月組バウホール公演『アンナ・カレーニナ』を観て参りました。
実はロシア文学って、ちょっと苦手で…。
演目自体は食指が動かないなぁ…と思ってたんです……が。
いざ幕が上がるや、グイグイ引き込まれました。
ストレートプレイに近く、見応えのあるお芝居です。
冷静になると、『アンナ・カレーニナ』って酷い話なんですよ。
自業自得…といえば、身も蓋もありませんが。
でも、人間のサガというか、弱さ・脆さ・切なさを感じました。
演出は、植田景子先生。
中だるみのない話運びで、2時間があっという間。
重いはずの話を、テンポ良く観せて下さいました。
アンナ・カレーニナを軽快に観せる技をお持ちとは……驚きを隠せません。
景子先生……ハンナに続き、やって下さいますなぁ…!
(『ハンナのお花屋さん』好きすぎて困る)
『ポーの一族』で、明日海エドガーを「美の暴力」と表現したのは柚香光でしたね。
89期・美の暴力シリーズ。
いやほんま、シリーズ化したら良いと思う。
美弥アリョーシャ……色気ダダ漏れ。
美の暴力・明日海りお。
色香の洪水・美弥るりか。
男前の極致・七海ひろき。
艶声の魔性・望海風斗。
…かちゃ(凪七瑠海)……う〜ん、う〜〜ん。
あのしっかり者の兄貴を、どう凝縮したらいいの?!
募集したい、かちゃのキャッチフレーズ。
…と、話が横道に逸れました。
キャスト別の感想も書きますね。
語りたすぎて困ります。
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