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星組新人公演『眩耀の谷』感想①

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 2020年2月25日(火)は星組『眩耀の谷』新人公演を宝塚大劇場にて観劇して参りました。

本公演は開幕してまもなく、観劇しました。
その時点ではよく呑み込めず、感想も書けず。
新人公演を観て、

「そういう話だったのか!」
「そういう事を伝えたかったのね……いい話じゃないの」

…と、今更ジーン。
謝先生の深い想いが伝わりました。(遅)

新人公演は少人数で行う事もあり、整理されるのかな?
どの組も、新公を観ることで、本公演の謎が解ける傾向を感じます。

本作の新公キャスト陣は軒並み声がよく響き、滑舌が良く、台詞が聴き取りやすい事も勝因かと。

それでは、演出家とキャストの感想・第一弾です。


★新人公演担当演出:野口幸作

大劇場デビューも果たされた野口先生。
まだ新公も担当して下さるんですね。
謝珠栄先生の本公演を忠実にトレースしつつ、よりメリハリが利いていたように感じます。

野口先生はエンターテインメントの仕掛け人として才能豊かな印象。
劇場ロビーでお客様を出迎えるお姿はマジメ青年風味でしたので、その落差もツボてす。
振り幅が広そう、手持ちカードがまだまだありそうで。
(別の人と間違えてたら、ごめんなさい)


★碧海さりお(101期・研5)
丹礼真/本役:礼真琴 95期・研11

101期生の中で、3人目の新公主演者が誕生しました。
チャリオ君、新公初主演おめでとうございます!!

少し高めの、爽やか好青年の声。
滑舌も良く、台詞はクリアに聴き取れます。

幕が上がってすぐ始まる歌から、緊張が伝わりました。
声量はたっぷりあります。
話が進むにつれ、歌も安定してきました。

ダンスシーンは少ないながら、光っていました。
群舞のセンターに立っての群舞は、特に印象的。

小道具を持ちながらのダンスは難易度が高いと思います。
群舞だから、周囲に当たらないか…といった心配もあるでしょう。
碧海くんはじめ、舞台上の組子さん達は堂々としたものでした。

若々しい空気感。
柔らかな包容力。

礼真琴の「丹礼真」像に寄せつつ、爽やかで懸命な青年像を構築していました。


★桜庭舞(100期・研6)
瞳花/本役:舞空瞳 102期・研4

まめちゃん、新公初ヒロインおめでとうございます!!

雪組時代から、舞ちゃんの新公ヒロイン姿を待ち続けてきました。
BOW SINGING WORKSHOPの雪組編で歌った『AMAZING GRACE』は印象深かったです。
まだ研3でしたよね。

声が綺麗で、歌唱力も高い。
演技力もあり、安心して観ていられます。
安定感すら感じます。

まめちゃんは『デビュタント』『アルジェの男』等で台詞を言う時、妙にキンキンした発声が耳につく事がありました。
双方とも、気の強い役柄だったから、役作りの為そうなったのかな?…と想像しています。

今回は柔らかな発声に。
耳に優しく、本来の持ち味に近い魅力を出せたのではないか…と感じています。

もっと早くに抜擢されてもおかしくないヒロインでした。
おめでたい気持ちと、今まで勿体ない事をしてきたなぁ(涙)という気持ちがないまぜに。
男役に比べると、娘役は旬が早く来るだけに。
新公はもちろん、本公演でも、実力と魅力を発揮していってほしい娘役さんです。

とはいえ、よく言われる「本役超え」とは思っていません。
舞空さんと桜庭さんは、カラーも得意分野も違いますし。
二人とも技術力が高く、若いながら安定感のある娘役さん…という点は同じですね。

これからますます、桜庭さんの活躍の場が広がりますように。
雪組時代から応援していたので、今回の抜擢は私にとっても嬉しいことでした。

▽新公の感想、続きます
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