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ノートルダム大聖堂火災、新たな火種

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2019年4月15日夜、ノートルダム大聖堂(フランス)が火災に見舞われたニュースは、世界中に衝撃を与えました。

その修復費用として、多額の寄付が集まったそうです。
17日時点で、その額なんと約8億5千万ユーロ(約1,070億円)
現在はさらに増額していそうですね。

そして巨額の寄付をめぐり、新たな論争が勃発しているのだとか。
それは、集まった寄付金の使途について。

気前よく寄付する富裕層への批判や、貧困層の救済を優先しようとの声が出ているのだとか。

寄付をすれば税金の控除もあるので、善意の寄付を「税金対策」と非難するむきも。
それを受けたある富豪は、税金の控除を放棄すると発言したそうです。

なるほど、確かに貧窮者の援助は、人命に関わる問題。
いくら歴史的建造物、フランスを代表する文化財とはいえ、人命より優先されるか…は疑問ですね。

しかしながら、「ノートルダム大聖堂のため」に集まった、善意のお金です。
裏返せば、ノートルダム火災がなければ、個人のポケットに収まっていたお金。
「金を持ってるなら、出せよ」という態度は、追いはぎに近い気がします。

私なら、どうするか?
ちょっと考えてみました。
あくまでも、個人的な思いつきですが。

私なら、ノートルダム大聖堂の修復基金をつくり、そこに全額を預け入れます。
そして、修復に必要な費用を見積もります。
その見積に沿って、まず修復を進めていきます。

余剰金があれば、修復基金にそのまま保管。
できれば、信頼できる金融のプロの力を借りて、健全に資産運用を行います。

(可能であれば、見積をとった時点で開始できれば、なお良し)
(お金に働いてもらって、お金を殖やすことが出来れば良いなと)

さらに同基金の目的・用途の幅を広げ、生活困窮者の自立支援などにも使えるようにします。
見積を立てた時点で相当の余剰金が見込めれば、修復期間であっても、貧困救済にもお金を遣えるかもしれません。

困っている人の為に持てるものを分け与え、支援することは、神の御心にも適うでしょう。

花組『MESSIAH』でも、そう言ってましたよね。
男前の小左衛門(瀬戸かずや)の言葉に、天草四郎(明日海りお)が感銘を受けていました。

寄付と再建方法で論争・ノートルダム火災、仏社会結束ならず(Yahooニュース)
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