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華優希も通る(ビバ!タカラジェンヌ)

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またもや一週遅れの『ビバ!タカラジェンヌ』
 
前週の同期・聖乃あすかに続き、花組トップ娘役・華優希がゲスト。 
 
曖昧な記憶によるニュアンスですので、ご容赦ください。
 
 
★初めて
 
小山乃里子 「ゲストは花組の華優希、はなちゃんです」
 
おお…トップ娘役の肩書は付けないんですね。なるほど。
 
華優希 「よろしくお願い致します」
 
小山 「初めてお会いしますね」
 
華 「はい。ラジオ番組に出させて頂くのは初めてで…ビバ!タカラジェンヌは聴かせて頂いていますが…緊張しております」
 
小山 「緊張? あんなに(舞台では)元気に駆け回っているのに?!」
 
 
★再演
 
小山 「『はいからさんが通る』再演と聞いて、どうでしたか?」
 
華 「3年前に演らせて頂いて、『もっとこうすれば良かった』といった反省点もありますので、またチャレンジさせて頂ける機会を頂けて、有難いなと」
 
小山 「3年前とは違う?」
 
華 「3年前と今では色々な事が…環境なども変わりましたし」
 
小山 「(作品が)変わった処もありますね。自転車に乗って来る処も…」
 
華 「ドラマシティより今の方が(自転車に)乗りやすいです」
 
小山 「そうなの?」
 
華 「(シアター)ドラマシティはスピードがのってくると、もう袖で」
 
小山 「ああ(納得)」
 
華 「今(=大劇場)は悠々と乗らせて頂いてます」
 
 
★花村紅緒
 
小山 「花村紅緒という役と、己との共通点は?」
 
華 「紅緒の明るさ、逆境に立ち向かう力強さは、まだまだ私には足りないもの」
 
 
★きっかけ
 
小山 「初出演の方には、いつから、どうして宝塚を目指したのかお聞きしてるの」
 
華 「私は高校生の時、宝塚の舞台を初めて拝見しまして。音月桂さんの『ロミオとジュリエット』でした」
 
小山 「ほぉ」
 
華 「その頃、高校生なりに悩みもありまして…進路のことや友人関係など…でも、舞台を観ていたら、そんな事が全部吹っ飛んでしまって」
 
小山 「うん、うん(同意)」
 
華 「もう一気に夢中になってしまいまして」
 
小山 「(笑)」
 
華「『私、こんな処にいていいの? どんな事でもいいから、宝塚に関わる仕事に就きたい!』…と思いまして、宝塚を受験いたしました」
 
小山 「え、そこまで一気に行っちゃうの?!」
 
華 「はい(恥ずかしそう)」
 
小山 「受験準備期間が短くて大変だったでしょう?」
 
華 「はい。バレエも歌も、そこから始めて…ピアノだけは辛うじて習っていましたが」
 
情熱の人・華ちゃんでした。
 
 
★楽器
 
小山 「楽器は何かできるの?」
 
華 「テナーサックスや、アルトサックスを」
 
小山 「へえ!カッコイイ」
 
華 「吹奏楽部でしたので」
 
小山 「今は女性五人組でサックスを吹くグループとかあるけど、かっこいいよね」
 
 
★歌・ダンス・芝居
 
小山 「歌・ダンス・お芝居ではどれが得意?」
 
華 「歌・ダンス・お芝居…どれも上手くなりたいのですが、その全てに共通するのが、『心を込めて何かを伝える』という事だと思いますので…お芝居です」
 
 
★フルーツバスケット
 
小山 「華ちゃんのお好きな曲を教えて下さい」
 
華 「アニメの主題歌なんですが、『For フルーツバスケット』です」
 
解説しよう。(by 漫画ヲタ・シエスタ)
 
『フルーツバスケット』は白泉社「花とゆめ」に連載されていた少女漫画。
作者は高屋奈月さん。
 
アニメ主題歌は岡崎律子の作詞・作曲・歌唱ですが、華ちゃんは堀江由衣バージョンをチョイス。
 
堀江由衣は、ヒロイン本田透役の声優さん。
本曲をカバーしました。
 
華 「とても穏やかな曲です」
 
そう、曲調は優しくメロウ。
曲だけ聴くと、アニメ主題歌だと気づかないかも。
 
歌詞は「痛み」「傷」「嘆き」など、心に響くキイワードが散見されます。
 
華 「夜寝る前や、朝出かける前に聴いて、『よし、今日もがんばれる』と」
 
己を鼓舞しているそうです。
華ちゃんと透くんがダブりまする。
 
そういえば、明日海さんも『ロミオの青い空』がお好きで、ディナーショーで主題歌を歌ってらしたっけ。
アルフレド……!(涙)
 
華ちゃんも、みりおさんも、心の糧になる良質な作品と出会えたんですね。
 
フルーツバスケット
 
★100期生
 
100期生として入学・入団した華ちゃん。
 
華 「100周年ということで、音楽学校時代から、様々な方々(OG)とお会いできたり、色々な経験をさせて頂きました」
 
 
★輝月ゆうま
 
華ちゃん出演回の翌週はリクエスト特集。
さらに、その翌週は月組・輝月ゆうまが登場。
 
小山 「輝月さんは知ってる?」
 
華 「はい。初舞台が月組さんでしたので」
 
百周年の記念公演でしたね。
 
華 「とてもお優しくて。 今も、劇団でお会いしたら、お声を掛けて下さいます」
 
小山 「『華ちゃんが頼れる兄貴と言ってたぜ?』と伝えておきます。(この言い方で)いい?」
 
華 「はい!そのままで、よろしくお願い致します」
 
和やかで、優しい空気が流れつつも、情熱的で力強い華ちゃんを垣間見ることができました。
 
答えにくそうな質問も散見しました。
 
例えば、「歌・ダンス・芝居のどれが得意?」って。
「好き?」ならまだしも、「得意?」…これは答え方によっては反発を招きかねません。
 
男役やOGならまだしも、現役娘役は「謙虚で控えめ」が求められがちですし。
 
そういった答え方の難しい質問にも、質問の意図を汲みつつ、工夫と機転を織り込んだ回答を返していました。
 
頭が良く、相手や視聴者への配慮…優しさを感じました。
 
考え込む事もなく、自然と応酬していたので、それが華ちゃんのパーソナリティなんでしょうね。
 
これは男役さんが組みたがる筈だわ、と思いました。
 
初演のはいからさんナウオンは、男役達がこぞって「華ちゃん、華ちゃん」でしたよね。
(視聴した友人達や妹が驚いていたものです)
 
仕事でもプライベートでも、最終的な決め手は、人柄なのでしょうね。
 
 
※ もちろん、一定水準以上の舞台技術も必要ですが。
 
 
▽ 東京公演も楽しみですね

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