Quantcast
Channel: シエスタの庭
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2993

花組新トップコンビ(柚香光&華優希)新たな船出

$
0
0
2020年1月6日(月)から仕事始めでした。
初日は早く帰ろうと思いつつ、ダメでしたね(^◇^;)

1月5日から、花組・瀬戸かずや主演『マスカレード・ホテル』開幕。

そして本日1月7日から、花組・柚香光主演『DANCE   OLYMPIA』の幕が上がります。

花組新トップコンビ・柚香光&華優希のプレお披露目。

タイトルやコンセプト(お芝居仕立てのダンス)を見ると、れいちゃんの得意分野を集約した感じですね。

ご覧になられた方の感想をお待ちしています。
(ライブビューイングは観る予定)

星組新トップコンビ(礼真琴&舞空瞳)と同じく、れいちゃんと華ちゃんも相性良さそう。

れいちゃんが華ちゃんをみつめる目が非常に優しいんですよね、前々から。

トップコンビの空気感は、観客にも伝わります。

れい華コンビは、信頼感あふれるラブップルぶりを見せてくれるのでしょうか。
そんなところも、期待しています。

下記は、柚香光インタビュー。
明日海りおから貰った手紙についても言及。

明日海さんの手紙にある「皆のためならいくらでも頑張れる」とのフレーズが印象に残っているそう。

ただ、解釈や実感はまだまだなんだとか。
正直者め。

「稽古場ではスッと胸に入ってきた」そうですが、れいちゃんはれいちゃんの感じ方で良いと思いますよ。

前任トップ(明日海りお)や、同時期にトップに就任した同期(礼真琴)や、その相手役(舞空瞳)とは色々と比較されるでしょう。

今の宝塚は劇団も観客も、歌唱力重視の傾向が強いと言われています。

そうは言っても、宝塚の場合は音楽学校入試の段階で「容姿端麗」が基準。
「綺麗が当たり前」の綺羅の世界。

宝塚に限らず、日本のエンターテインメント業界はビジュアル重視の傾向が根強いかと思います。
特にテレビが普及してからは。
(ラジオは、顔や姿は見えませんものね)

「舞台は総合芸術」というフレーズを見聞きします。
様々な要素が融合して、成立しているんですね。

容姿も技術も、そして多くのジェンヌが口にするように『心』も重視し、最高を追求してやまない宝塚。
素晴らしいスピリッツですね。

れいちゃんは極めてタカラヅカ的な美貌の持ち主。
華ちゃんは、まろやかで可憐な THE ヒロイン、

加えて芝居心があり、演技力が高い二人。

柚香光はざっくり役を捉えながら、繊細に作り込み、深めていく過程や二面性が面白い。
迷いや葛藤さえも、臆せず演技に反映させる所が、不思議と役にマッチしていたり。
(MESSIAH、ポーの一族など)

華優希の深みがある演技と、柔らかく包み込む雰囲気は観ていて委ねたくなる。
癒され、浄化されます。

さらに(主に歌唱面の)技術が上積みされていけば、鬼に金棒ですね。

あるいは、「歌が得意な生徒に振る」という選択肢もあります。

トップコンビはそれぞれの得意分野を自信をもって極められますし、歌が得意な生徒に活躍の場が増えて、WIN-WINかなと。

オールラウンダーもいますが、ある分野に特に才長けた人もいます。

人間、好きなものや得意なものほど伸びるし、伸びて自信がつけば、苦手分野にトライする余裕も生まれやすいかと。

れいちゃんんのキラキラパワーと思い切りの良いダンス。

華ちゃんの聴きとりやすい声で紡がれる台詞と、深く胸を打つ演技。

台詞を含めた話し方って、すごく大切だと思います。
相手に聴きとりやすく、理解しやすく話せる事もまた愛であり、才能でしょう。

従来の「当たり前」に囚われ過ぎず、フレキシブルに発想を転換していく事も試してみてほしいです、劇団さん。


★柚香光インタビュー(スポーツ報知)
https://hochi.news/articles/20200106-OHT1T50149.html?mode=photo&photoid=1

宝塚花組新トップ・柚香光がプレお披露目に前のめり!「舞台人生の大きな糧になるはず」



宝塚歌劇花組の新トップスター・柚香光(ゆずか・れい)のプレお披露目公演「DANCE OLYMPIA―Welcome to 2020―」(作・演出、稲葉太地)が7日、東京国際フォーラム・ホールCで開幕する。22日まで上演。

五輪イヤーのタカラヅカの魅力を、東京から発するダンスコンサート。第1幕は「雷の神様役」で芝居仕立てのショーを披露し、第2幕は世界各国を代表するダンスを踊りまくる。

 「こんなところにも筋肉があったのか、と思うぐらい、いろんな部分が筋肉痛で」「稽古時間が足りない。誰かが時計を回してるのでは?」と苦笑いするが「アクセルを踏み始める公演。稽古では何度もエンストを起こしていますが、終わった時、悔いなくやり切ったと思えたら、今後の舞台人生の大きな糧になると思う。パワーになるはず」と新章・第1節に自身も期待を寄せている。

 今後はトップとして舞台の上はもちろん、稽古場でも常に中心になる。「自分の稽古への向かい方、テンションなどで稽古場の雰囲気がすごく変わるんです。責任を直に感じますね。いいことでもあります」と笑顔。理想のリーダー像は「『ついてこい!』という気質ではないし、持ち上げられるのも違和感がある。今、想像しているのは、私が面白がって前のめりになっているのを見て『お、やってんぞ!』と、みんながついてきてくれるような。そういう吸引力。その原動力になるのが芸事ですね」

昨年11月、5年半にわたって花組を率いた6年先輩の明日海りおからタスキを託された。明日海が退団する際、もらった手紙につづられた「みんなのためならいくらでも頑張れる」との言葉が印象に残ったという。「その解釈、実感はまだまだですが、稽古場の段階ではスッと胸に入ってくる。仲間はいとおしいし、大事な存在。お手紙は今もリビングの真ん中に置いています」と、しみじみ。

 今春で入団12年目に入る第95期生。同期では星組・礼真琴が先にトップとして始動した。「心強い面もありますし、やはりプレッシャーも。どっちも。助け合える部分もあるし、だからこそ自分の課題、向かうべき壁を知る。まったくタイプの違う舞台人でいるからこその実感。だからこそ、ありがたい」。素直な心境を明かした。

 どちらも入団時から組替えなし。「組の価値観、大事にしていること、トップさんの影響とか、ささいな会話の中で違いを感じることも。それもいい刺激。今の花組の特徴は、とても協調性を大事にしていること。それを大切に、かつ、一人一人の武器、輝きを放っていけるようにしたいな、と礼との会話で感じました」。公演には雪組から異動してきた第97期の逸材・永久輝(とわき)せあも出演。「相当な緊張感、不安もあるでしょう。今、花組を知ろうと吸収しているところだと思いますが、でも時間の問題。言ってる間にぐっと来ますよ!」とカラッと笑った。

 新年を「戦いの年」と表現した。「体制ががらりと変わる時は、どこかでひずみが生じたり、うまくいかないことがあったり…。壁にぶち当たることは芸事だけでもあるのに、それにプラスして。でも、目を背けず、きちんと脳を使って、芸事の素晴らしさを見失わないで前進していきたい」。シャープな目がきらりと光った。

(筒井 政也)


▽新たな船出、おめでとう

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2993

Trending Articles