ちゃんやん!!」と脳内が一瞬混乱。

一人の青年の成長を辿る演技でした。

愛ちゃんは歌唱も上達し、発声もクリアに。

あの鼻にかかった声は愛ちゃんの個性なので、むしろ寂しく感じたりも。
(薄まっただけで、なくなってはいません)


ショーは、見応え聴き応えありまくり。

華やかで、ハイレベルで、あっという間。
通いたくなるショーです。

琴ちゃん(礼真琴)となこちゃん(舞空瞳)は互いにガンガン力をぶつけ合えるコンビですね。

さりげなくアクロバティックな技を挿入してくるダンスは、信頼関係がないと成立しない振付。

技術力はもちろん、呼吸が合わないと、体勢を崩して、怪我しそう。

パーフェクトマン礼真琴と舞空プロだから可能なんですね。

群舞も見応えあるし、ショーを倍の長さにしてほしい。
それでも、体感5分なんだろうな。

礼真琴&舞空瞳以外の組子さん達も素晴らしかったです。

愛月ひかるも、歌、ダンスとも上達。

歌唱力の伸び率の高さは、コツを掴んだか、良き師匠と出会えたのか?

愛ちゃんご本人の努力が根底にあるのは、間違いないでしょう。

天飛華音も活躍していました。
エルアルコン組では、礼真琴に次いで歌ウマかも?
(若手歌ウマ・遥斗勇帆くんと双璧かな?)
存在感もありますしね。

それでは、初日挨拶につづきます。 
 
 
▽ショースターコンビですね♡

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