未来希望図、雪組101期が放送されたそうですね。
明日海Love友と妹が教えてくれました。
明日海Love友は「縣くん情報はシエスタに教えたらな」と思うそう。
縣ファン友は「明日海さん関係はシエスタに以下同文」と思うとか。
ホンマにな……ありがとうな(ホロリ)
「明日海さんと縣くん、タイプが違いすぎ」と驚かれます。
見た目はたしかに似てませんね。
私自身はごくシンプルに『初めて見た瞬間から、目が離せない』だけですが、よく不思議がられます。
改めて、明日海さんと縣くんの共通点を考えてみました。
・骨太な正統派男役
・宝塚との出会いは月組作品
・初舞台も月組
・瀬奈じゅんさんを尊敬
・現在、宝塚に人生を捧げている
・真面目でストイック
・挨拶がオリジナル
・スターオーラ抜群
・美形で、鼻が高い
明日海さんが人生を宝塚に捧げていることは、ご周知のとおり。
縣くんの稽古漬けの姿勢や、ストイック過ぎて笑いを誘う音楽学校時代の逸話を潤花ちゃんがカフェブレイクで披露。
現在の様子は雪組上級生がお茶会等で、話して下さる模様。
(ありがたや、ありがたや)
劇場ロビーやフルールで楽しそうに語られる「お茶会で聞いた縣千ネタ」が聞こえてきた事が何度かありました。
気分は、ミレーの落ち穂拾い。
話のネタにして下さり、ありがとうございます。
さて、雪組101期・縣千の『未来希望図』の話に戻ります。
★愛称は?
そのまま「あがた」です
★演じてみたい役
『ロミオとジュリエット』より「死」
ダンスで感情を表現をしたい
★歌ってみたい曲
『モーツァルト!』より「僕こそミュージック」
★今後の抱負
縣千という男役のカラーを追究したいですこれからもよろしくお願いします
…そうか、そうか。
シンプルかつ手短かにまとめましたね。
『ロミオとジュリエット』は「宝塚おとめ」でも、ずっと「演じてみたい作品・役」として挙げてます。
おとめ記載の役はロミオでしたが、今度は『死』と来ましたか。
確かに『死』は似合うと思います。
私が縣くんを認識したのは入団前、文化祭プログラムでしたが、明確に縣千に注目したのは『ドン・ジュアン』兵士マルセロ役から。
一幕ラストで銃撃で倒れ、死にます。
この死に様が、明日海りおのティボルトと重なりました。
仰向けで、目を見開いたまま。
通常でも、目を見開いたままは苦しい。
まばたきは生理現象ですから。
しかも天井のライトは眩しく、目はカピカピに乾くでしょう。
それを見開いたまま…なんて。
目にコンタクトレンズが入っていれば、さらに目の負担は増すでしょう。
明日海りおも瞬き一つさえ、演技の一環として考え抜く役者。
多くの人は、倒れて死ぬ時も目を閉じる事で『死』を表現します。
目を見開いたまま絶命する。
それは死が突然で、衝撃的だった事を示唆します。
死を受け容れ難い心理。
あるいは、死を理解する暇もない。
様々なことを表現できますね。
ティボルトや兵士マルセロが目を見開いたまま絶命したのは、演出家の指示かもしれません。
あるいは、演者が考えたのかもしれません。
兵士マルセロは下っ端なので、縣本人が考えた可能性は高そうです。
(当時、縣千は研2)
ティボルトもマルセロも、その死に様を通して無念や無常など様々な想いが伝わりました。
それは「強烈なライトの下で、目を見開いたまま」の演技により、表現されました。
物理的・肉体的な負担を伴ってのもの。
兵士マルセロは幕が下りるまで、目を見開きっぱなし。
兵士マルセロの演技を通して、明日海りおと縣千、それぞれの役者魂に震えました。
明日海さんは、私が連想して繋げちゃっただけですが。
改めて、すごい役者だと感じ入りました。
縣千は、明日海りおの役者魂・男役魂を引き継ぐ一人であろうと思っています。
(これまた勝手に思い込んでます)
明日海さんと縣くんに直接の関わりがなかった事が惜しまれます。
「宝塚は一つ」とはいえ、明日海りおの薫陶を受けてほしかったな。
せっかく現役時代に、同じ劇団にいられたのですから。
明日海りおトップ在任中、花組に一度たりとも初舞台が回って来なかった事も残念です。
(2014年に100期生の組廻りはあったものの)
初舞台は誰にとっても特別ですものね。
そして、明日海りおと縣千をつなぐ共通の人物は、望海風斗。
望海さんは、明日海さんと同期で、寮も同じ部屋だった事は有名な事実。
明日海さんが月組から異動し、望海さんが雪組へ異動するまで、短期間ながら共に花組だった時期もありました。
2014年花組『エリザベート』初日挨拶での「望海だいもん」は、トップスター明日海語録・初期の名言でした。
「望海だいもん」「十筋縄・二十筋縄」「これで終わります(強制終了)」といった数々の名言を繰り出した明日海さん。
花組の舞浜コンサートでは、『さよなら皆様』を明日海さんが即興生アカペラで歌い、送り出してくれました。
あれはビックリし過ぎ & 嬉しすぎて、忘れられません。
鳴り止まないアンコールを鎮め、観客を無事に帰す為とはいえ、すごいよね。
客を喜ばせ、笑わせ、うっとり聴き惚れさせながら、素敵な思い出を更に加えて送り出してくれました。
この様子は『Delight Holidays』Blu-rayに収録されています。
劇団さん、粋な計らいをありがとう…!
一方、望海さんと縣くんは雪組『幕末太陽傳』で高杉晋作を、本公演(望海)と新人公演(縣)で分け合いました。
…で、望海さんや彩風咲奈さんが2017年の年末特番だったかな?
そこで、組子たちの来年への抱負を見ていく中で、「あがた色を打ち出していきたい」に爆笑。
望海「これ以上、あがた色は出さないで〜〜♪( ´▽`)」
彩風「彼女はまだ出し足りないと思ってるんですかね?( ´ ▽ ` )」
…って、どんだけ独自色を打ち出してたの、縣くん?
この時、たしか研3の終わりだったかと。
望海さんや彩風さんは本役として関わり、縣くんの持ち味をよくご存知だったのでしょうね。
大ウケでした。
きっと縣くんも、本人的には大真面目(←重要)にナイスボケをかまし、望海さんに笑いを提供していたのね。
望海さんの宝塚人生の最初(音楽学校と寮)と、集大成(トップとして立つ雪組)それぞれで関わりを持っている明日海さんと縣くん。
直接関わりはないけれど、なかなかに興味深いご縁かも。
だいもんが面白がって下さる度量のある方で良かったね、ちさとちゃん。
縣くんの未来希望図なのに、明日海さんや望海さんの話を絡めるあたり、私って………いつもの事か!(おーーーい)
…そして、のぞ様・みりりん・ちさと、三人の共通点は「宝塚ファン」なのでした。
ファン時代、月組スキーですよね、3人とも。
偶然にも。
……私もそうなの…ってお呼びじゃない?
ごめんなさいよ〜〜〜(^◇^;)
▽タカラヅカ・フォーエバー♪( ´▽`)

にほんブログ村